東区意見交換

最終更新日:2021年1月4日

新型コロナ関連

(1)

唾液によるPCR検査について

(2)

PCR検査専門施設について

(3)

オンライン化に馴染めない人へのケアについて
その他

(4)

地域の茶の間への交通手段について

(5)

木戸小学校区内における公園設置について

(6)

山ノ下地区における期日前投票所の設置について

質問1

唾液によるPCR検査について

発言者

 PCR検査の方法について、ひところ唾液検査というものが、感染の恐れもなく非常に簡便で検査できるという話を聞いていたが、どうなっているのか。

保健衛生部長

 唾液を取って、PCR検査をするという方法は非常に広がってきている。鼻から取る、咽頭ぬぐい液のほうが感度はいいのだが、唾液のほうが取るのが簡便だということで、唾液の検査も増えてきている。特に、例えば職場の全員検査をすることが必要になったときには、大勢の方を一遍に検体を取ることができるので、唾液の検査も増えてきている。しかし、適切な期間であれば正確な検査結果になるのだが、少し症状が薄れているときに取ると、鼻から取るものよりも少々感度が鈍いという特徴もあるので、これからも、簡便性と、感度とを使い分けて適切な検査をしていきたいと思う。

質問2

PCR検査専門施設について

発言者

 新潟市でPCR検査専門施設を造っているという話を聞いたが、いつ頃完成の予定なのか。

保健衛生部長

 すでにできて稼働しているところなのだが、そこは新潟県が設営し、新潟市医師会が請け負って運営している。その場所は非公開なのだが、例えば少し熱っぽいとか、喉が痛くて心配だと思ったときに、かかりつけ医、またはそこが分からなければ保健所にお電話をいただければご紹介するが、そこに一旦電話をしていただいて、そして受診をしていただいて、これはPCR検査をしたほうが良いとお医者さまが思われた時に、紹介してつないでくれる、ドライブスルー方式のPCR検査ができる相談外来という施設である。そして予約の上で、1日か2日後に車を運転して、あるいはどなたかに乗せていっていただいて、そこでPCR検査を受けていただくと、翌日には結果が分かってご連絡がいくということが11月からスタートしている。

質問3

オンライン化に馴染めない人へのケアについて

発言者

 先日、ある会議でコロナ禍における社会教育のあり方ということで会議があったのだが、やはりなるべく接触を避けるようなオンラインや、IT活用、デジタル化という話はほぼすべてに出てくる。しかし、お一人の方から、デジタルには慣れない人たちがいるのではないかというので、そういった方々が取り残される社会にならないようにという意見が出たので、ぜひともオンライン会議など、そういったことに馴染めないような皆さんもいるということを忘れずにケアしていただければと思う。

市長

 子どもたちだけに限らず、今、新型コロナウイルス感染症が発生してからデジタル化ということが一つの大きな目標、必要なものとして叫ばれているわけだが、もちろん今回の定額給付金の仕組みのように滞って支給に時間がかかったと、そういう反省の上で、デジタル化というものが今、叫ばれているのではないかと思う。デジタル化を導入するためには費用も時間もかかるし、そういうものを進める一方で、すべてがデジタル化に進むわけではなくて、情緒的な日本的なものも残していく必要があると思っているし、教育の分野においても、もちろんICT教育が進む一方で、それ以外の教育というものは、やはり必要だと思っているので、今後とも教育委員会と情報交換をしながら、新潟市の教育がよりよいものになるように取り組んでいきたいと思う。

質問4

地域の茶の間への交通手段について

発言者

 平成25年から地域の茶の間を実施している。開設当時、私も皆さんも若かったのだが、今は80歳くらいになり、一番問題になるのは会場まで行くための足がないこと。だいたい道中2、3キロあり、8年前は各自、自家用車でそれぞれ会場まで行くことができたのだが、今現在、運転できる人は2人くらいしかいないということで、行きたいのだけれども足がないからなかなか行けないという声がある。それをどうすればよいのか四苦八苦している。タクシーを頼んでもお金がかかるし、何かいい方法がないかと思って、個人の車を活用するなどいろいろと思案したのだが、国土交通省の規制に引っかかって、なかなか個人で勝手に車を動かすことができないということが分かり、そこをなんとか突破できる方法がないかと思っている。今、2台の車を使って、1回2、3往復して茶の間の参加者を送迎しているという実態なので、そのあたりいい方法があればお聞かせいただきたい。

市長

 高齢化が進んで地域の茶の間の送迎に大変ご苦労されているということで、東区では、第2層の協議体がコミュニティ協議会ごとにあるそうだが、社会福祉協議会に第1層の推進員もいるので、高齢者の足の問題に関して、今後、我々も皆さんと一緒になって考えていきたいと思っている。

区長

 補足させていただく。全国的な課題でもあり、また難しい問題である。いずれにしても、地域の方々と一緒に他区の取り組み状況、または区内のほかのコミュニティ協議会もいろいろな取り組みを検討している状況なので、そういった取り組みと連携しながら考えて、一緒に勉強していければと思うので、今後ともよろしくお願いしたい。

質問5

木戸小学校区内における公園設置について

発言者

 以前から木戸小学校の校区に公園がないということで、何度か相談させていただいている。公園はたくさんあったのだが、徐々に更地になり、今は子どもたちが放課後、自分たちで遊びに行ける公園がほぼない。昨年相談させていただいた際に、土地を探していただければ作ることができるという回答だったので、やはり難しいのかなと思って半分諦めていた。1年生の生活科の授業で、公園を散策して木の実や花を採取したり、樹木を観察したりすることで自然の変化に気がつくことができるという体験をするのだが、相当探したが、校区にはそれに相応しいような公園もなく、昨年も大きな公園が一つ無くなった。牡丹山小学校の近くに寺山公園という素晴らしい公園を作っていただいたのだが、そこまで45分かかるので、地域のボランティアに付き添いをしていただいて行って来た。校区に公園を作っていただくことを検討していただけないか。

市長

 子どもたちが自然と触れ合って、そして情操教育ということで教育効果を高めていくと、子どもたちが健全に育ってくれるということで、やはり子どもが自然に触れるという、人間の本能のようなこと、そしてまた、自然というものが素晴らしい、生きているということ、自然も子どもと同じように成長するということ、いろいろなことを子どもたちが感じることができるのではないかと、私も思っており、公園の大切さを市長になってからもいろいろ考える機会がある。残念ながら、その地域には公園に相応しいような場が確保できるような状況ではないようであるが、できるだけ地域の皆さんから親しんでもらって、利用できるような公園を新潟市として増やしていきたいと思う。

質問6

山ノ下地区における期日前投票所の設置について

発言者

 山の下地域に、期日前投票会場の設置をということで、以前、区のほうに申請したのだが、回答は、以前、山の下地区に支所があったときには実施していたが、データ的に取ると、あまり進捗がないということだった。しかし、その6年前のデータと現在は、まったく状況が違っており、高齢化が進んでいるし、また若い方もいるわけなので、そういった意味で、1日ではなく、日にちを設けていただくと、もう少し投票率が上がるのではないかと捉えている。再三、私は申し上げていて、常に無理だというようなお話を聞くのだが、こういう機会なので、要請したいと思っている。

市長

 投票する場を地域の中で、しっかり確保して、投票率を上げたほうがいいというお話は大事なお話だと受け止めさせていただいて、できるだけ、期日前投票の場を確保することをはじめ、市民の皆さんから投票していただけるように新潟市として努めていきたいと思う。

区長

 補足させていただく。山の下まちづくりセンターにおける期日前投票所のご要望に対しては、以前もお伺いしているが、直近の期日前投票の投票率の推移を確認しており、前回の衆議院選挙等を含め、合併してからの状況と比較しても、投票率はある程度、上がって、効果が出ているという状況ではある。そうとはいえ、高齢化ということで、なかなか投票所に行きづらいという課題は解決しているわけではないので、投票の利便性をどのように持っていくか、また、これからの時代のあり方など、そういうものも引き続き選挙管理委員会と一緒に連携しながら注視していきたいと考えている。

このページの作成担当

市民生活部 広聴相談課

〒951-8550 新潟市中央区学校町通1番町602番地1(市役所本館1階)
電話:025-226-2094 FAX:025-223-8775

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