秋葉区意見交換
最終更新日:2013年1月16日
消雪パイプ用の井戸掘り工事により、自宅の敷地に陥没ができ、近所の家もブロック塀、土台、排水路に亀裂が入った。区役所に申し入れたが、半年経った今も復旧工事の対応がされていない。早急に対処していただきたい。 | |
JR新津駅前通りの現状は、シャッター通りの商店街がさらに深刻になっている。古町の活性化が言われているが、新津のまちなかにも配慮をお願いしたい。 |
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昨年7月の豪雨のとき、さつき野2・3丁目の避難場所が地域交流センターだったが、住民全員が避難したら入りきらないので、西部地区のコミュニティセンターの建設を今後の課題としてほしい。 | |
(4) | 社会福祉法人が、矢代田地区に小規模特別養護老人ホームを建設中だが、4月の開所予定が、来年3月頃の開所に変更された。同法人からは地元に全く説明がない。なぜこのような状況になっているのか。 |
(5) | 新津川は、水の量が非常に少なく、水質があまりよくない。美観の面からもあまりきれいとはいえない。水の量を増やすことによって、川辺で楽しめるような雰囲気をつくるなど、川を生かしたまちづくりを考えられないか。 |
質問1
消雪パイプ用の井戸掘り工事により、自宅の敷地に陥没ができ、近所の家もブロック塀、土台、排水路に亀裂が入った。区役所に申し入れたが、半年経った今も復旧工事の対応がされていない。早急に対処していただきたい
発言者
昨年の11月から、自宅前の公園で消雪パイプ用の井戸掘り工事があり、ものすごい振動と騒音で、家の敷地に陥没ができ、近所の家もブロック塀、土台、排水路に亀裂が入っていた。
区役所に対処をお願いしていたが、半年経った今も復旧工事等の対応がほとんどされていない。排水路に亀裂が入ったので、一昨日降った雨が流れ出ないで溜まっている状態だ。早急に対処してほしい。
市長
市長
区役所ではどのように状況把握し、対策を考えているのか説明を。
区長
大変ご迷惑をおかけしており申し訳ない。下水道工事等に入るときには、事前に家屋調査を行い、工事後、特に支障がなかったかどうかを確認しているが、消雪パイプ等の工事では、現状それをやっていない。
区でも状況を確認しており、現在、対応について協議を進めている。排水の側溝等についても、改めて確認させていただく。
市長
区役所に話をいただいた後の対応はどうだったのかを把握し、現状もしっかりと把握させて、その上でどういう対処を考えているかを私もチェックして、必要なら改善を命じていく。
こういう状況があることをお伝えいただいたときに、行政は機敏に動かなければならない。しっかり把握をして、全体的な改善点があれば改善させていく。個別の問題については対応方法を早めにお伝えする。
質問2
JR新津駅前通りの現状は、シャッター通りの商店街がさらに深刻になっている。古町の活性化が言われているが、新津のまちなかにも配慮をお願いしたい
発言者
JR新津駅前通りの現状は、シャッター通りの商店街がさらに深刻になっている。古町の活性化が言われているが、新津のまちなかにも配慮をお願いしたい。
市長
地域の商店街が厳しい状況にあることは全国と同様の状況だと認識している。
古町については支援しているが、各区それぞれのまちなかへの支援も平等におこなっている。
しかし、空き家利用は1軒1軒の権利関係が違うため非常に難しく、劇的改善とはいかない。まずは商業以外でも、地域の茶の間や子どもたちの居場所的な利用として、地域の方が協力していただけると、まちなかの支援の中で相当解決できると思う。
各区のまちなか、特に中心的な地域については、大いに支援策を出していきたい。
個別のことは、これからも区役所と相談していただきたい。
質問3
昨年7月の豪雨のとき、さつき野2・3丁目の避難場所が新津地域交流センターだったが、住民全員が避難したら入りきらないので、西部地区のコミュニティセンターの建設を今後の課題としてほしい
発言者
昨年7月豪雨のとき、さつき野2・3丁目の避難場所が、普段の新津第三小学校ではなく、新津地域交流センターだったが、地域の住民が全員避難すると、新津地域交流センターには入りきらない。
さつき野には自治会館も建設されておらず、また宅地造成が始まり、これからも人口が増えていく。これ以上人口が増えてくると避難場所がない。
そこで、西部地区のコミュニティセンターの建設を、今後の課題としてあげていただきたい。
市長
昨年7月の豪雨では、大変ご心配だったと思う。現在、地域防災計画を見直しており、避難所も、地震の時にはできるだけ近くにあったほうが良いが、大雨などにより河川も危ないときには、まずは避難準備情報を早めに出す必要がある。
地域によっては、川の対岸に避難していただくことも含めて、広域避難が必要になる。洪水・大雨の時には、水没の危険がある施設は避難所として役に立たないので、少し離れていても、できるだけ高台の安全度の高い所を避難所にするため、避難所のパターン分けを行う。これを早期に実施し、避難所のキャパシティについては地域でチェックしていく必要がある。
現在のさつき野の状況については、改めて再チェックをさせる。特に洪水時の避難所について、地域ごとに点検をしていきたい。
コミュニティセンターについては、造る際の基準があるので、その中で位置付けを確認し、実現性について区役所から連絡をさせる。
質問4
社会福祉法人が、矢代田地区に小規模特別養護老人ホームを建設中だが、4月の開所予定が、来年3月頃の開所に変更された。社会福祉法人からは地元に全く説明がない。なぜこのような状況になっているのか
発言者
現在、矢代田地区で、社会福祉法人が29床の小規模特別養護老人ホームを建設中である。今年4月の開所予定が、来年3月ごろの開所に変更された。
なぜこのような状況になっているのか。社会福祉法人からは地元に全く説明がないので、説明をお願いしたい。
市長
社会福祉法人が建設する矢代田地区の小規模特別養護老人ホームについては、当初は土壌改良方式で土地を整地する方針で建設に入ったが、予想以上に地盤がよくないということで、杭打ち方式に変更したとの連絡を受けている。これにより、当初の今年4月頃の開設予定から、かなり遅れて来年になるという報告も受けている。
安全度を高めるため、工法を変更したことについては、やむを得ない事情と考えている。しかし、当初の供用開始から1年近く遅れることについては、開所を待ち望んでいた地域の皆さまにはご心配をおかけし申し訳ないと思っている。
地元への説明について、社会福祉法人によれば、当該の自治会の皆さんには説明会を開催したという報告を受けているが、今のお話では違うということなので、確認し、いつ開所できるかがしっかり固まった段階で、地域の皆さまに周知徹底を図りたい。
質問5
新津川は、水の量が非常に少なく、水質があまりよくない。美観の面からもあまりきれいとはいえない。水の量を増やすことによって、川辺で楽しめるような雰囲気をつくるなど、川を生かしたまちづくりを考えられないか
発言者
「まちの真ん中に川があるまち」というのは、すごく大事な資源だと思うが、新津川は水の量が非常に少なく、水質もあまりよくない。美観の面からもあまりきれいとはいえない。もっと川を生かしたまちづくりを考えるべきではないかと思う。
まずは、水の量をもう少し増やしてもらいたい。水の量を増やすことで、川辺で楽しめるような雰囲気をつくるなど、そういうまちづくりを考えられないか。
市長
新潟は各区にさまざまな水辺があり、水を生かしたまちづくりは非常に重要だと認識している。信濃川・阿賀野川は一番だが、中小河川やさまざまな潟がある。この潟についてももう少し、市民の多くの皆さまから新潟の財産だと思っていただける取り組みを強める必要があると感じている。
また、日本海の長い海岸線、海岸林や砂浜も素晴らしい財産であり、この財産を守り、きれいに保っていくには、地域の活動と行政の取り組みがマッチしないとうまくいかない。
新津川でも、さまざまな取り組みがされてきたが、今回、水と土をもう一度考え直す取り組み(水と土の芸術祭2012)の中で、新潟の大きなまちづくりの方向性・コンセプトである水と水辺というものに、さらに新潟の財産を求められないか考える年にしていきたい。
新津川のこれまでの取り組みについては区役所より説明を。
区長
新津川は一級河川であり、基本的には県の管理となっている。しかし、本市も、新津川をやすらぎの場所として市民の皆さまに利用していただきたいと考え、遊歩道整備などを行っている。
今年度も、地域の皆さまのご協力をいただきながら環境整備や新津川ウォークなどの事業により、区の魅力発信に努めていく。
治水上の問題などいろいろな制約もあるが、環境をよくするという視点で、今後も県ともいろいろと協議していきたい。
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