6 市営住宅について
最終更新日:2024年6月19日
受付日:令和5年11月 年齢:30歳代
ご意見・ご提案
新潟市市営住宅長寿命化計画を拝読しました。私が住むしもまちエリアにはたくさんの市営住宅があります。これから少子高齢化、人口減少で市営住宅も希望数が減少し集約化が必要だと思います。また、市営住宅は地域分散が必要とされているのに新潟市中央区の市営住宅はほぼしもまちに偏っているのは何故でしょうか。しもまちに住む人達は若者世代が増えるように一生懸命活動をしていますが、ここまで市営住宅が偏っていると増えない原因にもなります。みんな郊外へと行ってしまい、新潟島の人口減少は目に見えて酷いです。しもまち地域は人の温かさ、歴史の深さもさることながら、万代や古町までも徒歩圏内。市営住宅の場所によっては小学校、中学校まで一本道です。なかなか好立地な所に市営住宅があり勿体ないなと思います。もしここが女池上山エリアだったらきっと分譲住宅やマンションが建てられていただろうなと残念です。
そこで、比較的新しい市営住宅(西湊町住宅など)を民間へ売却しリノベーション住宅として活用することを提案させていただきます。そうすれば古町の学校に通う学生たちや子育て世代も呼べるのではないかと考えます。比較的新しく建物価値があるうちに、検討をよろしくお願いします。
回答
市営住宅を民間へ売却し、リノベーションして活用するというご提案についてですが、公営住宅制度は、公営住宅法に基づき、住宅に困窮する方に低廉な家賃で賃貸することによって、生活の安定を図り、福祉の増進に寄与することを目的としています。そのため、その管理戸数は、将来的に住宅に困窮する世帯数の需要見通しを踏まえ、決めていることから、現行計画において管理している住戸数を維持する必要があります。
また、公営住宅は、その制度の理念上、住宅に困窮する低額所得の方が入居できる住宅である必要があります。その対象は、子育て世帯、高齢者世帯、母子・父子世帯、障がい者世帯など、多様な住宅確保に配慮を要する方となっており、立地条件などの利便性にも一定の配慮を要することをご理解いただければと思います。
また、新潟市営住宅長寿命化計画をご覧いただきありがとうございます。本計画の次期改定の際には、改めて各団地のあり方を検討したうえで、大規模団地の集約化や新規整備、空き室を有効活用する方法など、効率的かつ効果的な事業手法を検討する方針です。
今後とも市営住宅の適切な管理運営に努めていきますので、何卒ご理解いただきますようお願いいたします。
回答日:令和5年12月
担当課:住環境政策課
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