7 フリースクール利用者への補助と学びの多様化学校設置について
最終更新日:2025年2月12日
受付日:令和6年10月 年齢:40歳代
ご意見・ご提案
こどもが、小学2年生頃から登校渋りが始まり、3年生で担任の先生から厳しい指導を受け、鬱状態になりました。
4年生から通級指導教室を利用して学校にも戻りつつあったのですが、5年生から腹痛、頭痛、抜毛が始まり完全に不登校になりました。
5年生の時に3か月ほど近所のフリースクールに通いましたが、続きませんでした。
新潟市の教育相談センターにもしばらく通いましたが、ぐみの木教室へ通うまでには至りませんでした。
在籍の小学校で、週に1回不登校の児童の居場所を用意してくださり、何度か通いましたが、30分も滞在せずに帰宅していました。
新潟市内にある他のフリースクールはこどもが1人で通うには遠く、送迎するにしてもフリースクールの朝の受け入れ時間が遅く、仕事に間に合わないので通えません。
6年生で精神科に何度か通院しましたが、軽い発達障害だと言われています。
6年生の夏休み明けから、市外のフリースクールに入学入寮して過ごしていますが、週末ごとに帰宅したがるので、送迎に苦労しています。それでも一日中家にいるよりはいいと考えています。ですが、フリースクールの学費、寮費、送迎のガソリン代、高速代、仕事を休んでの送迎が大きな負担となっています。
私自身、正社員で働きたいのですが、週末ごとの市外までの送迎を考えると難しいと感じています。
フリースクールを利用する家庭への補助と学びの多様化学校の設置を希望します。
回答
ご指摘のとおり、教育に対するニーズは多様化しており、こどもの学びの場を保障することは重要であると認識しています。
そのため、本市では、各校にスペシャルサポートルームを設置したり、各区に相談機関を設置したりするなど、個別な対応が必要なこどもへの学びの場の保障に取り組んでいるところです。
一方、フリースクールの役割が大きくなっており、そのための制度の整備が求められていることも認識しています。教育委員会では、フリースクール等連携協議会を設置し、フリースクールを運営する事業者と学校、教育委員会が連携することで、こどもたちの学びを支えていきたいと考えています。今のところ本市の制度として、現在フリースクールに通うための利用者の補助はありませんが、今後、国や県、市内のこどもたちの状況を鑑みながら、制度の必要性、あり方等について研究を進めたいと考えています。
なお、ご要望いただいた学びの多様化学校の設置については、今のところ検討していませんが、今後の学校のあり方を考えていく上での参考とさせていただきたいと思います。
お子さんの居場所や学びの場の確保などについては、あらためて教育相談センターや区の教育支援センターなどにおいて、いつでも職員がご相談に応じます。
回答日:令和6年11月
担当課:学校支援課、教育総務課
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