11 ハザードマップの浸水情報が10年以上前の内容で古すぎると思います
最終更新日:2025年1月21日
受付日:令和6年9月 年齢:40歳代
ご意見・ご提案
今年は非常に強い勢力の台風が度々日本列島を襲っており、ニュースでも「ハザードマップを見て避難等して下さい」と伝えられていました。
しかし、新潟市のハザードマップ(新潟市総合ハザードマップのA中学校区の浸水ハザードマップ)を見てみると、掲載されている情報は10年以上前のものでした。
10年以上も前の情報を元に避難等することに意味があるでしょうか?
現に、私の家がある地区について、浸水ハザードマップ作成のご担当である新潟市下水道部下水道計画課の方にお尋ねしたところ、平成24年度末時点は田んぼだったので浸水ハザードマップには濃い青色(60センチメートルから80センチメートルまでの浸水深)で記載されていますが、平成27年(10年程前)からは宅地となっているので、再度シミュレーションをした場合は黄色または緑色(10センチメートルから45センチメートルまでの浸水深)になる見込みとのお話でした。
私の家のようなケースは、他にも少なからずあると思料します。
ハザードマップを元に避難等を促されるのであれば、その内容は正しいものであることが前提であると考えますし、正しくない情報を「ハザード」として公共機関が提示するのは問題があると思います。
ついては、新潟市にも台風等の影響が来ないうちに、ハザードマップを即時更新いただくことを希望します。
回答
新潟市では、平成24年より区ごとに浸水ハザードマップを作成し、順次公表してきました。
更新につきましては、公表後に、主要な下水道施設の整備進捗(新規供用)や、想定降雨規模の見直しなどによって、浸水区域や深さに大きく変更がある場合に実施する予定としています。
ご自宅を含む周辺地域については、平成24年より、下水道施設の整備状況に大幅な変更がないことから、浸水区域や深さに大きな変更はなく、現在も有効なものとして考えており、更新は行っていません。
また、お手紙の内容にあるような個々の土地利用状況の変更に伴う浸水深の更新については、現状を正確に把握することが難しく、随時更新の対応が困難な状況となっていますので、安全な避難に向け、ハザードマップを参考に、事前にご自身が住まわれている場所や避難経路の状況をご確認いただければ幸いです。
なお、現在、新潟市では、令和3年の流域治水関連法の改正に基づき、想定最大規模降雨(1時間あたり130ミリメートル)における浸水区域や深さ、浸水が継続する時間等について、シミュレーションを行うなど、基礎資料を作成しているところです。
今後は、それらの資料を基にハザードマップの早期更新に向け、課題の整理や関係課との調整などを進めていきますので、ご理解をお願いします。
回答日:令和6年9月
担当課:下水道計画課
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