庁議概要(令和7年4月1日分)
最終更新日:2025年4月15日
1 特別職挨拶
市長より
- 新年度になり、体制も新しくなった。職員が風通しのよい環境の中で気持ちよく仕事ができるようお願いしたい。
- 能登半島地震から2年目となり、今年が本格的に復旧・復興にさしかかる時期だと思う。誰一人取り残されることのないよう、確実に業務を進めてほしい。
- 新潟駅のリニューアルについては、万代広場やタクシー乗り場などが残っている。そこを着実に進めるとともに、外国人の誘客にも力を入れて取り組んでほしい。
- 今年度も職員と共に、選ばれる都市新潟市の実現に向けて歩みを進めていく。
野島副市長より
- 昨年度は様々な事務ミスが発生した。その報告を受けていると、自分の仕事が所属の目的や業務のうちのどの部分を担っているのか、また、どういう目的や過程で行われているのか、自覚のないまま仕事をして、ミスに繋がっていることが多く見られた。
- 自分の仕事が所属の目的の中で何に繋がっていくのかということを常に考えながら、仕事に向かってほしい。
井崎副市長より
- 昨年度から来年度にかけて、庁議メンバーも約半分が入れ替わると思われる。そのため、庁議参加者は、市長をはじめ我々と情報を共有し、また目的、目標を共有しながら仕事を進めてほしい。
- 各部、区で所管している計画の進捗を常に気にしながら、目的、目標に向かって、力を合わせて頑張ってほしい。
夏目教育長より
- 今年度から「新潟市教育振興基本計画~にいがた学びのコンパス~」がスタートした。大きく変化する社会環境に合わせて教育を築いていくことが謳われている。
- また、様々な市長部局との連携もテーマとしている。よろしくお願いしたい。
長井水道事業管理者より
- 水道局での研修や外部の講演会の中で、全く同じ事柄であっても、ものの見方や捉え方を前向きに変えただけで、全然違うプラスの結論を得ることができるという話があった。
- 人に与えられた時間は皆一緒である。その与えられた時間をより有効に使っていくために、そして、どうせするなら楽しく過ごすためにも、前向きなものの見方、考え方を心掛け、実現していきたいと思う。
古俣代表監査委員より
- 先日、令和6年度の第3期定期監査等が終わった。指摘事項の件数が驚くほど多かった。
- その内の一つには、行政財産使用料の計算誤りがあった。
- この件については、新たな事務取扱要領が定められた中で間違いが散見されたため、制度所管課から要領の再確認を求める通知や、監査から指摘が出されていた。それにも関わらず、自身の事務処理を鑑みなかったものである。
- 制度所管課などが再点検・再確認をするよう通知を出しても、流されてしまうことがあるのではないか。部局長の皆さんは、責任を持って、再点検・確認をしたのか結果報告を求めていただいてもよいのではないかと思う。
- 職員掲示板に、監査の指摘事項を全部掲載している。きちんと確認をし、各部、区、また各所属で同様の誤りがないか点検してほしい。
大谷病院事業管理者より
- アメリカのニューズウィーク社が選定する世界のベスト病院ランキング「ワールドベストホスピタル」で、新潟市民病院が3年連続で選出された。これも、高度専門医療、救急災害医療、感染症医療に先進した結果であると感じている。
- 今後も新潟市民に信頼され、ぬくもりのある医療を提供し、市民の期待に応えていきたいと思う。また、平常時には、新潟県の高度専門医療のトップランナーを維持し、有事の際には完全対処できるオールハザード対応の病院づくりを目指していく。
高橋参与より
- 過去の庁議メンバーら諸先輩方は、その時代や社会情勢に相応しいと考え、市の施策や事業を立案し、実行してきた。しかし、現在、様々なところで社会情勢の大転換が起きている中で、それらは今でも本当に有効か、見直さなくてはいけないところがあるのではないか。
- 庁議メンバーの皆さんは、各部門の責任者であり、市の経営幹部でもある。変化する時代の要請に耐えうるか、プロフェッショナルとしてマネジメントしてほしい。
2 依命通達
災害時における災害対策統括本部員の新設について(野島副市長)
- 令和6年の能登半島地震を受けて、全庁をあげて災害初期対応の検証を行い、課題の改善に向けた取組みを進めている。その中で、災害対策本部において、各対策部との調整に時間を要したという課題が上げられた。
- そこで、迅速かつ円滑な災害対応を行うため、新たに災害対策統括本部員を置き、そこに危機管理監を充て、他の本部員に指示できるよう、新潟市災害対策本部規程を改正した。
- 今回の見直しの趣旨を理解し、迅速かつ円滑な災害対応を行えるよう、依命文により通達する。
- 主な改正点については資料のとおり。
資料1 災害時における災害対策統括本部員の新設について(PDF:346KB)
3 議題
カスタマーハラスメント対策基本方針の策定及び軽装勤務の通年実施について(総務部長)
- 4月1日付けで、新潟市におけるカスタマーハラスメントに対する姿勢や対策にかかる基本方針を策定した。
- 職員の尊厳を傷つける行為は、職場環境を悪化させるだけでなく、通常の業務への支障やサービスの低下を招く、重大な問題である。
- 毅然とした対応を行うことにより、職員の身体的・精神的安全を確保し、行政サービスの適正な提供を行っていく。
- 市長や各任命権者が署名した基本方針は、各庁舎に掲げるとともに、啓発用のポスターを窓口に掲示し、周知を図ってほしい。
- 今後も、職員を守るとともに、窓口等での対応を判断する際によりどころとなるよう、「対応困難ケースガイドライン」の充実や、庁舎管理規則等の関連規定の見直し、職員への研修を行っていく。
- また、4月1日から通年での軽装勤務を開始した。
- 年間を通じて快適かつ機能的な服装での勤務が可能になることで、業務能率の向上を図り、市民サービスの充実や本市の活性化という形で市民へ還元できるよう、職員への指導をお願いしたい。
- 詳細は資料のとおり。
資料2-1 カスタマーハラスメント対策基本方針の策定及び軽装勤務の通年実施について(PDF:84KB)
資料2-2 カスタマーハラスメント対策基本方針の策定及び軽装勤務の通年実施について(PDF:308KB)
資料2-3 カスタマーハラスメント対策基本方針の策定及び軽装勤務の通年実施について(PDF:138KB)
4 市長より
- 災害対策総括本部員の新設について、総括本部員が出す指示に従って、迅速な災害体制を作り、いつ起こるか分からない災害に対して備えてほしい。
- カスタマーハラスメントは、全国的に問題となっている。度を超したカスタマーの行動、態度から市職員を守っていくために基本方針が作成されたものであり、新潟市役所全体として、毅然とした対応を取ってほしい。
- また、4月1日から通年での軽装勤務が可能となった。適切な身だしなみの基準の運用をお願いしたい。
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