江南区の伝統工芸品

最終更新日:2019年4月19日

江南区の特産品の中には、長い歴史をもち江南区の宝物とも言える、亀田縞(かめだじま)、越後絵ろうそく、蒔絵(まきえ)があります。これらを広く知っていただこうと江南区の伝統工芸品としてご紹介します。

江南区の伝統工芸品~江南区の宝物~のご紹介

亀田縞(かめだじま)

 「亀田縞」は藍色を基調にした縞模様が特徴です。その起源は江戸時代と言われています。当時、亀田地区を中心とする農村地域では綿花の栽培が行われており、綿織物は農家の作業着として、冬の農閑期は副業として織られていました。
 明治に入り、専業として織物製造を営む機屋(はたや)が増加し、全盛を迎える大正期には関連業種も含め600業者を超え、製品は東北や北海道でも販売されました。昭和になって需要が低迷、また、戦時指定生産の影響で綿糸の入手が難しくなり、その歴史に幕を閉じることになりました。
 それから半世紀、平成17年に2人の職人が、郷土資料館に保存されていた生地の見本帳を参考に「亀田縞」を復活させました。復活した「亀田縞」は、その素材感や伝統的な縞模様が愛され、さまざまな商品となっています。平成26年には「地域団体商標登録制度」に登録されました。

越後絵ろうそく

手書きで描く花ろうそくは、冬の長い新潟で花のない時期にお供えする生花の代わりとして生まれたと伝えられていますが、専門店は現在江南区では1店のみとなっています。1本1本手描きで絵付けされた花ろうそくには、四季折々の季節の花が長細い曲面に豊かに表現されています。

蒔絵(まきえ)

新潟市の伝統工芸の一つである新潟・白根仏壇の特徴は、蒔絵(まきえ)を多く使っていることです。蒔絵とは、漆を使って木地に様々な絵模様を描いた後、金紛などで着色するもので、その作業は、漆を塗っては金粉などを蒔く工程を繰り返す、緻密で根気のいる職人業です。現在、蒔絵師は市内には大淵在住の職人を含め数人となっています。蒔絵そのものは仏壇を作る工程の一部ですが、その美しさや希少な職人が江南区にいることから伝統工芸品としています。

伝統工芸品PR小冊子『伝統工芸品――江南区の宝物』

江南区の伝統工芸品を紹介した小冊子

このパンフレットは、伝統工芸品の魅力を市民の皆様に知っていただくとともに、市外の皆様にもPRすることにより、販路を拡大し伝統工芸品の育成や地域の活性化にもつなげようと作成したものです。

  • 内容:伝統工芸品の魅力アップに向けた区の主な取り組み、商品紹介、亀田縞の歴史、問い合わせ先
  • 発行:平成24年3月改訂

お問い合わせ先

亀田縞(かめだじま)

〒950-0131 新潟市江南区袋津3丁目1番52号
電話:025-381-3067 ファックス:025-381-4074

〒950-0134 新潟市江南区曙町1丁目8番18号
電話:025-381-5163 ファックス:025-382-4655

〒950-0134 新潟市江南区曙町3丁目6番1号
電話:025-381-4105 ファックス:025-382-7136

〒950-0165 新潟市江南区西町2丁目3番24号
電話:025-383-5595 ファックス:025-383-5590

越後絵ろうそく

〒950-0135 新潟市江南区所島2丁目2番76号
電話:025-381-3044 ファックス:025-381-7064

〒950-0165 新潟市江南区西町2丁目3番24号
電話:025-383-5595 ファックス:025-383-5590

蒔絵(まきえ)

  • 友坂仏壇店
    〒950-0324 新潟市江南区酒屋547-3
    電話:025-280-2236 ファックス:025-280-2236
  • 有限会社岩崎仏壇店
    〒950-0121 新潟市江南区亀田向陽1丁目1番18号
    電話:025-381-3257 ファックス:025-381-7335

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このページの作成担当

江南区役所 産業振興課

〒950-0195 新潟市江南区泉町3丁目4番5号
電話:025-382-4809 FAX:025-381-7090

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