第395号(令和5年9月17日) 1ページ
最終更新日:2023年9月17日
幼稚園ってこんなところ!
幼稚園では、「思考力の芽生え」や「社会生活との関わり」、「豊かな感性と表現」などの『幼児期の終わりまでに育ってほしい姿』を軸に、質の高い保育を目指し取り組んでいます。区内の幼稚園は、それぞれ特色ある取り組みを行っています。
問い合わせ 秋葉区教育支援センター(電話:0250-25-5500)
新津第一幼稚園の取り組み
遊びは学び!幼稚園のここがすごい!
自ら考える力を育てる
発表会の劇は、子どもたちの「興味」から始まります。興味のあることから題材を考え、自由な発想でお話を作り、歌や踊り、せりふ、衣装や道具に至るまで、ほとんど全てを子どもたちと一緒に考えます。世界に一つだけの劇を作り、表現することを楽しみます。
また、カレーパーティーでは、どんなカレーにしたいか、そのためにはどんな材料が必要かを子どもたちが考えます。苗から育てた野菜も使って、おいしいカレーを作り、年下の子に振る舞うことで、さらに充実感を味わっています。
与えるのではなく、子どもたちが考えて行動することを大切に、保育をしています。
発達段階に応じた丁寧な教育
一見すると、何気ない砂遊び。実は、遊ぶ年齢や子どもの思考の状況によって、用意する遊具や数、配置などを変えています。年少さんはまだまだ一人で遊びたいころ。繰り返し楽しめるよう、小さな遊具を人数以上に用意して、一人一人のスペースを確保しながら、じっくりと取り組める環境を作っています。年長さんには友達との協同性を高めてほしい。そのために、あえて一人では持てない大きなバケツや友達とつながりを持ちながら遊ぶことができる遊具も用意します。友達と一緒に考えること、力を合わせることができる環境作りを大切にしています。毎日、同じように見える砂遊びでも、細かな援助があり、こうした「教師の援助」は、保育のどの場面でも行われています。
一人一人と向き合い成長を見守る
毎学期末に、子どもたち一人一人の「成長のあしあと」を作成しています。幼稚園教育要領で示されている「幼児期の終わりまでに育ってほしい姿」の視点から、一人一人の成長を写真で振り返るオリジナルの成長の記録です。子どもたちの成長はそれぞれ違います。その成長の様子を、それぞれの写真とともに、その姿に行きつくまでの過程や心の葛藤、経験などを保護者と共有し、目に見えない「心」や「非認知能力」も含めた成長を実感します。子どもも、保護者の喜ぶ姿、自分の姿を目にすることで、自分の成長を幼児なりに自覚し、自信につなげています。
新津第一小学校との連携
「小学校の田んぼに、オタマジャクシがいたよ!」「このイモムシの名前を調べに、(小学校の)図書館に行ってきます」「あ!○○先生!」。幼稚園の子どもたちにとって、小学校はとても身近な場所です。そして、小学校に行くことが大好き。楽しいことがたくさんあって、優しい先生がいる。お兄さん、お姉さんは、優しく遊んでくれたり、授業中は真剣な表情を見せてくれたり、とても憧れの存在です。教職員同士も、関わり方や環境などを考え合ったり、情報交換をしたりして、研修を重ねています。子どもたちの笑顔のために、積極的な連携を進めています。
それぞれ特色ある教育をしています
新津第一幼稚園
電話:0250-22-1269
所在地:新津本町4-4-3
新津第三幼稚園
電話:0250-24-5735
所在地:山谷町3-4785
結幼稚園
電話:0250-22-1338
所在地:結160-3
※市之瀬幼稚園は今年度末で閉園になります
満3歳児入園が始まりました
新潟市立幼稚園では、今年度2学期から満3歳児保育が始まり、3歳の誕生日を迎えた日から入園できるようになりました。今年度、秋葉区の3園では、15人の満3歳児が入園します。
来年度の募集については、「新潟市立幼稚園令和6年度園児募集要項」をご覧ください。また、各幼稚園に連絡して様子をご覧いただくこともできます。一人一人に目を向けた質の高い保育の中でお子さんを育ててみませんか。
ブラチスラバ 世界絵本原画展
絵本でひらくアジアの扉
11月5日(日曜)まで新津美術館で開催中
「ブラチスラバ世界絵本原画展」は、スロバキア共和国の首都ブラチスラバで2年ごとに開催される世界最大規模の絵本原画コンクールです。
本展では、第28回展に日本代表として参加した15人と、韓国代表として参加した14人の作家の絵本原画を展示します。両国の作品を中心に、世界の絵本の
しおたにまみこ《たまごのはなし》(部分)2020年
降矢なな《ヴォドニークの水の館》2020年
チョ・ミザ《タイヤワールド》2020年ⓒCHO Mija
オ・セナ《黒うさぎ》2020年ⓒOH Sena
関連イベント(申し込み不要)
知りたい!韓国の絵本カルチャー
講演会「韓国絵本の歴史と魅力」
講師
日時 9月17日(日曜)午後1時半から午後3時
定員 先着50人
担当学芸員によるギャラリートーク
日時 9月23日(土曜・祝日)、10月22日(日曜)午後2時から(30分程度)
定員 各回先着30人(要当日観覧券)
チケットプレゼント
無料招待券を抽選で5組10名様にプレゼント!
問い合わせ 地域総務課広報担当 電話:0250-25-5673
応募方法 9月27日(水曜)(当日消印有効)までにはがき、ファクス、新潟市オンライン申請システムのいずれかで下記【必要事項】を明記の上、秋葉区役所地域総務課広報担当へ(〒956-8601 程島2009番地、ファクス:0250-22-0228)
【必要事項】(1)氏名(2)住所(3)電話番号(4)秋葉区でおすすめのフォトスポット
※応募は1人1通、当選者の発表はチケットの発送をもって代えます(10月上旬)
新潟市新津美術館
秋葉区蒲ヶ沢109-1
電話:0250-25-1300
開館時間 午前10時から午後5時(観覧券販売は午後4時半まで)
休館日 9月19日(火曜)、10月2日(月曜)・10日(火曜)・16日(月曜)・30日(月曜)
観覧料 一般1,000円、大学・高校生800円
※中学生以下、障がい者手帳・療育手帳をお持ちの方は無料