平成16年3月14日 第4回協議会 会議録
最終更新日:2012年6月1日
第4回 新潟地域合併協議会 会議録
日時:平成16年3月14日(日曜)
午後4時
会場:ホテル新潟3階「飛翔」
資料
行政制度調整方針
司会:若林事務局長
本日は、お忙しいところお集まりをいただきまして、大変ありがとうございました。ただ今から、第4回新潟地域合併協議会を開催させていただきます。
なお、新潟地域合併建設計画につきましては、市町村の合併の特例に関する法律の規定によりまして、新潟県と協議を進めてまいりましたが、3月12日付けで協議が整ったことをご報告いたします。
それでは、開会にあたりまして、協議会会長の篠田新潟市長からご挨拶を申し上げます。
篠田会長
第3回に引き続きまして、第4回、きょうもまた日曜日の開催ということで、皆様方に大変恐縮でしたが、お集まりをいただきましてありがとうございます。そして、またもうひとつ恐縮なのは、潟東村、本来きょうが選挙ということだったのですが、無事、議員さん無投票ということで、吉崎議長さんをはじめ、当選をされた皆様方にお祝いを申し上げます。
きょうは本当にすばらしい春の日になりました。やはり冬の厳しさが厳しければ厳しいほど春の日差し、このすばらしさが身に沁みると言われておりますけれども、私どもの合併協議も、これまで大変厳しい時期もございましたが、そういうものを乗り越えてきょうの日を迎えられたということで、この春の陽光が本当に調印日和というようなことで、私、大変きょうの日和を嬉しく思っております。
きょうはまた、立会人ということで平山知事さんにもおいでをいただきました。ありがとうございます。
それでは、新潟地域にとって新しい歴史の1ページを開く第4回の合併協議会になりますが、皆様方のご協力できょうも無事に乗り切りたいと思っております。それではきょうもよろしくお願いいたします。どうもありがとうございました。
司会:若林事務局長
ありがとうございました。引き続き、合併協定書の調印に移ります。なお、皆様のお手元に「合併協定書」、「行政制度調整方針」及び「新潟地域合併建設計画(新にいがたまちづくり計画)」を配布させていただいております。
それでは、市町村長の皆様から、合併協定書に署名、押印をお願いいたします。
(12市町村長による署名、押印)
司会:若林事務局長
続きまして、立会人としまして、平山新潟県知事様、並びに12市町村議会の議長様から合併協定書に署名、押印をお願いいたします。
平山県知事様から、順次お願いいたします。
(新潟県知事、12市町村議長による署名、押印)
(全員が署名、押印後)
司会:若林事務局長
ありがとうございました。以上で、調印は滞りなく終了したところでございます。それでは、市町村長の皆様からご挨拶をお願いいたします。はじめに、篠田新潟市長からお願いいたします。
篠田新潟市長
ただ今12市町村長から、合併協定書の調印を無事終了させていただきました。一昨年の9月に任意の合併協議会を設置してから、大変、任意合併協議会並びに法定合併協議会の委員の皆様方、さらに関係者の皆様方に大変なご苦労をおかけしたということで、改めて感謝を申し上げます。
全国でいろいろ合併協議がやられているわけですが、私は新潟地域の合併協議は、非常にいい形をひとつ全国に示すことができたのではないかと考えております。
というのは、新潟地域の合併は、非常に目標、理念を明示する中で皆様方の求心力を結集していったということが、やっぱりここまで来れた一番の原因だったのではないかと考えております。
そういう面で、私が任意合併協議会の会長になる前に、一昨年の10月、あそこで政令指定都市の実現を目指す決議ということをやっていただいて、この地域の合併は政令指定都市をつくるものなんだということを、この目標を明示していただいたということが、その後の合併協議に非常に大きな効果があったと思っております。
また政令指定都市の中身といいますか、田園型政令指定都市をつくるんだ、そしてもう一つ、分権型政令指定都市をつくるというこの大きな方向も、早めに明示をできたということが、非常に良かったのではないかと思っております。
その中で、12市町村の皆様方、いったんは新津市が離脱して、今は近隣の11市町村ということになっておりますが、11市町村長から大変にありがたい決断をいただいたと。そしてまた、議員の皆様からも素晴しい出処進退を示していただいたということが、新潟地域の合併を成就させる上で、本当に大きな力になったと思い、感謝を申し上げます。
また、新潟地域は、合併協議の情報をできるだけ市民の皆様にお届けをするという形で、情報開示、この姿勢を示してきたつもりでございましたけれども、新津市のいったん離脱ということを見れば、まだまだ情報の開示、情報の提供が不十分だったということも反省して、これからさらに、今後も合併に向けてさまざまな協議を12市町村長さん、そして議長さんたちとやっていくわけですが、その間のことについてもこの地域の市民、住民の皆様にきっちりとお届けをして、情報開示の姿勢を今後も貫いてまいりたいと思っております。
また、私ども12市町村長、そして議員の皆様方、本当にすばらしいご決断を任意合併協議会の段階、さらに法定合併協議会でいただいたわけでございますので、今度はやはり新潟市がきっちりと市政改革を実現して、こちらも身を切る覚悟で臨んでいくということを、今までも表明させていただきましたけれども、合併までに新潟の市政の体質改革、これをさらに進めていく。そして、もう1年後、正確に言えば1年と1週間後になりますので、その合併後も、いいまちづくり、それを進めていける新潟市役所の体質改革、さらに能力アップということも含めて、頑張ってまいりたいと思います。
これで、私どもが目指してきた日本海側で今までなかった政令指定都市が、平成19年4月1日に設置できるという可能性が大きく広がりましたので、それを今後、国などとの協議、これを重ねて、間違いなく皆様とお約束をした早期に政令指定都市をつくるということを実現してまいりたいと思っています。
そういう面でまた、平山知事さんはじめ、県の関係者にも大変なご苦労をおかけすることになると思いますが、改めてご協力をお願い申し上げます。
そんな形で、大変すばらしい任意合併協議会、法定合併協議会の協議、これを経て私どもは市民の皆様、住民の皆様に胸を張って説明できる、そういう協議内容になったと申しておりましたし、先の新津の市長選挙、あるいは住民投票の結果を見ても、我々の進めてきたこの合併協議が、間違いなく地域の方に支持されているということで、非常にありがたい結果を出していただいた。そこにまた意を強くして、さらに新津市さんとは恐らく近く法定合併協議会を設置するということになると思いますので、この12市町村の合併協議と整合性を保ちつつ、そして皆様方とご連絡を取りつつ、新津市さんとの法定協議もしっかりやってまいりたいと思っております。
本当に、きょうまで皆様方ありがとうございました。
司会:若林事務局長
続きまして、吉沢白根市長よりご挨拶をお願いいたします。
吉沢白根市長
白根市の吉沢であります。今ほど、関係の皆さんと合併協定書に調印をさせていただきました。本当に感慨深いものがあります。今日までの道のりを振り返ってみますと、さまざまな出来事が脳裏を去来いたします。本当にありがたかったと思います。
今ほど篠田会長さんからご挨拶がありましたとおり、我々は政令指定都市を目指すということを理念に掲げました。しかも田園型、そして分権型ということで、この大きな3つの柱を1日たりとも誤ることなくここまで来れた。皆様方の紳士的で、しかも真剣に精一杯に協議をしてこられた賜物だと思っております。
加えてでございますが、議員各位、身を賭して市民の方々に説明をいただきました。これが一番大きい要因になったと思います。改めて感謝を申し上げたいと思います。
きのう、アルビレックス新潟がJ1のピッチに立ちました。大きな舞台に行きました。残念ながら初陣は飾れませんでしたが、J1であります。「新潟の奇跡」とか言われました。今は「Jの希望の星」と言われています。このJ1へアルビレックスを押し上げたのは66万7千の集客動員数、まさに大きなサポーターの力であります。
我々はきょう調印をいたしまして、今度政令指定都市というさらに大きなピッチに向かうわけであります。今は12市町村でございます。71万3千でございますが、やがて間近に78万であります。これはサポーターではありません。一人ひとりがプレーヤーであります。大きな力を持って未来あるまちづくりに向けて精一杯に頑張っていきたい、そんなふうに思います。大変ありがとうございました。
司会:若林事務局長
続きまして、小川豊栄市長さんからご挨拶をお願いいたします。
小川豊栄市長
きょうの調印式、お立ち会いをいただきまして、大変ありがとうございます。1年有半かかりましたでしょうか。大変長い、厳しい協議を続けさせていただきまして、きょうの日を迎えることができました。
極めて早い段階でありますが、編入合併という大変厳しい合併の方式を採らせていただきました。私は今日こうありますのは、一つには編入合併という方式を採らせていただいたことにあるのではないかなと思っております。
編入をされます11の市町村にとりましては、わが市の、わが市町村の名前を失うことであります。また議会の方々におかれましては、失職をするという大変厳しい合併のスタイルであります。これらにつきまして、11の市町村の方々からは本当に納得をいただいて、議員の方々からは犠牲的な精神でお受けをいただきました。このことを、しっかり私どもは心に捉えまして、篠田会長さんが言われましたように、志のある立派な合併をぜひここで遂げたいと思っております。
これからまた17年3月の合併、そしてまた政令指定都市まで、相当厳しい難問がいろいろ控えているだろうと思いますが、心を一つにして、私どもの所期の目的を達成できますよう、ご支援をお願いいたしたいと思います。きょうは大変ありがとうございました。
司会:若林事務局長
続きまして、佐藤小須戸町長よりご挨拶をお願いいたします。
佐藤小須戸町長
花と緑の町、小須戸町の佐藤でございます。ただ今は合併協定書に署名をいたしまして、大変緊張しておるところでございますが、これからは、私たちは政令指定都市を目指してまっしぐらに進んでいくことになります。当町も一地域を担うものとして、田園型政令都市の一翼をしっかりと担える地域に育って、また発展していくだろう、こういうふうに期待とまた願いがあるところでございます。
本日は、ここにご臨席を賜りました皆様方のさらなるご支援をお願い申し上げまして、一言ご挨拶といたします。大変ありがとうございました。
司会:若林事務局長
続きまして、浅見横越町長よりご挨拶をお願いいたします。
浅見横越町長
きょうの調印を迎えまして、まさに感慨無量なものがございます。昔から、蒔かぬ種は生えぬという言葉がございますが、振り返ってみますと、20有余年前、若杉市長さんが種を蒔かれたわけであります。新幹線の開通等々を含めますと、まさに新潟市は大同合併して100万都市をつくろうと、種を蒔かれたわけでありまして、その後、長谷川市長さんが水と肥やしを与えたわけであります。そしてすくすくと成長しながらも、このたび花を咲かせられたのは、篠田市長さんであります。
こう考えますと、3代にわたる20有余年のなかで、きょうの日を迎えた。まことに私は喜びに耐えないわけであります。
しかし、今いろいろお話がございました。問題は、花を咲かせても実をつけなければなりません。その大きな実は、私どもが失職してでも、小異を捨てて大同に就く、この決意のもとで平成19年4月の日本海側随一の政令指定都市をつくることであります。これが大きな実ではなかろうかと思っております。
したがいまして、お願いしたいことは、篠田市長さんはじめ新潟市議会の皆さんにもこのことをじっくり考えていただきまして、ともに世界にはばたく新潟政令指定都市の実現を図っていただきたい。我々も精一杯の応援をする覚悟でございます。よろしくお願いを申し上げまして、挨拶に代えさせていただきます。ありがとうございました。
司会:若林事務局長
続きまして、荻荘亀田町長よりご挨拶をお願いいたします。
荻荘亀田町長
亀田町の荻荘でございます。本日の調印式は、平成19年の政令指定都市に向けた第一歩だと思います。亀田町の命運が新潟市に引き継がれるわけでございます。新潟市におかれましては、このことに一歩も引かず、政令指定都市を目指して頑張っていただきたいと思います。私どもも精一杯応援するつもりでございます。何卒、日本海側初の政令指定都市に向けて頑張っていただきたいと思います。
簡単ではございますが、挨拶に代えさせていただきます。
司会:若林事務局長
続きまして、坂爪岩室村長よりご挨拶をお願いいたします。
坂爪岩室村長
岩室村の坂爪でございます。私どもの岩室村は、日本海に吹く風は少しばかり吹き抜ける位置にありまして、このたび皆様方とご一緒させていただくことになりました。吹き抜ける風が春風のように暖かいものであってほしいと願っておりますし、またごく近い時期においては、吹き抜ける風が止むような環境になってほしいと、こんなことを期待申し上げております。
私、きょうこの席に立ちまして、第一番に地域住民の皆さんが地域のこれからを合併に賭けていただいたという決意、そして叡智に、心から御礼を申し上げたいと思っています。また、短い期間の中で12市町村を束ねて、まさに昼夜の別なくご努力いただいた事務方の皆さんにも感謝を申し上げます。
これから、合併合意事項が各地域において実践されますときにおいては、なお多くの調整項目が生ずるものと思っておりまして、きょうこれからは、首長と地域住民との真の合併協議になるのではなかろうかと、こんなふうに思っております。
合併のやり方については、いろいろお考えもあろうかと思いますけれども、今回の編入合併については、住民の皆さんもいろいろな思いで受け止めております。ぜひ今までの合意事項等を確実に実行していただいて、住民の期待に応えていただきたい、こんなふうに思っています。
日本海側初めてという、政令指定都市実現を目指すという大きな目標を見せるなかで、明年3月21日の合併が、地域住民にとって、合併してよかったと言っていただくように、これから頑張ってまいります。皆様方もこれからのご支援をよろしくお願い申し上げます。ありがとうございました。
司会:若林事務局長
続きまして、安沢西川町長よりご挨拶をお願いいたします。
安沢西川町長
西川町長の安沢でございます。きょうは本当に、西川町の町民1万2,600人が、1年後に新潟市民になるという一つの区切りの日を迎えたということで、大変喜んでおるところでございます。
本当に、これですべて解決したわけではございません。合併までいろいろな問題がございます。それにつきましても、今までどおり皆さんとともに協議して努力してまいりたい。そして合併後は、合併協定書に盛られました各条項を、本当に新潟市民として、西川町の住民が合併してよかったと言われるように、なお一層努力してまいりたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。本日はどうもありがとうございました。
司会:若林事務局長
続きまして、木村味方村長よりご挨拶をお願いいたします。
木村味方村長
味方村長の木村でございます。きょうの日を迎えましたこと、まことに感慨深いものがあるわけでございます。味方村は、100年余続いた歴史に、きょう幕を閉じることになる、その第一歩を踏み出したわけでございます。一部村民の中には、断腸の思いであるという意見もございますが、これはやはり今の合併というものは、時代の要請ではないかと受け止めておるわけであります。
これからは、この大きな枠組みの中でそれぞれの地域の発展を摸索していくべきではないかと、そんなふうに思っているわけであります。それぞれ地域には特性があり、また歴史があり、文化があるわけでございます。そういったものを生かしていただいて、これからの地域づくりをお願いしたいと、そんなふうに思っておるわけであります。
これから政令指定都市に向けて、なお一層の努力が求められるわけでございますが、どうぞ皆さん方一丸となって、この日本海側最初の政令指定都市を目指して頑張っていただきたいと、そんなことを一言お願い申し上げまして、ご挨拶に代えさせていただきたいと思うわけでございます。大変どうもありがとうございました。
司会:若林事務局長
続きまして、星野潟東村長よりご挨拶をお願いいたします。
星野潟東村長
潟東村の星野であります。私どもの悲願でもありました田園型及び分権型の政令指定都市を目指した新しい新潟市の誕生は、21世紀の地域づくりに夢と希望を与えてくれるものと確信をいたしております。これからも目的達成のために、新潟市長さんを中心に皆で心を一つにし、すべての力と叡智を結集して頑張ることをお誓いして挨拶といたします。ありがとうございました。
司会:若林事務局長
続きまして、金子月潟村長よりご挨拶をお願いいたします。
金子月潟村長
月潟村長の金子でございます。きょうの調印の日を迎えられたことを、素直に喜んでおるものでありますが、きょうのこの日を迎えることができましたのは、県はもちろんでありますが、他の11市町村長、そして11市町村議会の皆様、そして多くの皆様のご理解とご協力の賜物と、心から御礼申し上げる次第であります。
私も微力ではありますが、来年3月21日の合併に向かって、精一杯努力してまいりたいと思いますので、よろしくお願い申し上げます。ありがとうございました。
司会:若林事務局長
続きまして、如澤中之口村長よりご挨拶をお願いいたします。
如澤中之口村長
中之口村の村長の如澤でございます。長い長い道のりでありましたが、本日ここに調印式を迎えることができまして、大変感慨深いものを覚えております。
この新潟市の合併が円滑に進められてきたいろいろな理由としては、いくつか挙げられますけれども、一つはまちづくりのビジョン、これがやはり一つの要因であろうと思っておりますし、またもう一つは、議会の皆様方が失職をする、それを潔しとする、そういう気持ちの現れが調印をスムーズにやった要因ではないかなと、このように思っております。
まだいろいろあると思いますけれども、これから約1年ちょっとでございますけれども、政令指定都市実現に向けて、精一杯努力することをここにお誓い申し上げまして、一言御礼のご挨拶にさせていただきます。ありがとうございました。
司会:若林事務局長
ありがとうございました。続きまして、市町村議会議長の皆様からご挨拶をいただきます。はじめに、橋田新潟市議会議長よりご挨拶をお願いいたします。
橋田新潟市議会議長
感慨無量でございます。任意の合併協議会をスタートして1年半、その前の亀田町、横越町との協議を加えましても、1年と9カ月でございます。私自身、こんなに短期間で調印を迎えるとは、正直思っておりませんでした。
これはやはり、政令指定都市実現という、その強い意志が結実した結果であろうと思っております。そして私自身、旧黒埼町との合併を経験した新潟市議会の議長経験者の皆さん、そして新潟市の議員の皆様のご協力、ご指導があったからこそと、この場をお借りしてまずもって感謝を申し上げる次第でございます。
この私どもの合併は、全国的に注目されているなかで成功に導いた大きな要因は、これは何といっても、11市町村の議員の皆様が定数特例を選択していただいた、その勇気ある決断のおかげだと思っております。皆様の郷土発展に賭ける熱き思いは、私ども新潟市議会がしっかり受け止めなければならないと思っております。
そうは言いながらも、我々議会は、合併の議決という、まだ大きな仕事が残っております。12の市町村議会が、挙って合併議決を無事終えて、そして政令指定都市実現の礎を確固たるものにしていただくことを心からお願い申し上げ、ご挨拶に代えさせていただきます。ありがとうございました。
司会:若林事務局長
続きまして、五十嵐白根市議会議長よりご挨拶をお願いいたします。
五十嵐白根市議会議長
大凧合戦の白根市でございます。平成14年9月から、政令指定都市新潟市をつくるために協議を重ねて、きょうを迎えたわけでありますけれども、この平成の大合併は、国の財政事情から始まった感もしないわけではありません。しかし、平成17年3月に合併する我々は、この機を活用した地方分権型の政令指定都市を目的に集まった11市町村であります。きょう交わしたこの合併協定書は、このまちづくりを、私ども白根市民は大きく期待をしておるところでございます。
篠田市長をはじめ、新しくできる新潟市議会は、これを確実に実行してくれることと、白根市議会は確信をいたしております。そしてこの新潟市が、住民を主体にした地方分権型の行政が行われる、そして将来必ずや、この新しい市民が合併してよかったと言われるような市にしていただきたいということをお願いいたしまして、挨拶といたします。
司会:若林事務局長
続きまして、山崎豊栄市議会議長よりご挨拶をお願いいたします。
山崎豊栄市議会議長
豊栄市議会の山崎でございます。日本海側で最初の政令指定都市を目指そうという大義のもとで、新潟市さんを含めました12市町村が大同団結してきょうの日を迎えられたことを、我々豊栄市議会といたしましても、誇りに思っております。
また、私どもがこれから目指す政令指定都市というのは、あくまでも分権型、あるいは田園型という理念を持っております。この理念に1日も早く魂が入るような形で政策が結実することを、豊栄市議会としては願っております。
きょうご出席の皆様方とともに、きょうのこの日を誇りに持ちたいと同時に、お祝いをしたいと思っております。きょうは本当にご苦労様でございました。
司会:若林事務局長
続きまして、穴澤小須戸町議会議長よりご挨拶をお願いいたします。
穴澤小須戸町議会議長
小須戸町の穴澤でございます。顧みれば、平成14年9月に任意の合併協議会を設置しまして、きょうまで13回にわたりまして、それぞれの市町村から提出されました合併建設計画、さらには財政計画等につきまして、本当に審議に審議を重ね、本日ここに12市町村が一堂に会しまして、合併協定書に署名、押印されたことにつきまして、皆さんとともに喜んでおるところでございます。
先ほど来、いろいろの方々からお話がございましたように、これから合併に向け、さらには分権型政令指定都市に向けて、この12市町村が一丸となって進んでいかなければならないであろうと。そのためには、皆さんとともに政令指定都市を目指して行動をともにしていくことを、この席を借りましてお誓いを申し上げると同時に、簡単ではございますが挨拶に代えさせていただきます。本日は大変どうもありがとうございました。
司会:若林事務局長
続きまして、神田横越町議会議長よりご挨拶をお願いいたします。
神田横越町議会議長
横越町議会議長の神田でございます。きょう、合併協定書の調印の席に立会人として参加できまして、まことに感慨無量でございます。今改めて、中国の儒家孟子の言葉を思い起こしております。「天の時は地の利に如かず、地の利は人の和に如かず」であります。まさに人の和に勝るものはございません。
今後は政令指定都市実現に向けて、関係市町村がますます相互理解と協力をいただきますよう、心からお願いいたします。ありがとうございました。
司会:若林事務局長
続きまして、本田亀田町議会議長よりご挨拶をお願いいたします。
本田亀田町議会議長
亀田町の本田でございます。仕事をやるには朝飯前にやれという言葉があります。しかしこの合併協議会も、随分朝飯会をやりました。朝飯前にやるようにいかなかったようであります。何回通ったんでしょうかね。朝早くから。皆それぞれ感慨深いものがあると思います。
その上、日曜出勤があったんですね。きょうもまた日曜出勤でございます。これが今度少し楽になるのかなという感慨が一つございます。あとはもう、新津市が私どものレールのなかに、今は12両編成ですけれども、今度は13両編成になって、目的地へ向かってばく進するという段階だと思います。それに向けて今後も一層、朝飯会のもう1、2回ぐらいあってもいいかなという気持ちで頑張りたいと思います。どうぞよろしくお願いします。
司会:若林事務局長
続きまして、三富岩室村議会議長よりご挨拶をお願いいたします。
三富岩室村議会議長
岩室村議会の三富でございます。この12市町村の合併につきましては、私どもは遅れて参加をさせていただき、皆様方に大変ご迷惑をおかけしたわけでありますが、きょうこうして調印式を迎えて、皆様方に改めて感謝を申し上げたいと思います。
なお、今後いろいろとまだ問題は出てこようと思います。意を新たにいたしまして、皆様方と一丸となって、大目的であります田園型政令指定都市の実現に向けて努力いたしますことをお誓い申し上げて、一言ご挨拶に代えさせていただきます。本日は大変ありがとうございました。
司会:若林事務局長
続きまして、森山西川町議会議長よりご挨拶をお願いいたします。
森山西川町議会議長
西川町の議長の森山でございます。きょうのこの調印式を迎えまして、まさに感無量の気持ちでございます。私どもの地域、2年前からこの合併の問題を議論してまいりました。当初、多少の不安はございましたが、皆さんと一緒に回を重ねるごとに、この不安も払拭されました。そして本日、調印の立会人として、署名、押印させていただきました。地域の福祉の向上に対して、いささかの迷いもなく印を押させていただきました。
今後、政令指定都市に向けまして自信を持って、この自信を皆様方の協力によりまして揺るぎないものにしていただきたいと、こんな思いで皆さんにお願いを申し上げながら、本日の私の挨拶に代える次第です。大変どうもありがとうございました。
司会:若林事務局長
続きまして、野澤味方村議会議長よりご挨拶をお願いいたします。
野澤味方村議会議長
味方村の野澤でございます。本日ここに、12市町村が合併における調印を行われたことに対し、その立ち会いに参加できましたことに、本当に喜びを感じているところでございます。
私ども思い返せば、平成13年10月10日に地方分権等特別委員会を立ち上げた第1回目の協議会から、きょうまで長い道のりではございましたが、多くの皆様方のご協力、ご指導によりまして、分権型政令指定都市を目指して、大きな山を越え、前進していくものであると、皆様とともに喜びに耐えないところでございます。
これからも、それぞれまだいろいろな問題もあろうかと思いますが、新潟市長さんを中心に、合併してよかったと住民の声が聞こえるようになることを、皆様方とともに最善の努力もまたしなければならないかと思いますので、どうか今後とも変わらぬご指導をよろしくお願い申し上げまして、一言挨拶とさせていただきます。どうもありがとうございました。
司会:若林事務局長
続きまして、吉崎潟東村議会議長よりご挨拶をお願いいたします。
吉崎潟東村議会議長
潟東村の吉崎でございます。去る平成13年1月18日、新潟県が新聞紙上発表されました合併パターン、その時には、わが村は新潟市との合併パターンには入ってございませんでした。それが、本日こうやって調印を迎えることができましたのは、ひとえに協議会委員である市町村の皆様方のご指導の賜物と、心より深く感謝申し上げる次第でございます。感慨深いものがございます。
あすよりは、来年3月21日の合併を目指し、さらには平成19年4月の田園型政令指定都市を目指し、なお一層精進を重ねてまいる覚悟でございますので、皆様方のご指導よろしくお願い申し上げまして、ご挨拶といたします。よろしくお願い申し上げます。
司会:若林事務局長
続きまして、和平月潟村議会議長よりご挨拶をお願いいたします。
和平月潟村議会議長
月潟村の和平でございます。今ほどそれぞれの議長さんのご挨拶がございましたが、私もこの本日の調印を迎えるにあたって、感慨ひとしおのものがございます。
私どもこの12市町村が合併するにあたって、いろいろの面で協議を重ねてまいったのは、ご案内のとおりであろうかと思います。そのなかで、それぞれ新潟市をはじめとした議会議員の皆様方のリーダーシップはもちろんのこと、今日まで私どもにご指導いただいたことに、改めて感謝を申し上げる次第でございます。
これから、私どもに残された任期は1年でございますけれども、田園型、分権型の政令指定都市を目指して、精一杯の努力をしながらまい進してまいりたい、こんなことを思っているところでございます。これからも皆さんと心を一つにしながら、来るべき合併に向けて精一杯努力することをお約束しながら、一言ご挨拶に代えさせていただきます。大変ありがとうございました。
司会:若林事務局長
続きまして、宮腰中之口村議会議長よりご挨拶をお願いいたします。
宮腰中之口村議会議長
中之口村議会の宮腰でございます。きょうのこの調印を迎えたことに対して、皆様方関係各位に深甚なる感謝を申し上げ、また私個人といたしましても、感激をし、誇りに思っております。
合併いたしますと、私どもの村は1パーセントにも足りません。ですが私は、村民の皆様には北の端ではない、南の玄関だというようにお話を申し上げているところでございます。
今ほど皆様からお話がございましたように、実りのある、実のある田園型、地方分権型政令指定都市になりますように、子々孫々に誇れる新潟市でありますように、私どもも努力をいたし、皆様方のご支援を一層お願い申し上げ、挨拶に代えさせていただきます。ありがとうございました。
司会:若林事務局長
ありがとうございました。続きまして、平山新潟県知事様よりご祝辞を頂戴いたします。よろしくお願いいたします。
平山新潟県知事
きょうここに、新潟地域の12の市町村が合併協定書に調印するという、本当に、明治以来の地方自治のわが県の歴史のなかでも極めて大きな、そしてまた意義のある日を、皆さんと一緒に迎えることができました。心からお祝いを申し上げたいと思います。
この日を迎えるまでに、諸先輩をはじめ、きょうここにおられる市町村長さん、それからそれぞれの市町村議会の皆さんが、大変なご努力をされました。また、大勢の市町村民の皆さんも、この合併についての議論を重ねてこの結論に至り、調印を迎えたわけであります。そのことに、心から敬意を表したいと思います。
今回の合併は、平成の大合併ということでありますけれども、全国でたくさんの合併がこれからも調印され、そしてスタートしていくと思います。そのなかでも、私はこの新潟地域における12の市町村が、政令指定都市を目指す合併をするということは、極めて意義の深い、全国でも最も価値のある合併の一つだと誇っていいと思っております。
それはやはり、この新潟が、札幌、仙台、広島、福岡が「札・仙・広・福」と言われるなかに、「札・仙・新・広・福」と、「新潟」という字を真ん中に入れたいと思っていた、私の悲願でもあります。そしてそれは、21世紀の日本が世界の中で生きていくときに、北東アジア、そしてアジアと向かい合っていくことの大切さを考えたときに、日本海側に新たな政令指定都市ができ上がるということの意義は、我々地域の人間にとっても、福利の向上、そしてまた住み良い地域づくりということで大変意義は大きいですけれども、国家的にも日本にとっても重要な意味がある、それぐらい思ったほうがいいだろうと思っております。
田園都市型の政令指定都市を目指す。本当にほかの都市のように、同心円的な広がりを持って広がるだけではなくて、その間に美しい水田を抱え、そして衛星都市的にそれぞれの市町村が合併のなかでつながっていくというわけであります。美しい自然を守り、そして高いレベルの都市機能を持つ。それだけではなくて、経済的にしっかりした基盤を作る。併せて新しい都市としての文化を育てていく。このことが一番大事なんだろうと思います。
そしてそのことは、私は単に大きくなる、広くなる、人口が増えるだけではなくて、一緒になってみんなが力を合わせて、この地域が、日本で一番美しい文化と一番美しい心を持った人たちが住む地域にしていただきたいと思います。経済的な発展を含めて、そのことをぜひともこの新しい政令指定都市を目指すなかで、大きな目標として目指していただきたいと思います。
よく全国では、政令指定都市になると、政令指定都市と県が仲が悪いというのが多いんですけれども、篠田さんとも言っていますが、新潟県で新潟市が政令指定都市になったとき、これはずっと全国で県と政令指定都市が一番仲がいいと言われるような歴史をつくっていこうと。そのことがちょうど、我々が目指す新潟づくりの県の政策と政令指定都市が、本当に今考えてみても、これほどいい政策はないという評価をお互いし合っているわけでありますので、その意義を上げるように、私も微力ながら最善を尽くして頑張りたいと思います。
本当はもっと苦労するかなと思っておったのですけれども、私が書いた最初の合併の地図とちょっと違ったぐらいで、むしろちょっと広がったぐらいであります。本当にあまり大きなお手伝いをせずにきょうの日を迎えられましたことに対し、改めて皆さんのご努力に敬意を表しながら、さらなる政令指定都市を目指す合併でありますので、力をさらにまた結集しながら、その成功に向かって一緒に頑張りたいと思います。本当にきょうはおめでとうございます。
司会:若林事務局長
ありがとうございました。
本日は報道の方も多数お見えになっておりますので、大変恐縮ではございますが、壇上の皆様は、ご起立の上、中央で寄っていただきまして、握手をお願いいたします。
(壇上で新潟県知事を中心に12市町村長・議長が握手)
司会:若林事務局長
ありがとうございました。これを持ちまして、本日の日程、すべて終了いたしました。ありがとうございました。
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