第432号(令和7年4月6日) 1ページ
最終更新日:2025年4月6日
令和7年度南区の主な取り組み
風と大地の恵みに新たな希望が芽吹く、郷土愛あふれるまちへ
「みんなでつくる暮らし続けたい南区」を目指し、区が誇る歴史や文化、産業を生かした魅力あふれるまちづくりを進めます。
問い合わせ 地域総務課 電話:025-372-6440
行き交う人びとが
にぎわいをもたらすまち
新規 バス利用者の環境整備事業…1,000万円
●こどもたちが安心して利用できるよう、味方地区のバス停を安全で使いやすい環境に整備します。
イメージ図
拡充 区バス乗車促進事業…110万円
●高校生世代やシルバーチケット適用開始となった66歳の区民を対象に区バスチケットを配布し、乗車促進・利用啓発を図ります。
地域の宝に気づき、
守り、魅力あふれるまち
新規 かぼちゃ電車線情報発信事業…170万円
●旧新潟交通電車線の各駅跡地を活用した地域の魅力発信に向け、情報収集や発信方法の検討に取り組みます。
白根まち歩き空間整備事業…3,150万円
●国登録有形文化財である旧白根配水塔の外壁の修繕工事を行い、散策したい中ノ口川沿いとなるよう魅力の創出を図ります。
旧白根配水塔
HOTに発信!白根大凧合戦プロモーション…400万円
●ライブ配信などを活用することで、白根大凧合戦の魅力を広く発信し、誘客につなげます。
笹川邸 和のおもてなし…360万円
●四季を感じられる「おもてなし」にあふれたイベントの開催により、笹川邸の新たな魅力創出を図ります。
探検!発見!ぐるっと南区…180万円
●まち歩きを通して交流人口の拡大につなげるため、まち歩きキャラクターを活用したイベントなどを開催します。
伝えたい南区の“宝”~いいとこ撮りコンテスト…100万円
●区の魅力や特色あふれる「南区の“宝”」をテーマとしたフォトコンテストを開催し、応募作品はSNSなどで活用するなど、再発見した魅力を発信します。
南区エダマメPRプロジェクト…90万円
●枝豆出荷量県内第2位を誇る「しろね えだま~めいど」の知名度向上・消費拡大と共に、規格外品の販路拡大を図ります。
果樹 新規担い手等支援事業…125万円
●果樹産地の存続に向けた新規就農者への支援、樹園地の円滑な引き継ぎに向けた取り組みの支援を行います。
ともに築く
安心に支えられるまち
拡充 みなみく「未来」へつなげるSDGs…70万円
●未来を担うこどもたちを対象に、簡単で楽しく取り組める「段ボールコンポスト」を活用した環境教育を実施します。
段ボールコンポストで堆肥作り
地域と取り組む防災事業…200万円
●防災セミナーや中学校防災教室を開催し、幅広い世代へ防災知識の普及と啓発を行うと共に、災害時に自助・共助・公助が高いレベルで展開される「災害に強い地域づくり」を進めます。
やさしさの輪が広がり、誰もが
主役として活躍できるまち
みんなで子育てネットワーク…99万円
●安心して子育てができるよう、地域住民からなる子育て支援リーダーと一緒に子育て広場や家族交流会を開催します。
児童館利用促進事業~もっと身近に児童館…167万円
●施設職員が地域に出向いて遊びを提供する「移動児童館」を通し、児童館の魅力を発信すると共にこどもたちの居場所拡充を図ります。
移動児童館の様子
健康づくり推進事業…201万円
●健康寿命の延伸を目指し、特定健診受診率の向上と継続受診の定着を図ります。
●食育・運動講座、糖尿病予防相談会や健康意識を高めるための健康測定会を実施し、健康づくりを推進します。
●「在宅医療」をテーマとした講演会を開催し、在宅医療推進の環境づくりを進めます。
未来創造教室…315万円
●郷土に誇りと愛情を持って社会に貢献する人づくりを目指すため、各小中学校の実情に合った地域学習を推進し、将来の自分や地域との関わりを見直す学びの場を支援します。
新飯田小学校「ムダなし食堂」
白根高校とのまちづくり連携事業…200万円
●ボランティア活動を通し、地域とのネットワークづくりを推進すると共にまちづくりの人材育成につなげ、地域に還元できるよう白根高校と連携を深めます。
南区未来創生事業…180万円
●にいがた南区創生会議が南区の明るい未来を実現するために策定した「南区未来ビジョン」の実現に向けた活動を支援します。
自治協議会提案事業…500万円
●各部会で防災・美化意識、家族を大切にする心、世代間交流の場、まちなかにぎわいなどの創出や、南区の魅力発信と交流人口の拡大を目的としたさまざまな取り組みを行います。
地域おこし協力隊を活用した地域活性化事業…450万円
●総務省「地域おこし協力隊」制度を活用した「みなみーて地域応援隊」を引き続き委嘱し、柔軟な発想による地域活性化を推進します。
新しい年度を迎えて 南区長 長浜 達也
暖かな春の日差しと共に、桃や梨、桜の花が咲き競う季節となりました。
今年度も、気持ちを新たに区政の運営に努めてまいります。
昨年4月に区長に就任して以降、コミュニティ懇談会や地域のイベントなどに積極的に出席し、地域の課題や区民の皆さまからのご要望、また地域の魅力の把握に努めてまいりました。
今年度は、新たに「バス利用者の環境整備事業」と「かぼちゃ電車線情報発信事業」に取り組みます。
「バス利用者の環境整備事業」では、味方地区のバス停の待合スペースを拡張することで、登校時にバスを待つこどもたちの安全を確保します。「かぼちゃ電車線情報発信事業」では、旧新潟交通電車線の各駅跡地の活用方法を検討し、将来の交流人口拡大を目指します。
また、区バスの乗車促進に向け、新たにシルバー世代へ乗車体験チケットを配布するほか、こどもたちの環境教育では段ボールコンポストを活用した堆肥作りに取り組む施設を増やすなど、既存事業についても拡充を図ります。
その他、300年の歴史を誇る「白根大凧合戦」や、国指定重要文化財「旧笹川家住宅」、ル レクチエや桃などの果樹、白根産枝豆「しろね えだま~めいど」など、南区の地域の宝や魅力・価値を県内外に広く伝える活動を展開すると共に、防災や健康づくり、子育てなど、安心・安全なまちづくりにも引き続き取り組んでまいります。
今年度は、広域合併から20年という節目の年になります。区外の方が訪れてみたいと感じ、そして区民の皆さまがずっと暮らし続けたいと思う、そんな南区を目指して、職員一同全力で取り組んでまいりますので、引き続きご支援とご協力をお願いいたします。
旧白根配水塔と凧見橋をバックに
白根大凧合戦会場にて