第358号(令和4年3月6日) 1ページ
最終更新日:2022年3月6日
地域と学校 パートナーシップ事業
問い合わせ 秋葉区教育支援センター(電話:0250-25-5500)
本市では、学校が今まで以上に地域に開かれ、地域とともに歩むことができるように、「地域と学校パートナーシップ事業」を行っています。区内全ての小中学校に配置されている地域教育コーディネーターが、地域と学校をつなぐ核となり、地域のボランティアや保護者などとともに、各学校ではさまざまな教育活動が展開されています。
今号では、地域教育コーディネーターとボランティアの活動について紹介します。
私たちが地域教育コーディネーターです!
地域教育コーディネーターは、校長の経営方針を受けて、学校と地域の「ひと・もの・こと」をつなぐ役割を果たしています。学習支援、登下校の安全見守り、花壇や畑の整備などのボランティアを募集して、その活動をサポートしています。また、活動の様子を随時情報発信しています。
渡邉 香代子(金津中)
古川 節子(小合小)
よりよい活動につながるように研修会を行っています
コミュニティ・スクールについて学びました
令和4年度に市内の小中学校、中等教育、特別支援学校にコミュニティ・スクール(学校運営協議会制度)が導入されます。保護者、地域住民、学校が一体となって子どもの成長を支える体制を築き、「これからの社会をたくましく生き抜く力の育成」を目指した「地域とともにある学校」づくりを進める制度です。
この制度の導入に向けて、研修会を行い、制度や地域教育コーディネーターとしての関わり方などの講義を受け、来年度からの取り組みに真剣に向き合いました。
講義のあとはグループに分かれ、各校の現状や課題を話し合いました。課題や問題点についてはその場で講師から指導いただき、全員で情報を共有することでより知識を深めることができました。
地域の良さを紹介できるように地域についても学んでいます
地域について知るために、新潟シティガイドの本田富義さんを講師に迎え、「戊辰戦争~新津でおきたこと」の講演をお聴きしました。日本の歴史に関わることがこの地でも起きていたことを学び、コーディネーターも興味深く学びました。このほかにも、金津地区や小須戸地区、新津駅周辺などを散策して、秋葉区の歴史や産業、地域の特色についても学んでいます。
皆さんも学校支援ボランティアに参加してみませんか?
~ボランティアさんにお話を伺いました~
新津第二小学校
星野 まさ子さん
活動のきっかけは、地域の回覧板でのコーディネーターだよりや年度始めのボランティア募集の案内を見たことです。ボランティア活動をやりたいと思っていたこともあり、退職後に申し込みをしました。地域の大人としてボランティアに参加しながら、子どもたちの成長を見守っています。特に校外学習の引率などでは、子どもたちとの会話を楽しみながら、純真な姿から元気をもらっています。体の続く限り、これからも参加したいと思っています。
新津第五中学校
権平 功一さん、田邉 佐平さん
中庭の学校畑で、生徒たちが毎年5月に野菜の苗植え体験をします。今年もボランティアとして、土作りからうね立て、マルチ張りなどのお手伝いし、子どもたちとトマトやピーマン、サツマイモなどの苗を植えました。野菜の成長を見守り、秋には大きく実った野菜を一緒に収穫します。もう若くないけれど手伝いをしていると気持ちが若返り、子どもたちから元気をもらえます。これからも生徒に寄り添いながら、続けていきたいです。
学校支援ボランティアに関心のある人は各学校へお問い合わせください。
皆さんのご参加お待ちしています!