松くい虫とは
最終更新日:2012年6月1日
マツノマダラカミキリの幼虫
松が枯死する直接の犯人は、マツノザイセンチュウという体長1ミリメートルにも満たない小さな線虫です。
初夏になると、この線虫を健全な松に次から次に運んで被害をまん延させるのが、体長約3センチメートルのマツノマダラカミキリです。
松くい虫とは、線虫の「運び屋」であるマツノマダラカミキリのことをいいます。
松くい虫被害が発生やすい気象条件は「高温少雨」です。
マツノマダラカミキリの産卵期(7月上旬~8月下旬)に高温になると、活動が活発化し繁殖が増大します。
また、少雨になると松が弱り、樹皮の下に産卵がしやすくなります。
なお、新潟市では、昭和53年に秋葉区の新津地区で初めて松くい虫被害が発生しました。
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