新型コロナ感染症対策の補正予算が可決しました（2020年10月6日）

　市議会9月定例会において、新型コロナ感染症対策を一層強化する約34億円の補正予算を可決いただきました。
　今回の補正では、これまでの感染防止対策や、地域経済の再興といった緊急的な対策に加え、福祉や教育、交通といった分野、さらにウィズコロナ社会を見据えたIT化の推進など、幅広い分野での編成となっています。
　福祉の分野では国の特別定額給付金の対象とならなかった新生児に対し臨時給付を行うほか、ひとり親世帯への子育て支援応援金の対象拡大などを行います。
　教育の分野では、どうしても密になりやすい教育現場の感染予防を徹底するため、多目的教室に空調設備を設置するほか、感染症対策によって増える先生方の業務を支援するスクールサポートスタッフの増員を行うなど、子どもたちの安心な学びの環境を整えます。
　また、交通の分野では、3密回避などの理由からバスなどの公共交通の利用が減少していることから、中高生などへりゅーとカードの無料チャージを行うなど、利用の促進につなげます。さらに、ウィズコロナ社会を見据え、企業のIT化支援や行政窓口のデジタル化などを進めます。
　今般お認めいただいた予算を速やかに執行し、市民の皆さまに一日も早く事業の効果をお届けできるよう取り組むとともに、引き続き感染拡大防止と社会経済活動の両立を図ってまいります。

新潟市長　中原　八一