庁議概要(令和7年1月6日分)
最終更新日:2025年1月20日
年頭のあいさつ
1 市長より
- 新潟市として、昨年の能登半島地震を忘れることなく、この体験を職員の体に身につけて、しっかりと引き継いでいくことが大事だと思う。
- 市長を務めて7年目になるが、私自身もう少し目線を下げて、より職員の皆さんと思いを共有しながら市政を進めていきたい。
- 新潟駅の整備や、国の直轄事業が進行する中、新潟市として大きな転換点にあることは間違いない。今、転換点にあるものを、さらに大きく伸ばしていく時期だと思うので、職員の力を結集して、新潟市をよりよくしていきたい。協力のほど、よろしくお願いしたい。
2 野島副市長より
- 幹部職員の皆さんには、「日々安穏と過ごせればいいな」と思うのではなく、常に何が起こるか分からないので、アンテナを張り巡らせて、攻めの姿勢で有意義な時間を過ごしてもらいたい。
- 今ほど市長からも「共有」という言葉がありましたが、各部署、職場においても、今やっている作業は何のためにしているのか、また、この事業は何の目的でやっているのかということを職員全体、職場全体で共有することが、いい仕事にも繋がり、雰囲気の良い職場づくりや、職員のやる気に繋がると思う。
3 井崎副市長より
- 社会環境が大きく変わっていく中にあって、変化を恐れない組織であってほしい。
- そのときに二つ注意すべきことがある。一つは、昨年、各部局や所属間の話し合いが不十分のまま、二役に話が届くことが頻繁にあった。議論を尽くし、課題を整理したうえで、早めに二役に話をしてもらいたい。
- 二つ目として、物事を変えるときに、よく事務ミスが起こる。昨年も不適切な事務処理が散見されている。改めて、足元の仕事の確認を部局職員によく伝えてほしい。
4 長井水道事業管理者より
- 昨年は水道という重要なライフラインを預かる責任の重大さを改めて強く認識した一年であった。
- 1月1日から水道料金の改定を実施している。前回の改定から約四半世紀ぶりと期間が空き、改定率も幾分大きなものとなっている。
- 本市の水道は、通水から115年目に入り、これからも安心安全でおいしい新潟の水道水を市民の皆様にお届けするべく、職員一同、精一杯務めを果たしていく。理解、協力をお願いしたい。
5 古俣代表監査委員より
- 「学者は国の奴雁たれ」という言葉がある。奴雁とは、餌をついばむ雁の群れの中で一羽だけ首を上げて周りを警戒している個体のことであるが、この言葉は、我々にも言えることかと思う。雁の群れの中で一生懸命餌をついばむように職員も懸命に仕事をしているはずである。そのときに、幹部職員の皆さんは、一緒になって仕事に集中するのではなく、奴雁となって辺りを見回して誤りや危険がないかを察知してほしい。
- また、市役所の職員は、市民にとっての奴雁になってほしいということも併せてお願いする。
6 大谷病院事業管理者より
- 新型コロナウイルス感染症から今年で6年目。現在も当院には重症患者が運ばれており、まだまだ懸念のある感染症だが、一刻も早い終息を願っている。
- 当院では、ハイブリッド手術室の設置をはじめ、ポストコロナの高齢社会を見据えた、高度医療を強化していく。
- これからも温もりのある医療を提供し、救急医療、感染症医療の完全対応と、市民の期待に応えていきたい。
7 高橋参与より
- 世界情勢の影響が日常の暮らしにすぐ関わる時代になっている。そこに大きな関心を持つことで、先を読め、様々な仕事に活かせると思う。
- 政令市はいろいろなことができるとは思うが、民間の方々の方がパフォーマンスに優れていることは、市でできるとしても、民間の方々に参画してもらうことで、様々な形で結実していくのだろうと考える。そこの見極めが大切な時代になってきている。
- 市民は市政のオーナーであり、市のサービスを受けるユーザーであり、パートナーでもある。部局で政策を立案する時に、様々な立場の市民の視点や思いがある中でどう判断していくかは、幹部職員の皆さんの大切な役割だと思う。
8 夏目教育長より(当日欠席のため、総務部長による代読)
- 新しい教育ビジョンが間もなく完成する。課題を見極めて市長部局とよく連携を図り、取組みを進めていくので、お力添えをお願いしたい。
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