にいがた共育通信 令和3年度 第91号
最終更新日:2021年9月27日
令和3年度わたしの主張新潟市地区大会(報告)
令和3年度わたしの主張新潟市地区大会が開催されました。
日時:令和3年8月21日(土曜)
会場:黒埼市民会館
主催:新潟市青少年育成協議会・新潟市教育委員会
参加者:中学生、青少年健全育成団体関係者、教育関係者、一般市民等
大会の様子
最優秀賞に選ばれた白井さん(曽野木中2年)
中学生が日ごろ考えていることや体験したこと、地域社会と関わることなどから生まれてくる中学生らしい考えを発表することにより、多くの市民に現代の中学生への理解や関心を深めてもらい、青少年の健全育成の機運を高めることをねらいとして、わたしの主張新潟市地区大会が開催されました。
昨年度は新型コロナウイルス感染症拡大に伴い、発表は行わず、作文審査のみとなりましたが、今年度は、感染症対策を十分に講じたうえで、新潟市内の各中学校から選ばれた中学生8人が「わたしの主張」の発表を行いました。会場には発表者のほか、家族や引率の先生、60人以上が来場し、中学生の発表に耳を傾けました。
また、アトラクションとして国際交流協会の大学生による留学体験発表がビデオメッセージの形で行われました。
参観者からは、「コロナ禍の中で、たくさんの聴衆が会場に来ることはできませんでしたが、もっと大勢の方に聞かせたいくらい立派な発表でした。」「発表者の皆さんの夢や将来に対する思い、社会に対して思うことなど熱い思いの片りんに触れさせてもらい、感動を覚えました。」「アトラクションの留学体験発表では知らないことを知ることができました。」の感想をいただきました。全ての発表者から、素晴らしい「わたしの主張」を発表していただきました。
詳しくは、下記のリンクページからご覧ください。
令和3年度わたしの主張新潟市地区大会を開催しました
令和3年8月21日(土曜)、黒埼市民会館において、令和3年度 わたしの主張 新潟市地区大会を開催しました。
この大会は、中学生の皆さんが日ごろ考えている意見を発表することで、自らが健康な心身づくりに努めるとともに、多くの大人に現代の中学生への理解や関心を深めていただくことを目的として開催するものです。
新潟市内の各中学校から選ばれた生徒がステージの上で主張を発表しました。
5人の審査員による審査の結果、最優秀賞に曽野木中学校2年生の白井晴菜(しらいせいな)さんが、優秀賞に新潟明訓中学校3年生の安田梨乃(やすだりの)さんと坂井輪中学校3年生の加藤日菜(かとうひな)さんが選ばれました。
なお、白井さんは新潟市地区の代表として、新潟県大会に出場します。
注記
9月11日(土曜)に魚沼小出文化ホールで開催予定だった新潟県大会は、新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、会場での大会開催を中止し、映像審査に切り替えて実施することになりました。
発表者、司会者、審査員の集合写真
大会結果
賞 | 題名 | 学校名 | 学年 | 氏名 |
---|---|---|---|---|
最優秀賞 |
闇を照らすトーチのように | 曽野木中学校 | 2 | 白井 晴菜 |
優秀賞 | 音楽とともに | 新潟明訓中学校 | 3 | 安田 梨乃 |
優秀賞 |
身近な人の「老い」と向き合う | 坂井輪中学校 | 3 | 加藤 日菜 |
奨励賞 | 夢を実現するために | 木崎中学校 | 3 | 佐久間 凜果 |
奨励賞 |
命は平等 | 坂井輪中学校 | 2 | 小林 真希 |
奨励賞 |
「主張したいこと」はありますか | 鳥屋野中学校 | 3 | 手代木 幸 |
奨励賞 |
一言 | 高志中等教育学校 | 3 | 清野 真央 |
奨励賞 |
何のために勉強をするのか | 黒埼中学校 | 3 | 園田 かづは |
優秀賞・奨励賞は、発表順です。
(問い合わせ先 教育委員会 地域教育推進課 電話:025-226-3277)
教職員が生き生きと子どもたちと向き合うために 地域や保護者の皆さんの力を学校教育に
第3次多忙化解消行動計画
教職員が自らのワーク・ライフ・バランスを確立し、心身ともに健康であることは、生き生きと子どもに向き合うための基盤です。令和3年3月、新潟市教育委員会は第3次多忙化解消行動計画を策定しました。本計画のキーワードは「協働」と「分担」です。
取組は「3つの窓」から構成されており、全部で35の取組があります。
- 窓1 地域・保護者・外部人材等との協働・分担 7の取組
- 窓2 同僚との協働・分担 9の取組
- 窓3 教育委員会との協働・分担 19の取組
今回は、「窓1-(1) 学校事務支援員の配置」の取組について紹介します。
学校事務支援員とは
新潟市教育委員会は、平成30年度から学校事務支援員の配置を開始し、令和3年度は大規模校を中心に37校に配置しています。
これまで教職員が担っていた業務の一部(予習プリントや保護者向け文書の印刷と仕分け・来客の対応や電話対応・感染予防業務の補助等)に取り組んでいただき、教職員が児童生徒への指導や教材研究に注力できる体制を整えるためです。
学校事務支援員の仕事のようす
消毒液を補充する藤野さんの様子
西区の坂井輪中学校で学校事務支援員としてお勤めの、藤野昌子さんにお話を伺ってみました。
Q 学校事務支援員になったきっかけは?
A もともと五十嵐小学校で、PTA役員やボランティアとして学校に関わってきました。平成30年度から理科支援員になり、その後、学校事務支援員の仕事があることを知りました。子どもたちや先生方のお役に立てる仕事で、自分に向いていると思い応募しました。
Q 実際に学校内で仕事をなさってみて、気づいたことはありますか?
A 先生方は、生徒指導や保護者対応等、様々なことに日々追われているということがよくわかりました。多様な児童生徒がいるなかで、本当に一生懸命指導してくださっています。職員室でゆっくり一息つく暇がありません。地域、保護者、いろいろな人がいろいろな形で学校に関わることによって、先生方には「先生でなくては出来ないこと」に沢山時間を使っていただきたいです。
Q 日々仕事をする上で心がけていることは?
A 現在は、コロナ感染予防や会議資料の印刷、廊下の掲示物の整理等の仕事を中心にやっています。先生方はまじめで責任感が強いせいか、「全部自分でやらなくちゃ」と仕事を抱え込みがちになります。前任校で2年間学校事務支援員として勤務した時は、最初のうちは先生方も私も遠慮がちでしたが、関係ができてくる中で、授業で使うプリントの印刷や実験器具の後片付け等、お手伝いできる仕事の種類が増えていきました。現任校の勤務もようやく慣れてきたので、少しずつ声かけを増やし、先生方が私に気軽に仕事を頼める関係を築いていきたいです。
Q これまで学校事務支援員の仕事をやってきて、うれしかったことは?
A 先生方から「助かりました」の言葉をいただくと、すごくうれしいです。また、子どもたちのさわやかなあいさつや、生き生きと活動する姿から元気をもらいます。自分の子育ての参考にもなるし、とてもやりがいのある仕事だと感じています。
学校事務支援員になる資格要件は?
要件とする資格等は特にありませんが、教育公務員として、信用失墜行為の禁止や守秘義務の徹底等が求められます。勤務時間は、1日5.5時間で週27.5時間となります。
会計年度任用職員のパートとして広く公募を行います。
新潟市教育委員会では、学校事務支援員の他にも、教職員の業務を補助する会計年度任用職員の募集をしています。ぜひ皆様の力をお貸しください。
(問い合わせ先 教育委員会 学校人事課 電話:025-226-3239)
このページの作成担当
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