平成14年8月2日 第3回 新潟市・亀田町・横越町合併問題協議会開催 会議録

最終更新日:2012年6月1日

第3回 新潟市・亀田町・横越町合併問題協議会会議録

日時:平成14年8月2日(金曜)
午前10時
会場:ホテルイタリア軒3階「サンマルコ」

司会:長谷川事務局長

 まだ1、2名、お見えになっていない委員もございますが、定刻でございます。ただいまから第3回新潟市・亀田町・横越町合併問題協議会を開催させていただきます。
 なお、本日は新潟市の佐藤豊美議員、亀田町の田窪収入役、横越町の渡辺助役、江口収入役、高橋喜代一議員、以上5名の委員が欠席となっておりますけれども、協議会委員は半数以上出席されておりますので、本協議会規約に基づきまして会議は成立していることをご報告申し上げます。それでは開会にあたりまして長谷川会長よりご挨拶をお願いいたします。

長谷川会長

 皆様おはようございます。本日は大変ご多用なところをご出席いただきましてまことにありがとうございます。第3回の新潟市・亀田町・横越町の合併問題協議会の開会にあたりまして一言ご挨拶を申し上げます。
 前回の協議会におきましては、本日の第3回におきまして行政制度の基本的事項等と、1市2町の総合計画についてご説明を申し上げることになっておりましたが、皆様ご高承のとおり第2回の協議会以降、新潟市と周辺市町村におきまして政令指定都市を目指した合併の機運が急速に盛り上がってきたところでございます。今回はこうした状況を踏まえまして、決算、予算のご審議をいただいたのちに、本協議会の今後の運営についてご協議を賜ることといたしたいと考えております。委員の皆様方の活発なご協議をお願いいたしまして開会のご挨拶とさせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。
 (拍手)

司会:長谷川事務局長

 ありがとうございました。会議に先立ちましてお手元の資料についてご確認をお願いいただきたいと思います。資料1といたしまして、平成13年度新潟市・亀田町・横越町合併問題協議会決算、資料2といたしまして、平成14年度新潟市・亀田町・横越町合併問題協議会予算、資料3といたしまして、地方行政調査委員会勧告等でございます。お手元のほうよろしゅうございましょうか。
 それではこの後の進行につきましては、本協議会規約第6条第1項に基づきまして、会長のほうからお願いいたします。よろしくお願いいたします。

長谷川会長

 はい、それでは早速議事に入らせていただきます。まず最初に議題1、議案第1号の、平成13年度新潟市・亀田町・横越町合併問題協議会決算についてでございます。事務局の説明をお願いいたします。

事務局:若林事務局次長

 はい、事務局でございます。資料1、議案第1号でございます。平成13年度新潟市・亀田町・横越町合併問題協議会決算についてでございます。
 3ページをお開きください。歳入、歳出、決算事項別明細書でございます。歳入につきましては、1、分担金及び負担金は1市2町の負担金、2、支出金は新潟県市町村合併研究支援事業補助金でございまして、いずれも予算現額どおり収入したものでございます。3、諸収入は預金利子42円でございまして、歳入合計の収入済額は496万42円となっております。
 続きまして4ページでございますが、歳出につきましてはすべて協議会費でございまして、平成13年度は2回協議会を開催いたしましたが、報酬については備考欄に記載のとおり、委員報酬で、92万3千円でございます。事業費は協議会開催経費39万7261円、協議会資料作成代100万8千円などでございます。そのほか、役務費、委託料、使用料及び賃借料については記載のとおりとなっております。歳出合計の予算現額496万に対しまして、支出済額330万7176円でございます。欄外に記載のとおり、歳入合計496万42円から歳出合計330万7176円を差し引き、165万2866円は平成14年度へ繰越するものでございます。
 5ページは監査意見書となっております。以上で説明を終わります。

長谷川会長

 はい、ありがとうございました。続きまして本協議会規約第11条に基づきまして、監査の結果についてご報告を願います。

熊谷 博委員

 監事の新潟市の熊谷でございます。亀田町、横越町さんの監事お二人が欠席となっておりますので、私のほうから報告をさせていただきます。監査につきましては、歳入、歳出、決算書、証書類及び通帳を精査いたしました。その結果、平成13年度歳入、歳出、決算書の計数は正確であり、予算の執行も適切であることを認めたことをご報告申し上げます。以上でございます。

長谷川会長

 はい、ありがとうございました。それではただいまの事務局説明及び監査報告につきまして、何かご質問、ご意見などございますでしょうか。特にご発言ないようでございます。議案第1号の平成13年度新潟市・亀田町・横越町合併問題協議会決算につきましては、ご承認したものとしてよろしゅうございましょうか。
 -異議なし-

長谷川会長

 はい、ありがとうございます。ご異議ないものと認め、議案のとおり承認をいたします。
 次に、議題2、議案第2号の平成14年度新潟市・亀田町・横越町合併問題協議会予算についてお諮りいたします。事務局の説明をお願いいたします。

事務局:若林事務局次長

 はい、では議案第2号平成14年度新潟市・亀田町・横越町合併問題協議会予算について説明いたします。通年の予算組みをしておるところでございます。
 3ページをお開きください。まず歳入でございまして、1、分担金及び負担金につきましては説明欄にありますとおり、新潟市527万8千円、亀田町64万円、横越町42万5千円の負担金、2、繰越金につきましては、先ほど決算で説明いたしました13年度からの繰越金でございます。歳入合計につきましては、799万5千円でございます。
 次に4ページでございます。歳出でございまして、説明欄に記載のとおり、協議会委員報酬や協議会の資料作成にかかる経費、協議会の会議録作成にかかる経費などを計上いたしております。歳出合計につきましては、799万5千円となっております。予算につきましては以上でございます。

長谷川会長

 はい、ありがとうございました。それではただいま事務局から説明がございましたが、何かこれにつきましてご質問、ご意見などございますでしょうか。はい、特にご発言ないようでございます。議案第2号の平成14年度新潟市・亀田町・横越町合併問題協議会予算につきまして、議案のとおり決定することにご異議ございませんか。
 -異議なし-

長谷川会長

 ありがとうございました。ご異議なしと認め、議案第2号の平成14年度新潟市・亀田町・横越町合併問題協議会予算につきましては、原案のとおり決定いたしました。
 では次に、議題3の新潟市・亀田町・横越町合併問題協議会の今後の運営についてをお諮りいたしたいと思います。
 はじめに私のほうからお話をさせていただきたいと存じます。本協議会は、1市2町お互いの合併への意識の高まりの中で昨年11月に立ち上げ、2回の協議を重ね、行政制度統一の基本方針の協議などを行ってまいりました。しかし、2月の第2回目の協議会以降、この協議会を取り巻く状況が大きく変わり、新潟市と周辺市町村においては、政令指定都市を目指して合併に関する機運が急速に盛り上がってきたところであります。
 まず豊栄市におきましては、市民アンケートを実施し、新潟市との任意協議会の設置については大方の賛成をいただいております。また、西川町、味方村、月潟村、中之口村、潟東村においては、それぞれの3月議会や臨時議会で新潟市との合併に関する決議が行われ、その後、新潟市に合併協議の申し入れがございました。一方、新潟市におきましても、5月臨時議会で、政令指定都市実現をめざすため条件の整った市町村と広域的な合併を推進するという決議をいただいたところであります。
 こうした状況を踏まえまして、5月31日には豊栄市をはじめとする7市町村の間で議長さん立合いのもと、任意の合併協議会を合同で設置することで合意をしたところでありますが、その際、この本協議会におきまして協議の一本化が望ましいという結論が出た場合には、新たな任意協議会との一本化を図るということについても、合意をいたしているところであります。さらに7月、白根市からも任意の合併協議会への参加の申し入れがあったところであります。
 このような状況の変化を踏まえまして、すでに先行して協議を進めてまいりましたこの任意協議会と、これから新たに予定される周辺市町村との任意協議会のあり方につきまして、新潟市議会におきまして、政令指定都市を目指した広域合併を進めていくためには任意協議会の一本化が望ましいとの意見もあり、この問題につきまして新潟市議会議長から亀田町、横越町の両議長に対しまして協議を進めていただいたところであります。私といたしましても阿部亀田町長、浅見横越町長と協議をいたしまして、政令指定都市を目指した新たな町づくりを進めていく上で任意協議会の一本化を図り、関係市町村全体で協議を行っていくことが望ましいと考えるにいたったところであります。
 つきましては、改めて、本協議会の今後の運営のあり方について代表的立場の方々からご意見を賜りたいと存じます。まず、阿部亀田町長、浅見横越町長からご発言をお願いいたしたいと存じますが、初めに阿部亀田町長よりお願いをいたします。

阿部亀田町長

 大変ご苦労様でございます。きょうで3回目の任意協ということでございますが、もともと私どもの町、横越町、これにつきましては、新潟市さんとの合併問題協議会を立ち上げるまでに両町の合併ということでいろいろ検討した経緯がございます。これは簡単に申しますと、行政における財政の健全化、そして行政権の確立、そういったのが基本であったかと思います。地域に対するサービス、これをいかに向上させるかという前提のもとでそういった検討がなされてきた経緯がございます。
 一方、またこの地域を取り巻きます広域市町村圏でいろんな会合が催されてきております。十数年前から、あるいは会によっては十年前から、そういった2つ3つ、いろんな会が催されております。その会の進行の中で、いわゆるこの地域は政令都市を目指すべきだということで大方の意見の一致をみてきているところでございます。私ども亀田町、横越町単独の合併と、これも一つのステップというふうに考えておったわけでございますけれども、ここまできたからにはまず新潟市さんを中心として、生活圏の一体化している私どもは合併協議会を立ち上げるべきだということで、近隣の市町村に先駆けて立ち上げてきた、という経緯でございます。
 しかしながら、先ほど市長さんおっしゃいましたように、周辺の動きが非常に活発になってきております。簡単に申し上げますと、目的は一つであるわけでございます。流れがそういうものであるならば、私どももいわゆる合併協議会の二本立てよりも一本立てに参加したほうが、これから何かと検討しやすいのではないかと、そんな気持ちをもっているところでございまして、議長さん方は議長さん方でいろいろ検討なされたようでございますし、これも先ほど市長さんおっしゃられました、市長さんと私と浅見町長さんといろいろ検討した結果、やはり一本化に向けて進むべきではないか、そんなことで意見が一致したわけでございます。

長谷川会長

 どうもありがとうございました。では続きまして、浅見横越町長よりお願いいたします。

浅見横越町長

 皆さんご苦労さまでございます。今、長谷川会長、それから亀田町長さんのほうからも話がございましたように、第3回目のこの任意協にあたりまして、想像もつかなかったわけでありますけれども、事実上発展的な解散をして新たな体制に取り組んで、一日も早い政令都市の実現を目指そうと、この機運については私はまことにこの本協議会の発足が大きなインパクトになったんではないかと、本当にこの協議会の、わずか2回ではありましたけれども、他の町村に与えた影響はまことに大きいと、私は理解をいたしておるわけであります。
 もともと期するところは、任意協とか合併、要するに私どもは日本海随一の新潟市を支援しながら私どもがそれぞれ21世紀の新しい町を作ろうという熱意のもとから生まれたわけでありまして、私どもの仲間が増えるということは理屈抜きで私は歓迎すべきであろうと思っております。そして政令都市を目指して、新潟市、先般合併された黒埼、亀田、横越が一緒になったとしても、これは不可能であります。しかしながら今いろいろ新潟市さんに申し入れている市町村、さらに申し入れようという市町村を考えると、心から受け入れていただきたい。私どもも少なくともいろんな問題ございますが、小異を捨てて大同に就くという不退転な決意をもって臨むのが、今、私どもに課せられた最大の義務ではなかろうかと思っておりますので、私も副会長の立場では小異を捨てて大同に就く、いわゆる一本化を目指して早く大同の任意協議会を立ち上げまして、少なくとも17年までは政令都市の条件整備を図るべきであろうと思っていますので、どうか皆様方からも格段のご理解とご協力をいただきまして、この一本化についてもご賛同賜りたいと、こう思っております。以上であります。

長谷川会長

 はい、ありがとうございました。では次に、この件につきまして、亀田町、横越町両議会との調整の労をとっていただきました、松原新潟市議会議長からご発言をいただきたいと思います。

松原新潟市議会議長

 ご指名をいただきました新潟市議会の松原でございます。私たち新潟市議会といたしましては、平成14年の3月定例会におきまして、合併問題、あるいはその進め方等について私どもの多くの議員の方々から種々質問がなされ、今後合併協議を進める範囲、あるいは任意協議会の持ち方等々につきまして市議会と十分協議してまいりたいという市長の答弁のもとで、議会側として、これらの協議課題に対し各議員の皆さんの意見を聴取して集約する場ということとして、私ども、市政問題協議会という機関を設け、そこで協議を重ねてまいったところでございます。
 この協議会の議論を踏まえまして、5月の24日に政令指定都市の実現を目指すという議会決議を、私どもの議会として行ったところでございます。また、その後の新潟市議会の市政問題協議会の場で、任意協議会の持ち方、進め方等についての議論を行い、すでに設置済みの亀田町、横越町との本任意協議会と、それ以外の関係市町村との任意協議会の関係につきまして、亀田町、横越町のグループとそれ以外の関係市町村のグループの二本立ての任意協議会とするとの意見もありました。また亀田町、横越町も含めてすべての関係市町村を一本化した任意協議会とすべきであるとの意見もあったところでありますが、私ども協議会の判断といたしましては、亀田町、横越町との任意協議会はすでにそれぞれの市、町の議会の承認を得て発足していることをかんがみ、この問題は基本的には任意協議会の場において決定されるものでありますが、私ども新潟市議会の意見を踏まえ、私が両町の議長さんともども今後相談することが望ましいとの意見の集約をみたところであります。
 これを受けまして、両町の議長さんと二度にわたりまして、先ほど市長さんからもご案内がありましたように話し合いを持ち、両町の議会では新潟市側の意見を6月定例会、合併問題特別委員会などに諮りその議論をいただくということでお願いしてまいったところでございます。その結果、今後予定される、仮称でありますが7市町村合併問題協議会と一本化するということで異論はなかったとの報告を受けたところでございます。
 私といたしましては、これらのことを踏まえ、新潟市議会として議会決議の趣旨に沿った町づくりを進めていく上で、任意協議会の一本化が望ましいとの結論にいたったところであります。したがいまして、今後の任意協議会においては、関係市町村議会の一層の深い理解と協力を得ながら進めてまいりたいと思っている所存でございます。以上でございます。

長谷川会長

 はい、どうもありがとうございました。では続きまして、本図亀田町議会議長さんよりご発言願います。

本図亀田町議会議長

 亀田町議会の本図でございます。亀田町議会の状況についてご報告を申し上げたいというふうに思います。
 今、松原新潟市議会議長がお話されましたが、新潟市議会が5月24日に全員協議会を開催したところでございますけれども、その内容について横越町の神田議長とともに松原議長よりお話を聞いたところでございます。新潟市議会では任意協議会の持ち方や進め方について亀田町、横越町も含め、すべての関係市町村を一本化した任意協議会とすべきであるというふうな意見が多かったというふうに聞いておりますし、また当日の市議会の臨時会で政令指定都市の実現を目指す決議が採択されたことも聞いているところでございます。その後、5月31日に新潟市、豊栄市と西蒲5町村の間で任意協議会設置の合意がされたというニュース報道がされました。本当にこの新潟市を取り巻く合併問題の動きが非常に活発化をしているなというふうに感じているところでございます。
 当亀田町議会では、6月定例会中ではありましたが、6月20日に議会の合併調査特別委員会を開催しまして、その中のひとつとして新潟都市圏総合整備推進協議会がまとめた政令指定都市を目指した新潟都市圏ビジョンの学習、そういったものを行うとともに、1市2町の議長懇談会の中身について報告をしまして、今後の任意協議会のあり方について議員一人ひとりのご意見を伺ったところでございます。その意見を集約したところでございますが、特に対立をした意見というものはございませんでした。おおまかに言いますと、一つは、今までの新潟市、亀田町、横越町での任意協議会を継続すべき、つまり二本立てでいくべきという意見は全くございませんでした。二つ目としては、政令指定都市を目指すという共通課題がある観点からいえば、市町村建設計画など重要な事項については全体で協議する必要があるのではなかろうかと、そのためには任意協議会が一本化のほうが望ましいというふうな意見でございました。さらに三つ目は、一本化の時期の問題でございますが、これについてはいつからいいのかというはっきりしたものはありませんでしたが、しかしながら前提としまして、これまで新潟市、亀田町、横越町でやってきた1市2町の任意協議会の内容については、今後の任意協議会の中でも生かしていってもらいたいという意見でございます。
 いずれにしましても、この問題についてはこの1市2町の任意協議会の場で決めるべきであろうという意見であったということを申し添えまして、亀田町議会の状況についてご報告を申し上げたいと思います。以上です。

長谷川会長

 はい、ありがとうございました。では続きまして、神田横越町議会議長さんよりご発言願います。

神田横越町議会議長

 横越町の神田でございます。私のほうから横越町議会の状況につきましてご報告をいたします。
 すでにお話がございましたように、2回目の当協議会以降、大変、状況の変化がございました。それを受けて、先ほど松原新潟市議会議長さんから話がありましたように、私と本図亀田町議会議長と2回の懇談の場がございました。そこでいろいろ報告を受けたところでございます。それを受けまして、私どもの町の議会では、6月の定例会、6月13日に特別委員会を開催いたしました。ここで松原議長から受けた報告を中心にしながら議論を重ねたところでございます。要約いたしますと、1点目は、新潟市議会がまず政令指定都市の実現を目指した形で決議を行ったという、このことを重く受け止めようということでございますし、2点目は、今ほど話が出ておりますように、豊栄市を含む7つの市町村で任意の協議会設置がこれも決まったという話でございます。そして3点目は、これらを踏まえた中での、今ほど話が出ておりますように、この当任意協議会をどうしていくのかということでございました。私どもの議会といたしましても、るる話がございましたけれども、やはりこの流れは重く受け止めて、一本化に向けての方向がより望ましいのではないかという意見が多数を占めたところでございます。
 と同時に、何といってもやっぱり亀田との関係がございまして、亀田町さんの議員との交流、懇談を深めるべきだとこういう意見が多数ございまして、早速、本図亀田議長に申し入れをしまして、7月の11日でござますけれども、亀田町の議員の皆さんと私どもの議員とで懇談の場を持ちました。非常に活発な意見が交されたところでございますけれども、非常にそういう意味では実りのある会議ではなかったかなと今でも思っております。そしてこの両町の議員の交流を通じて、新潟市との今までの合併協議をさらに発展させながら、今ほど話が出ておりますように、状況変化を踏まえた一本化についてはこの場でも特に異論は全くございませんでした。
 そういう中で、私どもの議会は、その後7月の19日にちょうどほかの案件もございまして、町の臨時議会が開催されました。ここでも冒頭、行政報告の形で浅見町長からこの1市2町を取り巻くその後の動きが大きく変わったことを訴えられまして、私ども議会としてもこの状況変化を本当に重く受け止めて、一本化に向かって進むべきだということで共通の認識をもったところでございます。
 そして何よりもうちの町長が先ほど発言しておりましたように、この1市2町の任意協議会が発足したことが非常に大きなきっかけになりまして、そういう意味ではこの政令都市実現に向けた機運を加速する大きな一石を投じた意味では、私は高く評価いたしたいと思っております。したがって、今後は発展的にこれを解消して、大きな枠組みの中での合併論議、政令指定都市に向けた合併論議がさらに高まることを心から祈念するものでございます。以上でございます。

長谷川会長

 はい、ありがとうございました。ただいま、それぞれ代表的立場の方々からご発言をいただきました。皆様方のご発言をとりまとめさせていただきますと、議題3につきましては、状況変化を踏まえながらこれまでの本協議会での協議の結果を尊重しつつ、政令指定都市を目指した新たな任意協議会に臨むこととし、この協議会は第3回をもって発展的に解消することといたしたいということになろうかと思います。
 なお、決算の処理など、事務的な作業もございますが、これらの対応につきましては事務局に一任をしてまいりたいというふうに考えます。以上のとりまとめになろうかと思いますが、いかがでございましょうか。
 ―異議なし-

長谷川会長

 皆さんからご異議なしとの声でございますので、ご異議ないものと認め・・・。
 (挙手あり) はい、どうぞ。

大橋醇吉委員

 新潟の大橋ですが、上席の皆さんのご報告を了といたしますけれども、本日の会議に偶然でしょうけれども両町の収入役さんがご欠席でございます。単なるご欠席だと期待したいと、思うのでありますけれども、合併問題はどうしてもいろいろな問題、過去の、現時点の情勢とは違います、過去においてもいろいろの問題が生じております。この発展的な解消というのが非常にいい言葉でありますけれども、先々にいってから根にならないように、さらに新潟市長、ならびに議長はじめ、両町の町長さん、議長さん、そしてご出席の議員さんのさらなる融合というか話し合いを続けて、うまく進むようにしていただきたいという願いであります。以上です。

長谷川会長

 はい、ありがとうございます。そのほかございますか。はい、それでは今後とも・・・。
 (挙手あり) はい、どうぞ。

大野 久委員

 言葉尻をとらえて申し上げているようで恐縮でございますが、正直な話、解散をして新たに一本化任意協を立ち上げるという考え方には、実はともかくおかしいことになる。少なくとも我々は任意協を議決をして作り上げたものですから、任務の終了というものがあったとか、目的達成をしたとかいう形の中で解散というものはあるべきだと。今、いわゆる状況の変化で、そういう目的達成とか終了とかという問題ではなくて、変更手続きのほうが妥当なのではないだろうか。このままの状況の中で変更するという手続きをとれば、次にまだ後から来る人も中にはまたあるわけですから、そのたびごとに解散をして、そのたびごとに立ち上げていったら大変な手続きになるので、初めから今のままのものを残して、そこを変更していくんだという手続きで、ともかく一本化をしていったほうがよりベターなのではないだろうか。私どもの議会の議決の内容もそのとおりで、政令都市を目指すということについては賛成をした、しかも枠組みにとらわれないという部分性というものが一番大きな意義をもっているので、これからまたどういう変化があってもそれに対応できる余地を残したもの、あるいはまた各地の、具体的にいえば聖篭とかいろいろな所が枠組み外でありますけれども、選択の余地を残してやったと、こういう形で腹の大きいところを新潟市が見せたわけなんですから、我々議会が見せたわけなんですから、私は、解散即一本化というものを新たに立ち上げるというような手続きではなくて、変更手続きというものによって一本化を図っていくべきだと、こういうように考えております。以上です。

長谷川会長

 はい、ありがとうございました。今、この任意協議会を、組織を変更するというふうに考えるべきではないかというご提案でございますが、今度新しく構成される任意協議会は7市町村と現在のこの1市2町が加わります。大変大きな協議会になってまいりますから、したがいまして協議会の委員の選任の方法、その他も大変変わったものになろうかというふうに思います。したがいまして、この協議会、構成団体数も現在よりもはるかに大きなものになりますから、この任意協議会から継続して変更していくというものなのか、あるいは発展的に解消して新しく任意協議会を発足させるのかと、こういうことが今議論の対象になろうかと思うわけでございます。
 今までそれぞれの所では政令指定都市を目指した新しい任意協議会を作ろうということでご一致をしていただいてきているのではないかなと思うわけでございますので、今、変更のほうがいいんじゃないかというご意見もいただきましたが、皆さんのご意見をお諮りをいたしたいと思いますが、この際発展的に解消して新しい任意協議会で進むんだということで、今まで議論してきていただいたんではないかと思いますので、もし先ほど私がとりまとめました方向でもよろしいということであれば、そういうふうにまとめてまいりたいと思いますが、これに関連した何かご意見ございますでしょうか。特にご意見ないようでございますので、それでは・・・。
(挙手あり) はい、どうぞ。

渡辺和夫委員

 今のお話聞いていましたけれども、やはりその、ここいらでけじめをつけるべきであるということで、発展的に解消するというのが、構成の人たちも変わっていくと思いますので、既定方針どおり発展的に解消すると、そして新たに任意協議会を設けるということに賛成です。以上です。
 (拍手)

長谷川会長

 先ほどご発言のありました、7市町村の協議会とこの1市2町の協議会が今度新しい任意協議会としてスタートしたとき、そのあとからまた追加する場合もあるじゃないかというご指摘もございましたが、そういった問題について、新しい協議会の中で、規約の中にしっかり対応を設けていくという形で処理をさせていただきたいと思います。そんなことも付け加えさせていただきまして、とりまとめを再度いたしたいと思いますが、先ほど申し上げたような形でとりまとめるということでよろしゅうございましょうか。
 (拍手)

長谷川会長

 ありがとうございます。それではご異議ないものと認め、議題3の新潟市・亀田町・横越町合併問題協議会の今後の運営につきましては、先ほどまとめさせていただいたような形で執り行いさせていただきたいと思います。貴重なご意見をいろいろといただきまして、大変ありがとうございました。
 では次に、その他についてでありますが、第2回で委員より資料請求のありました件につきましては資料3のとおり配布をさせていただいておりますので、ご査収をいただきたいと思います。
 それでは、これをもちまして本日の日程はすべて終了いたしました。皆様方には昨年の11月の第1回より今回の第3回まで熱心なご協議をいただきまして、まことにありがとうございました。
 私は、この協議会は、政令指定都市実現を目指した新潟地域の広域合併に向けての先駆的な役割を果たし、大変大きな功績を残し得たと思っております。また、協議会の経過などにつきましてはしっかり記録をして残すべきものと思っております。委員の皆様方のご貢献に深く感謝を申し上げます。
 今後は新たな任意の協議会の場において合併問題の協議を進めてまいることになるわけでございますが、皆様方には本日の会議運営にご協力をいただきましたこと、大変ありがたくお礼を申し上げ、今後ともよろしくお願いしますと申し上げまして、ご挨拶とさせていただきます。本日はまことにありがとうございました。ご苦労様でございました。
 (拍手)

司会

 それでは以上をもちまして、第3回新潟市・亀田町・横越町合併問題協議会を終了させていただきます。本日は大変ありがとうございました。

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