6 明鏡高等学校について
最終更新日:2025年1月21日
受付日:令和6年9月 年齢:50歳代
ご意見・ご提案
明鏡高校の夜間部が無くなるということで、まずは、なぜ保護者や先生方にアンケートや説明会をしなかったのか残念でなりません。ただ強行的に決定した理由は何がなんでもその様にしなければいけなかったのかなとは思いますので、夜間部が無くなることは残念で仕方ないですが、今更、無くさないでほしいとは言いません。そこで質問です。
新潟市が明確な理由を持って明鏡高校、万代高校、高志中等教育学校を作ったと思いますが、一番の特色である明鏡高校の夜間部を無くし、この先、明鏡高校をどの様な学校にしていきたいとお考えでしょうか。小中学校でたくさん傷ついてきた子どもたちが高校こそと期待を胸に明鏡高校に来ます。その子たちをどうやって救っていきたいと思いますか。居場所を無くさないでほしいです。最後の砦を無くさないでほしいです。
そういう子たちは、私立高校や通信制高校に行けば良いとお考えでしょうか。これだけ特色ある学校を普通のどこにでもある高校にしないでほしいです。そこで提案です。
明鏡高校を、新たに、夜間中高一貫校にしてはいかがでしょうか。6年から8年をかけてじっくりゆっくりとへこんだ心を膨らませる時間をかけてあげて育てる高校にしてはいかがでしょうか。ぜひ、保護者や多くの先生方から意見を聞き、人と接しながら自信をつけてゆく、学校生活というものを経験しながら心を育てていける明鏡高校でいてほしいです。
回答
明鏡高校は、「生徒の個性や能力、夢や希望に応じた多様な学びの実現により、一人一人の可能性を拓く学校」をスクール・ミッションに掲げ、学校生活の中で自己肯定感や自己有用感を育み、向上する心や挑戦する心をもつ生徒や、社会に貢献する人間になるために、自己の将来を考え、自分らしい進路を選択できる生徒の育成を目指し、これまで教育活動を実施してきました。
明鏡高校では、午前部、夜間部ともに、学びやすさを感じる教育環境の違いや外国籍などの多様な背景や教育的ニーズをもった生徒が入学していることから、習熟度別の少人数授業や、学び直しのための多様な選択科目授業を行っています。また、通級による指導のほか、地域の中で学ぶ行事や部活動、コミュニケーションを学ぶ「明鏡ゼミ」などでは外部機関との連携にも努め、個に応じたきめ細かな教育活動を展開しています。
しかしながら、教育環境に対する市民ニーズが多様化、複雑化する中、明鏡高校においてはこれまで以上に、個に応じたきめ細かな教育活動を展開し、一人一人の可能性を拓くことができるよう、夜間部の教育的価値と資源を午前部に集約し、新たに3限目からの登校を可能にした校時表を編成するなど、現在の午前部の教育課程を充実させていきたいと考えています。
各校の教育課程は、学校が定め、教育委員会に届け出るものです。今後の明鏡高校の新たな教育課程を編成するにあたっては、生徒、保護者等のニーズや教職員の意見等を勘案し、より一層充実した教育課程が編成できるよう、教育委員会として学校を支援していきます。
回答日:令和6年10月
担当課:学校支援課
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