あたらしいかたち 新潟県人作家展2019
最終更新日:2019年9月9日
会期 2019年9月14(土曜)~11月10日(日曜)
※月曜日(祝日の場合は開館、翌日休館。10月28日は開館)
令和元年、新潟の美術の現在(いま)を展望する
あたらしいかたち 新潟県人作家展2019 チラシ表
当館は、地域ゆかりの作家や作品を紹介する展覧会を継続して行なってきました。地域に根ざした展覧会の開催は、地方の公立美術館の一つの使命といえます。本展では、洋画・工芸部門をとりあげ、団体への所属の有無に関わらず、様々な場で発表を重ねる県人作家の作品が一堂に会します。
また「あたらしいかたち」というタイトルは、精力的に活動を続ける作家の新しい表現の形、そして「新潟」という地名に結びついています。地名の由来は諸説ありますが、かつて無数にあった潟(かた)は、本県の豊かな風土と文化を形成しました。現存する潟は、地域の憩いの場として親しまれています。
新たな元号へと変わった2019年、本県の文化の発展に貢献し、地域で親しまれる作家たちの多彩な表現を通し、新潟の美術の現在を感じていただければ幸いです。
玉川宣夫《木目金花瓶》2007年 当館蔵
原益夫《二分の一》1982年 当館蔵
猪爪彦一《夜のトルソ》2013年 当館蔵
展覧会チラシ
あたらしいかたち 新潟県人作家展2019チラシ(PDF:6,050KB)
展覧会チラシ(A3サイズ二つ折り、中見開き4ページで配布)
会期 | 2019年9月14日(土曜)~11月10日(日曜) |
---|---|
休館日 | 月曜日(祝日の場合は開館、翌日休館。10月28日は開館) |
開館時間 | 午前10時から午後5時まで(観覧券販売は午後4時30分まで) |
観覧料 | 当日券 |
前売券 | 前売券 |
主催 | 新潟市新津美術館 |
共催 | 新潟日報社 |
後援 | 朝日新聞新潟総局、毎日新聞新潟支局、読売新聞新潟支局、産経新聞新潟支局、 |
あいてマンデ~! |
月曜でも開館します。今回は10月28日(月曜)です。 |
こどもタイム |
会場に音楽が流れるので、お話しながらご鑑賞できます。 |
託児サービス(無料) | 鑑賞のための託児サービス |
展覧会の見どころ
・本県の文化の発展に貢献する作家陣による多彩な洋画、版画、工芸作品が一堂に介します
・作品を通じて新潟の美術の現在(いま)を展望できます
・作家のレクチャーはじめ、充実したイベントも多数開催します
洋画-多様なテーマと個性を楽しむ-
作家ひとりひとりが、油彩、アクリル、水彩で自分が追い求めるテーマを表現しています。具象から抽象まで、多様なテーマとともに作家の個性をお楽しみいただけます。
池山阿有《炉ばた》1987年 当館蔵
宇賀治徹男《堤外地(雨後)》2014年 個人蔵
信田俊郎《光の場所 2019年4月3日》2019年 個人蔵
版画-多彩な技法による表現の違い-
ひとくちに「版画」と言っても、その技法は多岐にわたります。木版や銅版など、技法の違いによる表現の効果にも注目しながらお楽しみください。
林榮市《魚港'16》2016年 個人蔵
高橋洋子《moonlight》2014年 個人蔵
工芸-個性輝く手わざの美-
陶芸や金工、漆や染織はじめ様々な技法で制作された作品たちをお楽しみいただきます。
特別出品の作品として、佐渡の出身の宮田亮平《シュプリンゲン》2011年(BSN新潟放送蔵)も展示致します。
市川正美《布目象嵌八角鉄箱「楽譜2」》2010年 個人蔵
齋藤尚明《色絵椿更紗文壺》2018年 個人蔵
宮田亮平《シュプリンゲン》2011年 BSN新潟放送蔵
関連イベント
作家によるレクチャー(工芸編)「新潟の金工と竹工芸」
日時 9月16日(月曜・祝) 午後1時30分~3時
講師 市川正美氏、本間秀昭氏
会場 新潟市新津美術館 レクチャールーム
申込不要、参加無料(ただし展覧会の当日観覧券が必要)
作家によるレクチャー(洋画編)「笹岡了一と弟子たち」
日時 9月29日(日曜) 午後1時30分~3時
講師 中野雅友氏、堀研一氏、山田一郎氏
会場 新潟市新津美術館 レクチャールーム
申込不要、参加無料(ただし展覧会の当日観覧券が必要)
作家によるレクチャー(版画編)「新潟の版画について」
日時 10月13日(日曜) 午後1時30分~3時
講師 吉田志麻氏
会場 新潟市新津美術館 レクチャールーム
申込不要、参加無料(ただし展覧会の当日観覧券が必要)
ワークショップ「紙帯を使った立体作り」
日時 10月27日(日曜) 午後1時30分~3時30分
会場 新潟市新津美術館 レクチャールーム
講師 小飯塚眞理子氏
定員 20名(小学生以上)
※参加無料。ワークショップ当日は観覧券をご提示ください。
申込 電話で新津美術館(0250-25-1300)
申込期間 9月14日~(先着順、定員になり次第受付終了)
館長による美術講座「新潟のあたらしいかたち」
日時 9月15日(日曜) 午後1時30分~3時
会場 新潟市新津美術館 レクチャールーム
講師 新潟市新津美術館館長 横山秀樹
申込不要、参加無料
美術講座「高橋由一が見た新潟のかたち-明治を描いた石版画-」
日時 11月3日(日曜) 午後1時30分~3時
会場 新潟市新津美術館 レクチャールーム
担当 新津美術館学芸員 奥村真名美
申込不要、参加無料
学芸員によるギャラリートーク
日時 9月22日(日曜)、10月19日(土曜)、11月2日(土曜) 各日午後2時~(約30分)
会場 新潟市新津美術館 展示室内
申込不要、参加無料(ただし展覧会の当日観覧券が必要)
親子向けギャラリートーク
ワークシートを使って、親子で楽しく企画展を鑑賞しましょう。
日時 10月5日(土曜) 午後2時~(約30分)
会場 新潟市新津美術館 展示室内
申込不要、参加無料(ただし展覧会の当日観覧券が必要)
PDF形式のファイルを開くには、Adobe Acrobat Reader が必要です。
お持ちでない方は、Adobe社から無償でダウンロードできます。