第378号(令和5年1月1日) 1ページ

最終更新日:2023年1月1日

AKIHA NEW YEAR 2023

明けましておめでとうございます。2023年がスタートしました。
皆さんはいかがお過ごしでしょうか。
今号では、秋葉区で活躍されている方に、
秋葉区の魅力や今後の抱負などをお聞きしました。
今年もあきは区役所だよりをよろしくお願いします!

AKIHA麺屋 粋翔 店主 小泉 翔太さん

 秋葉区の魅力は、四季がはっきりしていて農産物のおいしさが感じられるところです。店でも秋葉区産にこだわり、地元の農家さんのお米やネギ、玉ねぎなどの野菜を使用しています。また、小須戸のマルタスギヨの醤油や秋葉硝子のグラスも使用しています。
 今は秋葉区産の小麦で麺を作りたいと、試行錯誤を繰り返しています。製粉が難しく、黒くなってしまってなかなか普段の麺にならないため、とても苦労しています。どうにか今年の小麦の収穫時期までには麺づくりを成功させたいと考えています。
 秋葉区は人が温かく、いろんな人とのつながりもできてきています。少しずつ実現に近づいていますが、made in 秋葉の一杯、秋葉区産で作られている一杯を作ることが今後の目標です。

 

矢代田小学校 伊藤 桃寧さん

 総合学習でもち麦について学習する中で、栄養はあるのにあまり知られていないことが分かり、多くの人に知ってもらい広めていくにはどうしたらよいかをみんなで考えました。その1つとして、クラスでもち麦のキャラクターを作ることになり、私は「もちもち麦太郎」を考えました。もち麦の体にお茶碗の帽子を乗せて、もち麦と秋葉区をイメージして作りました。子どもも大人も親しみやすくて覚えやすい名前をつけるのが難しかったです。最初は学校内だけのキャラクターだったのですが、秋葉区のお店などでも使われるようになり、びっくりしましたが嬉しかったです。
 将来デザイナーになりたいので、こんなふうにイラストを描く機会があったら、これからも挑戦していきたいです。


もちもち麦太郎

保育士シンガーソングライター TAMiさん

 子育てイベントや保育園、子育て支援センターなどで、パネルシアターの音楽ライブを行っています。オリジナルソングに合わせて、手作りのパネルシアターを展開して、親子で楽しんでもらっています。
 子どもに喜んでもらうことはもちろんですが、お母さんにも喜んでもらいたい。今はお子さんに合わせているけれど、お母さんもきっと好きな曲があったはず。そんな想いから、お母さんも楽しめる、大人も一緒に盛り上がれるようなライブをお届けしたいと思って活動しています。
 今年は3月に秋葉区文化会館でファミリーコンサートを行う予定です。昨年はオンライン開催になってしまったので、今年はぜひ実現させて、楽しいコンサートを成功させたいです。

 

パッチワークAKIHA 那須 彩乃さん

 昨年10月に、東京から秋葉区に移住してきました。大学では地域創生学部で学び、地域の活性化に興味を持ち、現在はまちづくりをビジネスとする会社で働いています。
 大学時代に宮城などで地域実習を経験して、地域には面白い人がたくさんいると感じました。秋葉区も人が楽しく温かく、面白い人も多い。そんな人や地域の資源がまだまだ眠っているので、それを掘り起こして、つないで、秋葉区の魅力をいろんな人に伝えていく、そんなパイプ役になりたいと思っています。
 今は今年秋にオープン予定のゲストハウスの運営準備をしています。目標は、それまでに秋葉区のことをもっと知って、知らないお店がないくらいになることです。また、私たちの活動についても多くの人に知ってもらえるよう、発信していきたいです。

 

ベビーサロンメイプル 長谷川 恵子さん

 秋葉区をもっときらきらさせたい!と活動している「Akihaきらきらプロジェクト」に参加しています。きらきらプロジェクトでは、家族で、地域全体で、自然と子育てに参加できる秋葉区を目指し、お母さんたちの支援につなげたいという想いでメンバーと一緒にできることを考えています。活動の1つとして、イベントで親子で楽しんでもらえる場所を作っています。私は手形アートの資格を持っているので、作品を作りながらお母さんがリフレッシュできるような時間を作れるようにしています。子どもはお母さんが笑顔だと笑顔になると思うので、そんな機会になればいいなと思います。
 今年はもっとたくさんの人に手形アートを体験してもらって、親子が笑顔になる機会を提供できたらと思います。

 

里山ガイドの会 山崎 幸雄さん

 里山の魅力を多くの人に伝えるため、ガイドとして活動しています。毎週土曜日の午前中は、里山ガイドの会が里山ビジターセンター周辺を案内しています(12月から2月はお休み)。かつて石油を採掘していたころの歴史を感じることのできる石油処理施設群や、石油がしみでる地層(金津層)が観察できる一ノ沢コースなど、菩提寺山にはたくさんの魅力があります。その魅力をガイドが伝えることで、地域の資源である里山が、地域の宝物になればいいなと考えています。
 昨年、里山ビジターセンターの近くで、絶滅危惧植物キツネノマゴの群落を見つけました。夏に咲くこの小さな雑草は、夏のハチの活動を支える貴重な食糧になります。この群落を維持する方法を、今後皆さんと考えていきたいと思います。

 

人と暮らしが輝く秋葉区へ! 秋葉区長 長崎 忍

 令和5年の新春を迎え、皆さまの健やかな一年の始まりを心からお慶び申し上げます。
 秋葉区長に着任して早9か月。この間、区民の皆さまによるさまざまな活動に立ち会い、自治協・コミ協・町内会、商店街や各種団体にAkiha女子・中学校生徒会など、沢山の方々と言葉を交わしました。話題は現在の困り事から、5年後10年後の秋葉区への期待や必要なモノ・コトまで多岐にわたり、いただいたご意見・ご提案は職員と話し合いながら順次整理・着手しています。
 一方、区内各所で老朽施設の解体・撤去や建替えが進むなど、街の姿が変わりつつあります。街の機能・役割も、社会ニーズの変化とともに次代を見据えた再編・更新が求められ、秋葉区のリニューアルは今後さらに進むと考えています。
 さて昨年、小中学校と家庭(PTA・保護者)、地域が一体となって子どもの成長を支える「コミュニティ・スクール」が本市でスタートしました。既に複数のコミュニティ協議会が学校と連携した事業に取り組み、中には小学校の「総合的な学習の時間」にも地域を挙げて協力しています。活動を通して学校と家庭、地域が成長する機会になると確信しており、区内全域で活発な活動が展開されるよう区としても注力していきます。
 まだまだ新型コロナウイルス感染症の対応は続きますが、里山と川に囲まれて歴史と自然が豊かな秋葉暮らしに、より一層磨きを掛けていきましょう。ぜひ皆さまのご参加、お力添えをお願い申し上げます。

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