日本画の現在 20年後の横の会展
最終更新日:2017年3月24日
日本画の現在 20年後の横の会展 2013年8月3日(土曜)から10月14日(月曜)
第10回横の会展(セゾン美術館) 提供:芸術新聞社 撮影:遠藤純
終了しました
平成25年8月3日(土曜)~10月14日(月曜)
午前10時~午後5時 (観覧券販売は午後4時30分まで)
所属団体や師弟関係という縦のつながりを超えて、横の連携を取り合うことにより新しい日本画を生み出そうとした日本画グループ「横の会」。
現代日本画の制作にたずさわった20人(結成当初19人)の日本画家たちによって結成され、1984年に第1回展を開催しました。結成当初から会員同士の連携によって運営する展覧会の形態をとったため、制作発表には多くの苦労と困難が生じましたが、作家自身が描きたい作品を描き発表するという姿勢は、展覧会の間中貫き通された信念でした。
10年を一区切りとする研究団体として発足したため1993年に解散しましたが、その充実した制作内容と時代に対する主張は、解散後20年たった今でも大きな足跡を残し指標となっています。そして、当時若手の日本画新世代と言われた画家たちも、現在は日本画壇を代表しリードする画家となり、後進を育成する側となりました。
解散から20年後の節目にあたる2013年、かつての横の会メンバー12名が、新作や近作を発表する展覧会を開催することにより、作家たちが目指してきた日本画の在り方、その後に展開してきた姿勢、20年間の成果をご紹介します。
出品作家
青山 亘幹、伊藤 彬、大野 俊明、中島 千波、中野 嘉之、仲山 計介、箱崎 睦昌、畠中 光享、林 潤一、八木 幾朗、米谷 清和、渡辺 信喜
あわせて20年の間に物故者となった佐々木 裕久、林 功の作品も展示します。
青山亘幹《飛鳥・麗日》2013年
仲山計介《HATERU-MA》(右隻)2013年
名称 | 日本画の現在 20年後の横の会展 |
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会期・休館日 | 平成25年8月3日(土曜)から10月14日(月曜) |
開館時間 | 午前10時から午後5時 (観覧券販売は午後4時30分まで) |
観覧料 | 当日券 一般800円(640円) 大学・高校生600円(480円) 中学生以下無料 |
前売券取扱 |
前売券販売終了しました 一般600円 大学・高校生400円 |
主催 | 新潟市新津美術館 |
共催 | 新潟日報社 |
後援 | 朝日新聞新潟総局、毎日新聞新潟支局、読売新聞新潟支局、産経新聞新潟支局、BSN新潟放送、N S T、TeNYテレビ新潟、UX新潟テレビ21、NCV新潟センター、エフエムラジオ新潟、FM PORT 79.0、FM KENTO、ラジオチャット・エフエム新津、エフエム角田山ぽかぽかラジオ |
あいてマンデ~! | 会期中月1回は月曜開館します。 8月12日(月曜)、9月30日(月曜)は「あいてマンデ~!」 |
託児サービス |
会期中の第2・第4の木曜・土曜日 午前10時から正午 |
展示室1
展示室2
展示構成
現在の日本画壇を代表する横の会作家12名が、新作・近作を発表します。
出品作家
青山 亘幹、伊藤 彬、大野 俊明、中島 千波、中野 嘉之、仲山 計介、箱崎 睦昌、畠中 光享、林 潤一、八木 幾朗、米谷 清和、渡辺 信喜
あわせて20年の間に物故者となた佐々木 裕久、林 功の作品も展示します。
所属団体や師弟関係などの縦のつながりを超えて、横の連携を取り合うことにより新しい日本画を生み出そうとした日本画グループ「横の会」。
1984年に第1回展を開催したときの結成メンバーは当時30代後半から40代前半までの新進気鋭の若手作家でした。「横の会」は10年を一区切りとして1993年に解散しましたが、作家個人の描きたい作品を発表するという姿勢は展覧会の間中貫き通された信念でした。
解散時の会員は20名でしたが、20年の間に2名の作家が鬼籍に入り、現在18名の作家がそれぞれの道で活躍をしています。
そして、当時若手の日本画新世代と言われた画家たちも、現在は日本画壇を代表しリードする画家となり、後進を指導育成する立場になりました。日本画壇に足跡を残した「横の会」の活動は、その後「目展」や「NEXT」、「Artist Group-風-」展などの活動につながっています。
この展覧会は、解散から20年後の2013年、「横の会」のメンバー12名が一堂に集まり、各々が壁面10メートルのなかで描く新作や過去5年までの近作を展示し、作家たちが目指してきた日本画のあり方、そして解散後に展開してきた活動を通じて得た成果などをご紹介いたします。
中島千波《「existence*'12-9-sei(生)》(東京藝術大学所蔵)
畠中光享《聖地遥拝》 2012年
箱崎睦昌《佐渡》 2013年
中野嘉之《幼鹿図》(左隻) 2011年
渡辺信喜《蓮》 2013年
仲山計介《HATERU-MA》(右隻)2013年
米谷清和《夕間暮れ》 2012年
青山亘幹《「飛鳥・麗日》 2013年
大野俊明「晨」 2011年
林潤一《秋冬草花》 2012年
伊藤彬《かの山》 2013年
八木幾朗《夢の話》2013年
林功《静鏡》 1989年
佐々木裕久《冬の蜃気楼》1999年
「20年後の横の会展」リーフレット(PDF:2,308KB)
- 巡回先
この展覧会は新津美術館と富山県水墨美術館で開催します。下記を巡回します。
平成25年11月29日(金曜)~平成26年 1月19日(日曜) 富山県水墨美術館
富山市五福777番地 電話:076-431-3719
関連イベント
写生スケッチ(中島千波)
終了しました
横の会作家による写生指導会 平成25年9月15日(日曜)
講師 日本画家 青山 亘幹、中島 千波、林 潤一、渡辺 信喜
時間 午前10時から午後3時 (昼食は各自ご用意ください)
会場 新津美術館 1階市民ギャラリー
横の会の作家たちが直接写生指導を行います。横の会作家4名をお迎えして開催する貴重な機会です。
参加費 1人500円 持ち物:スケッチブック、鉛筆(2B以上)
要事前申込み(定員30名、応募多数の場合は抽選)
申込み方法
参加者の住所、氏名、電話番号、年齢、参加希望人数(2名様まで可)をご記入のうえ、「往復はがき」にて新津美術館あてにお申込みください。
〒956-0846 新潟市秋葉区蒲ケ沢109-1 新潟市新津美術館「横の会写生会」係
申込締切:9月7日必着に延長しました。経験は問いませんのでお気軽にご参加ください。
指導会のようす(中島千波先生)
指導会のようす(渡辺信喜先生)
左から)渡辺信喜、林潤一、青山亘幹、中島千波、仲山計介
20年後の横の会・記念講演会 ―「横の会」を語る―
8月3日の記念講演会
終了しました
日時 平成25年8月3日(土曜) 午後1時から3時
日本画壇に大きな影響を与えたグループ「横の会」の活動について、出品作家たちが語ります。東西メンバーが集まる貴重な機会です。
出演 畠中 光享、箱崎 睦昌、大野 俊明、青山 亘幹、八木 幾朗
会場 新津美術館1階 市民ギャラリー 聴講無料(ただし展覧会観覧券が必要)
定員 先着100名要事前申込み、申込受付開始:7月7日(日曜)から
申込み方法 参加者の住所、氏名、電話番号、参加人数(4名様まで可)をお伝えのうえ、お電話かFAXでお申込みください。
新潟市新津美術館 電話:0250-25-1300 FAX:0250-25-1303
左から)青山、大野俊明、箱崎、八木、畠中光享
「行形亭」で作家と語る会
行形亭
終了しました
日時 平成25年8月4日(日曜) 正午から午後2時30分 (受付:午前11時30分)
明治時代に岡倉天心や横山大観など多くの文人が訪れた新潟市の日本料亭「行形亭(いきなりや)」(登録有形文化財)を会場に、横の会作家が作品や日本画についてお話します。料亭の日本料理を楽しみ美しい庭園を眺めながら、脈々と受け継がれる日本伝統の美をご体感ください。
会場 日本料理「行形亭」 (新潟市中央区西大畑町573番地 電話:025-223-1188 )
参加費 5,000円(松花堂弁当付・税込み)
講師 中島 千波、箱崎 睦昌、青山 亘幹、仲山 計介、八木 幾朗
定員 先着35名 要事前申込み
申込み方法 申込受付開始:7月7日(日曜)から
参加者の住所、氏名、電話番号、参加人数(4名様まで可)をお伝えのうえ、お電話でお申込みください。
新潟市新津美術館 電話:0250-25-1300
※定員に達し次第受付を終了します。 最終申込は7月31日(水曜)です。
左から)仲山計介、青山亘幹、中島千波、八木幾朗、箱崎睦昌
美術館職員による美術講座
終了しました
平成25年8月31日(土曜) 美術講座「日本画グループ「横の会」」
「横の会」とはどのような日本画の団体であったか、参加していた作家たちを紹介します。
講師 新津美術館 館長 横山 秀樹
平成25年9月7日(土曜) 美術講座「20年後の「横の会」の作家たち」
「横の会」が解散してから20年たったいま、展覧会の出品作家の現在について紹介します。
講師 新津美術館 主査 小熊 千佳子
各回午後1時30分から3時 会場:新津美術館1階レクチャールーム
申込み不要、参加無料 直接会場へお越しください。
NIIGATAアートリンク2013「古今東西アートの旅」
平成25年7月2日(火曜)から10月14日(月曜)
上記期間中、新潟市新津美術館、新潟市美術館、新潟県立近代美術館・万代島美術館の4館で対象展覧会をご覧いただき、各館備え付けのスタンプを集めると素敵なプレゼントを進呈します。
【対象展覧会】 新津美術館(仮面ライダーアート展、20年後の横の会展)、新潟市美術館(サザエさん!展、山口晃展)、新潟県立近代美術館(ルーベンス、オランダ・ハーグ派展)、新潟県立万代島美術館(ミュシャ展、京都清水寺展)
交通案内
電車をご利用の場合
JR古津駅から徒歩25分
JR新津駅からタクシー15分、またはJR矢代田駅からタクシー5分
JR新津駅から 新津駅東口から秋葉区バス「新津駅西口行」に乗車、「美術館・植物園前」下車徒歩すぐ。
または、新潟交通バス「矢代田経由白根・潟東行」に乗車、「新津美術館入口」下車徒歩5分
JR矢代田駅から 秋葉区バス「新津駅東口行」に乗車、「美術館・植物園前」下車徒歩すぐ。
または、新潟交通バス「新津駅行」に乗車、「新津美術館入口」下車徒歩5分
お車の場合
新潟駅方面から 国道49号線を経由、茅野山ICで403号線を「三条・加茂方面」に進み、「県立植物園入口」で左折し、道なり約3分。
磐越自動車道:新津ICから約20分、または新津西スマートICから約15分 (新津西スマートICは福島方面への出入りはできません。)
無料駐車場170台あり(県立植物園駐車場も駐車可)
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