303号(令和元年11月17日) 1ページ
最終更新日:2019年11月17日
知っていますか?
支え合いのしくみづくり
問い合わせ 西区 健康福祉課 地域福祉係(電話:025-264-7315)
市では、急速に進む人口減少や少子・超高齢社会の中で、いつまでも住み慣れた地域で、安心して暮らし続けられるまちづくりのため、地域住民同士の支え合い、助け合い活動を支援しています。今号では、区内のしくみづくりや支え合い活動の様子を紹介します。
しくみづくりの様子
事業所・団体向け勉強会
黒埼圏域では、ことしの2月8日に地域での困りごとや事業所が行っている先進事例を紹介し、地域でできる取り組みについて話し合いました。この勉強会をきっかけに、顔の見える関係づくりが進み、事業所の空きスペースを地域活動に活用してほしいとの打診があり、支え合いのしくみづくりの輪が広がっています。
地域で高齢者の生活を支える
9月30日、移動支援をテーマに支え合いのしくみづくり研修会を開催しました。高齢化により日常の買い物や通院の移動が心配という声が聞かれるようになったことから、福祉事業所の送迎車両の活用などの全国の事例が紹介されました。
助け合いの学校 in 西内野
10月30日に行った研修では、生活支援や配食宅配を行っている「夕映えの会」や、高齢者宅前などの除雪や空き地・空き家管理を行っている「新中浜おたすけ隊」などの取り組みについて紹介。西内野の自治会では支援組織の立ち上げが始まり、今後も助け合いの取り組みを地区全体に広げていきたいとの話がありました。
支え合い活動の様子
さかい輪ふれあい収集事業
坂井輪中学校区まちづくり協議会では、地区内に住む高齢者、障がい者世帯を対象に、ごみの種類別に10円のチケット制でごみ袋を支援者が回収しています。障がい者施設「もぐら工房」と連携し、昨年度は約6,500回の支援を行いました。世帯を回ることで安否確認にもつなげています。
移動販売で買い物が楽に
関屋堀割町の地域の茶の間で、推進員が移動販売の取り組みを紹介したところ、町内で希望する声が多く挙がり、週1回実施することになりました。住民同士の交流の場になり、地域の見守りにもつながっています。販売者が福祉職を兼ねており、日ごろの相談にも応じるほか、買い物の重い荷物を自宅まで運ぶこともあります。
居場所づくりで多世代交流
新潟大学の学生を中心に、「ケアプランセンター桜井の里・あかつか」や民生委員、地域住民などが実行委員会を結成し、子どもの居場所「あかつかきりんカフェ」をオープンしました。
小学校の早帰りの日に合わせた月1回の開催で、高齢者の居場所としての役割も合わせ、多世代交流が進んでいます。
支え合いのしくみづくりって?
地域での支え合い活動を進めるために、「支え合いのしくみづくり推進員」を西区全体と4つの圏域に配置しています。推進員や区と区社会福祉協議会などが連携して、地域の取り組みを支援しているほか、圏域ごとにさまざまな団体で構成する「支え合いのしくみづくり会議」を開催しています。
取り組みについてのお問い合わせはコチラから
西区全体の取り組みについて詳しく知りたい
- 西区健康福祉課地域福祉係(電話:025-264-7315)
- 西区社会福祉協議会(電話:025-211-1630)
支え合いのしくみづくり推進員に取り組みについて相談してみたい
- 小針・小新圏域(関屋中学校区の一部を含む)(電話:025-201-1351)
- 坂井輪・五十嵐圏域(電話:025-211-8084)
- 黒埼圏域(電話:090-4203-4839)
- 内野・赤塚・中野小屋圏域(電話:025-264-3377)