新潟市スポーツ大賞（平成21年）

　平成21年8月に阪神甲子園球場（兵庫県西宮市）で熱戦が繰り広げられた「第91回全国高校野球選手権大会」において新潟県勢初の決勝に進出した日本文理高等学校野球部に市スポーツ大賞を贈呈しました。
　同部は、これまでも春夏計7回の甲子園大会に出場し、平成18年春の選抜高校野球大会でも準々決勝に進出するなどの成績を収めていましたが、過去4度の夏の甲子園では初戦敗退。5度目となる今年の夏の大会でついに初戦を突破すると、破竹の勢いで全国の強豪校に次々に勝利し、県勢初の決勝戦に進みました。決勝戦では惜しくも敗れましたが、9回裏2死からの驚異の粘りは、野球ファンのみならず、全国に感動を与えてくれました。

　10月26日（月曜）、日本文理高校（西区）において、「新潟市スポーツ大賞授与式」を行いました。
　当日は、全校生徒の皆さんにもお集まりいただき、野球部に大きな拍手を送ってくれました。
授与式では「表彰盾」と、全国を感動させた「文理野球」を築いた日々の練習に役立てていただきたいという思いから、副賞として練習用硬式ボール50ダース、600個をお贈りしました。
　今年の夏の大会で一躍、強豪校として全国から注目を集めることとなりましたが、これからも研鑽を積まれ、市内外の高校との切磋琢磨により、新潟県野球のさらなるレベルアップを目指していただきたいと思います。