平成14年10月25日 第2回協議会 会議録
最終更新日:2012年6月1日
日時:平成14年10月25日(金曜)午前10時
会場:ホテルイタリア軒3階「サンマルコ」
司会:長谷川事務局長
ただいまから、第2回新潟地域合併問題協議会を開催させていただきます。本日は新潟大学の伊藤委員が所用により欠席でございますが、規約第6条第2項に基づきまして、会議は成立していることをご報告をいたします。
それでは開会にあたりまして、長谷川会長よりご挨拶を申し上げます。
長谷川会長
皆さんおはようございます。開会にあたりまして、一言ご挨拶申し上げます。ご高承のとおり本協議会は、9月5日に第1回の協議会を10市町村で始めたわけでございますが、その後新津市さん、小須戸町さんからもこの協議会への参加の申し出をいただきました。
いよいよ12市町村揃って政令指定都市へ向けた合併についての協議が始まるわけでございまして、まことに意義深いものがあると考えているところでございます。
そうしたことから、本日は、まず規約改正のご審議をいただきまして、その後、今後の協議の道筋を明らかにするためにも、協議項目、協議方法、そして今後の予定についてご審議をいただくことにいたしております。また、前回いろいろとご議論をいただきましてご意見をたくさんいただきましたが、事務局で原案を作成してお諮りすることにしておりました、政令指定都市の実現を目指す決議につきまして、ご審議を賜ることといたしておるところでございます。
いよいよ政令指定都市の実現に向けた広域合併の議論が本格化をするわけでございますが、委員の皆様から活発なご意見をいただきまして有意義な協議が行われるようによろしくお願い申し上げる次第でございます。以上でご挨拶とさせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。
(拍手)
司会:長谷川事務局長
ありがとうございました。会議に先立ちまして、お手元の資料についてご確認をいただきたいと思います。資料は、第2回新潟地域合併問題協議会次第の他に、資料1といたしまして、議案第1号新潟地域合併問題協議会規約の一部改正について、資料2は、議案第2号平成14年度新潟地域合併問題協議会補正予算、資料3は、協議項目と協議方法についての案、資料4といたしまして、今後の協議予定についての案、資料5は、政令指定都市の実現を目指す決議についての案でございます。資料6は、新潟地域合併問題協議会委員の名簿(案)でございます。資料7は、同じく事務局の名簿(案)となってございます。
お手元のほうよろしゅうございましょうか。
それでは、この後の進行につきましては、規約第6条第1項の規定に基づきまして、会長によりお願いをいたします。
長谷川会長
ありがとうございました。それでは議事に入ります前に、ご承認をいただきたいと思いますが、副会長の方々ともご相談の上、本協議会規約の改正前ではございますが、新津市、小須戸町さんには、あらかじめお席についていただいております。皆さん、これでよろしゅうございましょうか。
(異議なし)
長谷川会長
ありがとうございます。ご異議ないものと認め、これより議事に入らせていただきます。
まず最初に、議題1、議案第1号の新潟地域合併問題協議会規約の一部改正について、をお諮りいたします。では事務局の説明をお願いいたします。
事務局:若林事務局次長
事務局の、新潟市の広域行政課長の若林でございます。
資料1が議案第1号、新潟地域合併問題協議会規約の一部改正についてでございます。
下から3行目でございます。新潟地域合併問題協議会規約の一部を次のように改正する。
第1条第1項中、新潟市の次に、「、新津市」を、豊栄市の次に、「、小須戸町」を加える、との内容の改正でございます。承認された日をもって施行するものでございます。
次ページは規約の全体でございまして、今ほど申し上げましたとおり、第1条第1項と、一番下にございます附則のアンダーラインの部分を今回改正するものでございます。以上でございます。
長谷川会長
ありがとうございました。ただいま事務局から説明がございましたが、これにつきまして何かご質問、ご意見ございますでしょうか。どうぞ。
込山孝一郎委員
西川町の込山でございます。先回の第1回の会議では、大方の発言が済んだ後で、長谷川新潟市長さんの議長としての取りまとめが行われたわけでございます。政令都市を目指すことにはどなたも異議がございません。そして、加えて近く新津さん、小須戸さんの参加が見込まれており、皆さんの揃ったところで我々の統一見解をまとめることが望ましい。
1回で結論が出なければ、もう1回やるという形で、せっかくの機会ですので、十分な審議をすることが必要であるという具合に締めくくられていたと思うわけですが、そこで私は規約の第1条につきましては、先回も同じようなことを申し上げたのですが、私の意見を述べさせていただきますが、1点目といたしましては、まず、括弧の(設置)とあるものを、(設置と目的)にしたほうがよいのではないか、こう私は考えるわけでございます。
2点目といたしまして、先回申し上げました各市町村名の後に、政令都市を目指し実現する合併、と入れることにより、この会の共通の認識が明確に確保されるものだと、私は確信するものであります。
次に、今の理由を申し上げますと、今日用意された決議文は決議文として、私は賛成ではございますが、あくまでも主たるものではなく、補う意味の従たるものであると私は考えております。大体のことは先回申し上げましたので、そう詳しくは申し上げませんが、23日の新潟日報の、「大新潟未来図 識者に聞く」で、横道さんの記事が載っておりました。皆さんも、ご覧になった方も多いかと思いますが、最後の方で合併をまとめるには目標がいる。新潟市の合併環境は全国的にも恵まれているが、一方で、12市町村と数が多くばらけやすい。それだけに、最初から政令市を目指した合併なんだとの共通の目標と認識をもって進めていくことが大事なのではないかと。たまたま私の意見と似ておりましたので、今ここで紹介いたしたいと思います。
さらに言わせてもらえば、来年は選挙の年でもありまして、議会の改選は10市町村で行われますし、市長の改選は、これから新潟市長選がございますが、来年は5市町村長の選挙が行われます。だとすれば、当然のことでございますが、大幅な委員の入れ替えになることも予想されるわけでございます。したがいまして、第1条はしっかりとした不動なものでなければならないと私は思っていますので、皆さんからご賛同いただければ幸いでございます。
それからもう1つでございます。すみませんがここで発言がどうかということもございますけれども、第3条の件で、資料の6の名簿の件でございますけれども、私達は3号、第3条の3号委員、1号から4号委員まで、ロボットじゃありませんが、そう呼ばれているわけでございます。素朴な質問でございますが、これは何の意味があるのでしょうか。この場ではちょっと言いにくいのですが、特に識者と言われてご参加いただいている先生方には、私どもの3号の次の4号委員とは大変失礼ではないかなという気持ちがしないわけではございません。ちょっと思いつきましたので、休憩を挟んでも結構でございますが、そんなことをお聞きしたいと、同時に皆さん方のお考えもお聞きしたいと、こういう具合に思っております。以上です。
長谷川会長
ご意見の開陳がございましたが、これに関連して何かご発言ございますでしょうか。どうぞ。
星野治委員
我々委員は住民の代表であるわけであります。しかも議会代表の皆様方には、それぞれ議会の意見を集約をしてきておるというようなことで、いろいろな意見があってしかるべきだと、こう思っているところであります。しかし、今、込山さんの規約についてでありますが、目的を明記すべきだということでありますが、その目的のためのこの規約なのであります。しかも新潟地域合併問題協議会規約と、ここにきちっと明記してあるわけでありますから、あえてここに目的云々ということについては、それは一つの意見ではあろうと思いますが、この際、この規約は、もう9月5日に施行され、今一部分改正され、今日からの再施行ということでありますので、その辺のご理解は、やっぱりいただかなければならんのかなと、我々は決議案にしてもこれにしても、我々市町村長と各議長は早朝会議2度もやって、いろいろ審議をして、いろいろこのような会議にまた臨んでおるということであります。それにいろいろな意見は意見としても、やはりこの際きちっとわきまえた中で、反対動議であれば反対動議としてきちっとして出して、その動議が採択されていろいろ議論をする、議会議員の皆様も議会ルールは十分に、十二分に承知をしていらっしゃると思うわけであります。反対動議であれば反対動議、ただ一遍の意見であれば意見としてのけじめ、そんなことをわきまえながら、みんながテーブルに着かなければ、建設的な意見でやらなければ、この大目的達成は、なかなか至難だとこう思っておるところであります。
その点、込山委員の賢明なるご判断、また町長さんや議長さんからも今までの経過等については、十二分にお聞きしていらっしゃると思っているわけであります。賢明なるご判断をお願いしたいと、こう思っております。
長谷川会長
はい、どうぞ。
込山孝一郎委員
私は、そこまでお話を本当はしたかったんですが、たまたま潟東の村長からお話がありましたので、まことにありがたいと思っているわけでございますが、あの時ですね、いわゆる市町村長さんと議長さんがですね、こういう問題についてはあらかじめですね、任して、協議したいので任してもらいたいというような、事前に承認を得るような発言は一つもなかったわけです。ところが、この市町村長さんと議長さんがですね、2回朝食会を行って、そこで決まったのだから、そのとおりやってもらわないとだめだと、こういうことになりますとですね、私どもはこの会、何のために出てきているのであるかと。会のそのものにですね、何で傍聴の皆さんもいるし何人もいるのに、市長さんと議長さんが、今日はここにですね、発言できるのは3号委員しか、3号と4号さんがいられますけれど、しかいないわけですよね。自分たちで決めてきて出ているのですから、自分たちの決めたのになんだかんだということは言われないわけですよね。だから恐らく今日は議長さんの発言がないと思います。町村長、市町村長さんもほとんどないと思います。今、発言できるのは3号、4号の委員の皆様だという具合に私は思っているのです。
そういう具合に、何でも決めたら、じゃあ、それは決まったのだと、決まるのは今日ここで決まるのです。あなた方に委任した覚えも何でもありませんよ。そうでないのですか。委任するのであれば、こういうことについては、一つ市町村長と議長で協議、何号委員でもいいですが、協議をしたいので、そこでいろいろ問題があるので、根回しというか取り合わせるために、一つこの件については委任してくれというような話であって進むのならいいですけれど、あなた方勝手に2度も朝食会やって、これで決まったのだからなんて、そんな意見、大体この場で発言できるのですか。とんでもない話だ。
だから、みんなやっぱり話をして、私はどうしても反対の動議を出すとか何とかでない。意見を申し上げた。今朝の挨拶の中でも、皆さんから意見を申し上げてくれというから、合併には私の意見はやっぱり必要だと思って私は話しているのであって、これからあなた方が朝食会何回か重ねて、出てくれば半分の人の、みんなあれでしょう、決まったということでしょうか。そうすればこれ何のために、拍手するためだけ私ども出てきているのですか。そんな会議はやめてもらいたいと思いますよ。そういう認識がないのは、あなた方だ。それについてちゃんと説明してください。私も何も任した覚えありませんよ。どうですか。
長谷川会長
そうぞ、何か関連するご意見。どうぞ。
橋田憲司委員
それぞれ代表で出ているわけですから、もう少し冷静に議論したいなと、こう思っておりますが、私どもの1回目の新潟側からも、大橋さんからだったでしょうか、そういう発言に対してきちっとした意見を申し上げているわけですが、大橋さんから発言してもらえばいいんですが、私どもはこの規約にうたってないから、規約にうたうのが主だとか、うたわないで決議をするのは従だという込山さんの発言に対して、私は納得しかねます。やはり合併問題をやる規約というのは規約であって、そのために決議をやるというのはもっと私は崇高なものであると思うし、高い理想を掲げた行為だと思うんです。一番最後に議題がありますから、この決議がここにおられる全員が一致するということは、これは大事な憲法第1条みたいなものですよ。そういうことと私は認識いたしております。
それから、目標というふうな、それは確かに政令都市は目標だということは、これは前回の1回目も皆さんが大体そういう意見でございます。私はそういう精神でこの会議に臨むことがもっと大事だと思うんですよ。それは毎日、毎日会議やるわけにいきませんから、首長さんは首長さんで努力していただくことも、これは私は大事だと思うし、当然なことだと思うし、議会は議会でそれぞれの議会はありますけれども、それは目的が一つであってもこの会議まで臨むことの話し合いをしてくるというのは、これは私は議長同士のこれは大事な務めだと思います。それだからといって、あと3号委員、4号委員が拍手要員だなんていうのは、私らに対しても私は無礼な発言だなと、こう思っております。
したがって、そういう極端なことを言うんじゃなくて、ここは冷静に、第1回目の時も私らが新潟市議会側で言ったように、規約は規約、そして決議は決議。決議というのは重いものです。そういう崇高な精神を掲げて、今回は議長から整理していただければありがたいと思います。
長谷川会長
はい、ありがとうございました。いろいろなご意見をいただきましてありがとうございました。まさにいろいろなご意見をいただく場ですので、どうぞご遠慮なく発言してください。
第1回会議の際に、この規約について採択をしていただきました。政令指定都市を目指すということを規約の中に入れるべきではないかということも議題にしながら、これは任意合併協議会の段階だから、協議のルールを決めて、政令都市問題については決議にしよう、ということで話し合いがついたというように理解をしておりまして、規約は採択をされておりますから、一事不再議の原則もありますから、そういったことをある程度守りながら会議を進めていくことが正しいのではないか、こういうふうに思っております。
また首長・議長会議との関係でございますが、首長、議長が集って大まかな話し合いをして、大体こんな線でいこうやという事は決めておりますけれども、せっかくの会議でございますから、この協議会の中で自由な発言はもちろんあり得るわけです。方向が逆のことというのはあまりないかもしれませんが、さらにより良い意見をいただきながら、より住民に役に立つ協議を進めるということは趣旨でございますから、そういう意味でのご発言はどうぞ首長さんも議長さんもやっていただいて結構なわけでございます。そんなことに遠慮することはございません。よろしくお願いしたいと思います。
それでは、まず最初の規約の問題については一事不再議という原則もございますので、このようなまま進めてよろしゅうございましょうか。
(異議なし)
長谷川会長
ありがとうございました。大方の賛同をいただいたと思います。
それから第3条の委員の組織の議論でございますが、これは先ほど休みの時間にでもというお話もございましたので、そのときに事務局からよく聞いていただければと思います。
それでよろしゅうございましょうか。それではそのように進めさせていただきます。
それでは、規約の改正につきまして、原案のとおり決定してよろしゅうございましょうか。
(異議なし)
(拍手)
長谷川会長
ありがとうございました。規約は原案のとおり決定いたしました。これによりまして、新潟地域合併問題協議会は、新津市さんと小須戸町さんを加えました12市町村による協議が始まることになります。それでは本協議会に加入されました新津市、小須戸町の首長さん、議長さんより一言ずつご挨拶をお願いしたいと思います。最初に湯田新津市長さんからご挨拶をお願いいたします。
湯田新津市長
ただいまは、10市町村の委員の方々の全員の賛成を得まして、当新津市がこの協議会に加入することについて承認されたことに対して、心から御礼を申し上げます。
先月の27日、当協議会の会長の新潟市長に加入申し入れをいたしました。それから今日まで、いろいろと皆さんからご配慮をいただきまして、正式な加入と、こういうことでございます。当新津市もいろいろな点で議会、また市民からいろいろなことで合併についてのご提言がありましたし、ご要望もありました。それらを踏まえまして、政令都市に向って今後皆さんと同じテーブルに着いたわけでございますので、皆さんと共に協議に加わってまいりたいと、こんなふうに考えておりますので、よろしくどうぞお願い申し上げます。
ありがとうございました。
(拍手)
長谷川会長
ありがとうございました。では続きまして、佐々木新津市議会議長さんよりご挨拶をいただきます。
佐々木新津市議会議長
ただいまご紹介をいただきました新津の議長の佐々木でございます。今ほど私どもの湯田市長からお話がございました。私どもも9月の27日、本協議会に対して市長から正式に申し入れをさせていただいたわけでございます。
ただいまこれを受けられまして、皆さんが満場一致で私どものこの加入を認めていただいたということにつきまして、心から厚く御礼を申し上げる次第でございます。皆さん方と共に、これからの政令都市に向って一層一つ努力をし、進めてまいりたいというふうに考えておりますので、これからもよろしく一つお願いを申し上げます。今日はありがとうございました。
(拍手)
長谷川会長
どうもありがとうございました。では続きまして、佐藤小須戸町長よりご挨拶をお願いいたします。
佐藤小須戸町長
皆さん、おはようございます。只今ご紹介をいただきました小須戸町長の佐藤太加志と申します。どうぞよろしくお願いいたします。
ただいまは当協議会の規約改正にあたりまして、皆様方から温かく私どもの加入をご賛同いただきました。大変ありがたく、心から御礼を申し上げます。先月の9月2日に当協議会の会長でいらっしゃいます長谷川新潟市長さんに、私どもの当協議会へ加入したいという意向をお伝えいたしまして、今日までまいったところでございますが、これまでの間、委員の皆様方から温かく私どもを迎え入れてくれるという、そういう気持ちをいただいてまいりまして、本当に感激しているところでございますが、本日はまた当初よりこのような席に着かせていただきました。まことに感謝を申し上げるところでございます。これからの私どものこの協議会、大きな使命と責任があるわけでございますが、皆様と共に胸襟を開きながら、また将来のこの大新潟市というものに対する構想を築きながら、一緒になって仕事をさせていただきたいと思います。どうか今後ともよろしくお願い申し上げます。
大変ありがとうございました。
(拍手)
長谷川会長
ありがとうございました。では続きまして、穴澤小須戸町議会議長さんからお願いいたします。
穴澤小須戸町議会議長
皆さん、おはようございます。先般、遅ればせではございましたが任意協加入に申し入れをいたしまして、本日ただいま、皆さんのご了解をいただきまして、正式に合併協議会に加入をさせていただきますことを心から感謝を申し上げます。小須戸町1万町民の幸せを願いまして、大新潟市になることを目指しまして、微力ではございますが一生懸命に頑張りたいと思いますので、どうぞよろしくお願いを申し上げます。
(拍手)
長谷川会長
ありがとうございました。それではここで今回より新たに本協議会委員となられました、新津市、小須戸町の委員の方をご紹介申し上げます。それでは事務局からご紹介願います。
司会:長谷川事務局長
事務局長をいたしております、新潟市企画部長の長谷川でございます。よろしくお願いいたします。せんえつではございますが、私のほうから新津市、小須戸町の委員の方々をご紹介させていただきます。ご紹介は、新津市の委員から順に行わせていただきたいと思います。恐れ入りますが、ご紹介されました皆様につきましては、自席にて起立のほどお願いを申し上げます。
それでは、まず最初に、新津市の大泉議員でございます。同じく石川議員でございます。同じく古田議員でございます。同じく瀬戸議員でございます。同じく笠原議員でございます。同じく中村助役でございます。
続きまして小須戸町の阿部議員でございます。同じく梅津議員でございます。
以上でご紹介を終わります。ありがとうございました。
長谷川会長
ありがとうございました。それでは資料6をご覧いただきたいと思います。本協議会委員につきましては、規約第3条第1号から第4号までの委員に、記載のとおりの方々が就任されたところであります。委員の皆様には、今後の協議に関しまして、どうぞよろしくご協力をお願い申し上げます。
また規約第4条に基づきまして、湯田新津市長、佐藤小須戸町長より、本協議会の副会長にご就任いただくことになっておりますので、よろしくお願いを申し上げます。
また、規約第8条に定める事務局につきましては、お配りしております資料7のとおり、職員を充てておくことといたしておりますので、どうぞよろしくお願いを申し上げます。
では次に、議題2、議案第2号の、平成14年度新潟地域合併問題協議会補正予算について、をお諮りいたします。まず事務局の説明をお願いします。
事務局:若林事務局次長
資料2が、議案第2号の、平成14年度新潟地域合併問題協議会補正予算でございます。
歳入、歳出、それぞれ60万円を追加し、歳入、歳出予算の総額を、歳入、歳出それぞれ860万円とするものでございます。
ページを開いていただきまして、3ページでございます。3ページに歳入があります。負担金額は60万円を増額し、760万円になるところでございますが、構成団体数が増えるところから説明欄に記載のとおり、新津市、小須戸町以外の負担金額は減少いたします。
また、歳入といたしまして、今回補正を伴わない県の補助金100万円を見込んでおりますので、補正後の歳入合計は、860万円となるところでございます。
次に次ページでございます。4ページ、歳出でございまして、委員報酬などで、60万円の歳出増を見込むものでございます。以上でございます。
長谷川会長
ありがとうございました。ただいま事務局から説明がございましたが、何かこれにつきましてご質問、ご意見などございますでしょうか。
(異議なし)
長谷川会長
特にご発言もないようでございます。それでは、議案第2号の平成14年度新潟地域合併問題協議会補正予算につきましては、原案のとおり決定することでよろしゅうございましょうか。
(異議なし)
(拍手)
長谷川会長
ありがとうございます。ご異議ないものと認め、議案第2号の、平成14年度新潟地域合併問題協議会補正予算につきましては、原案のとおり決定いたしました。
次に議案3の、協議項目と協議方法について、をお諮りいたします。まず事務局から説明をお願いします。
事務局:若林事務局次長
資料3が、協議項目と協議方法について(案)となっております。これは、本任意協議会で協議する項目について、どういう項目があって、それぞれの項目を次回以降どのように協議していただくかを示したものでございます。言い換えれば、協議の全体像を示すものでございます。協議項目は大きく分けまして、1の行政制度と2の市町村建設計画がございます。行政制度につきましては、アスタリスクの印のついている合併の方式、合併の期日、議会議員の任期及び定数の取扱い、地方税の取扱い、地域審議会の取扱いの5項目につきましては、事務局で原案を作ることになじまないと考える部分でございまして、原則的にでございますが、原案を提出する形はとらずに協議していただくことを考えている部分でございます。
そのほかの部分につきましては、事務局のほうで原案を作成した上で、任意協議会に提出して協議していただきたいと考える部分でございます。一般職の取扱いや特別職の取扱いから慣行の取扱いまでにつきましては、原則的な取扱いを任意協議会で定めてもらいまして、個々具体的なことは事務局のほうに委ねていただきたいとする考え方でございます。
また、一番下にあります各種事務事業の取扱いにつきましては、この部分は保健福祉施策、あるいは産業施策、教育施策など、非常にボリュームがある部分でございますが、制度調整の原則を協議会のほうで定めてもらいまして、その原則に基づき、事務局で原案を作成する方式をとりたいと考えております。
なお、2の市町村建設計画につきましては、現在作成方法を検討しております。後ほど説明させていただきますが、次回第3回に案を作成いたしましてお示ししたいと考えております。以上でございます。
長谷川会長
ただいまの説明につきまして、何かご意見、ご質問ございますでしょうか。はい、どうぞ。
清水博恭委員
ただいま、協議項目及び協議方法についてご提案があったわけでありますが、先ほども説明ありましたように、この協議項目については、一つは行政制度、一つは市町村建設計画と、こういうふうになっているわけであります。
私は、この一つ目の行政制度、特に合併の方式、合併の期日、あるいは議員の任期、これをどうするかというのは、私は住民の合意を得て議会で議決された法定協議会で論議すべきものだというふうに思うんですね。そういう意味でいえば、やっぱりこの任意協議会で具体的に論議するというのは何かといえば、やはり合併してどんなまちをつくるのかと、こういうことがですね、大きな私はテーマではないかというふうに思っているわけでありますが、その辺のですね、今回提案された内容について、もう少し具体的にその辺の論議の経過をお聞かせ願いたいと思います。
長谷川会長
これについて、事務局何か説明ありますか。
事務局:若林事務局次長
協議項目と協議方法について(案)ということで、今回提出させていただきました。
これにつきましては、まず最初に12市町村で考えましたのは、任意協議会で全体的にこういうふうな協議項目があるんだということをお示ししたほうが、全体像がない中で協議項目が1回1回出てくるより、任意協議会の委員の皆様にとりまして便宜にかなうというふうなことを考えたのが、その基本でございます。
そしてそれぞれ協議項目があるわけでございますけれども、合併の方式、合併の期日、この米印の部分でございますが、これについては、事務方で案を作ることよりも、むしろいろいろな多面的な観点からいろいろ協議いただく中で決定していく方法、そんなことが考えられるのかなということで区分した部分でございます。
なお、その協議でございます。それこそいろいろな考え方があると思います。こういった基本的な部分については、早くお示しすべきだという考え方もあろうかと思います。それから、そうでなくてある程度詰まってから協議したほうがいいのではないかという意見もあろうかと思います。私ども基本的な部分でございますので、早めの協議が必要ではないか、第3回、第4回、その辺で協議していただこうと事務方では考えたところでございます。
また、その中でいろいろな意見が出ようとは思いますけれども、基本的な部分でございますので、早めがいかがなものかなあというふうに考えたところでございます。
長谷川会長
関連して何かございますでしょうか。ほかに。
清水博恭委員
資料をですね、こういうものを任意協議会で議論するというふうなことで資料を提出しているということは分かりますけれども、私はやっぱり任意協の本来の協議のあり方、任意協の役割からしてですね、もっとその前段にですね、議論すべきことがあるのではないか。この流れでいきますと、やっぱりまちづくりの問題が非常に後回しにされているような感じがしてならないんです。今、私はですね、住民の皆さんが一番望んでいるのは、大新潟になった場合に一体どんな姿になるのだろうか、自分たちの市町村が一体どうなるのかと、こういうところを一番知りたがっているわけですから、それについてですね、きちんと任意協で議論をして皆さんに示していくということが、私は一番最初の任務ではないかというふうに思うんですが、再度ご答弁願います。
長谷川会長
先ほど説明ありましたように、これは次の議題に入りますけれども、第3回会議で合併建設計画案の作成方法についてということをお示しするということになっていますから、ないがしろにしているわけではなくて、この場所でいろんな議論をこれから展開をしていただく。今、説明いたしましたことは、協議項目と協議方法ということについて一覧を作っていただいたわけでありますから、その点についてほかに何かご意見ございましたでしょうか。ありましょうか。
どうぞ。
古田穣委員
まことに恐れ入りますが、向かい側サイドですと氏名が見えるんですが、発言前に一つ所属とお名前を言っていただきたいと思うんですが。
長谷川会長
全くそのとおりでございます。次からは、どうぞそのように所属、お名前を言った上で発言していただきたいと思います。どうぞ、何かご意見。ほかにご意見ございますでしょうか。何か、はい。
山田洋子委員
新潟市の山田洋子です。先ほどのお話で、規約の中の2条の中に、市町村の合併に関する協議、それから市町村合併後の建設計画に関する協議、その他合併に関する必要な事項の協議をこの任意協でやるというようなことを決めたばっかりでございますので、そういう意味では、この大事な協議の一つの中に、議員の任期、その他定数というような取扱いというようなものが大事な要件ではないかと思っております。やはり、議員がこれからどういうことになるかということで、まちづくりに関する考え方、取り組み方、そういったものもまた違ってくるのではないかと思いますので、その辺の協議はやはりきっちりこの場でしておいた上で、まちづくりの話、それからそういうことをしていかなければいけなんじゃないかと思います。
それから、建設計画がまちづくりそのものだということに対しては、私はちょっと疑問なんですが、もちろん大きな主要な事項の中に建設計画、まちづくりの主要な事項が建設計画だという考えもあると思いますけれども、まちづくりそのものが建設計画だという認識では私は思っていないんですが、またその辺のところの議論も皆さんでしていただければと思います。以上です。
長谷川会長
特にご質問ではないようでございます。ご意見の開陳があったようでございます。それではあと、ご発言もないようでございますので、協議項目と協議方法について議案のとおり決定することにご異議ございませんか。
(異議なし)
(拍手)
長谷川会長
はい、ありがとうございました。皆様の大方のご賛同をいただきました。ご異議ないものと認め、協議項目と協議方法については、議案のとおり決定いたしました。
では次に、議案4の、今後の協議予定をお諮りいたします。まず事務局の説明をお願いいたします。
事務局:若林事務局次長
資料4でございます。今後の協議予定について(案)となっております。これにつきましては今後の協議の目安でございますが、目安があったほうが便宜にかなうとしたものでございます。今回出させていただくものでございます。
10月25日、第2回、上から2番目でございますが、本日の協議会でございます。12月に第3回を開きまして、12市町村の現状、大きい黒丸ですが、行政制度調整方針事務局案(その1)の説明・協議といたしまして、先ほど資料3の一番下の部分にありました各種事務事業調整の原則とまとまった部分につきましての各種事務事業以外の行政制度、そして米印の部分の行政制度5項目協議、最後に合併建設計画の案の作成方法について、協議を行っていただきたいと考えているものでございます。
また、それら第3回ですべて終わるところではございません。第4回、第5回と会を重ねまして、第5回には黒丸の2番目でございます、合併建設計画事務局案の説明・協議として、総論部分に進みたいと考えております。
さらに新年度に入るわけでございます。6回から9回と行い、終了することを考えるものでございます。これにつきましては標題にあるとおり、予定でございます。目安でございます。協議の状況、あるいは作業の状況で、変更が生ずることもあるところではございますが、原則、このような形で進みたいと現段階で考えているところでございます。以上でございます。
長谷川会長
ありがとうございました。ただいま、事務局説明がございました件につきまして、何かご質問、ご意見ございましたら、ご発言いただきたいとい思います。はい。
小川竹二委員
いろいろのご都合があるかと思うんですが、私は11月を飛ばしまして12月でようやく、これも12月の末でありますが、この間、2カ月間、私どもは何ら協議も開かないし、この問題の詰めもしないと、こういうことになるかと思うんですね。当初は11月の予定であったかと思うんですが、この辺、新潟市長選後のことがいろいろあるというようなお話を聞いていましたが、その辺は何とか新潟市自身の問題ですから、これくらいは、1日くらいは割いてもらっていいんじゃないかと思うんですが、私はその辺はちょっと納得をいかないんですね。
と言いますのは、先ほども申し上げましたが、やはり建設計画、そして行政事務等のすり合わせ、こういうものは、我々進む段階ごとに住民に対して説明をしなければならないんですね。ですから、私はなるべく早くスタートを切ってほしいと、こう思っているんですが、この表からいきますと、この協議会が開かれてこの方針さえ決めるのが12月の末であると、こういうことになります。私はこれちょっと納得がいきません。やはりこれは当初示されたように、少なくとも11月に開いていただいて、ここで建設計画、非常に大事です。住民の皆さんが一番待っています。それからまたどんなふうになるのかと、事務のすり合わせがどうなるのかと、その方向がどうなのかと、これくらいは11月に協議会開いてやってもらっていいんではないかと、こんなような気がするんですが、そんなに1カ月も遅らせなければならない重大なことが、新潟市さんにあるんでしょうかね。ちょっとその点、お聞きしたいんですが。
長谷川会長
そのほか、何かご意見ございますか。先ほど...。
込山孝一郎委員
進み方につきましては、私はこれでいいのではないかという具合に思っております。
長谷川会長
お名前をどうぞ。
込山孝一郎委員
西川町の込山でございます。すみません、どうも。先ほどお話しましたように、進め方はこれでいいんですが、協議の仕方というのがあまりさっき時間をかけても悪いと思って言いませんでしたけれども、これからもやっぱり市長さんと議長さんの朝食会を続けて、あらかじめそこで全部決められて、そしてこれは決まったことだからということでここへかけられるというおつもりなんですか。それとも、こういうことについて事前に委員会から承認を経て、そしてこのことについてこうすると、後は事務局の打ち合わせをすればいいわけですから、何もそんなにこの1号委員と2号委員が、そういう朝食会を開く必要と、今後そういう進め方をしていくのであれば、そのように私どもも考えますし、その辺がはっきりしませんと、ここにいられる市町村長さんと議長さんでOKということになると、ここは私どもは拍手しに来るだけということになりかねないと思いますので、これ大事なことだと思うんです。それで基本的なことをお聞かせいただきたいとこう思います。
長谷川会長
込山委員に申し上げますが、先ほど申し上げましたように首長さんと議長さんが集って、次どういうことを協議しようかと粗ごなしはいたしますが、決めているわけではございません。粗ごなしをして、こんな案で皆さんにお諮りしたらどうかと首長・議長で集まっているわけでございます。そういったことで事務局がいろいろ原案を作成して出すわけですから、この委員会の場で皆さんのご協議をいただいて意見をまとめていくということ、これはそういうのがありませんと、全く支離滅裂の会議運営になることも懸念されますので、私はやはりその方法がいいんじゃないかというふうに思っておりまして、皆さんのご同意を得て首長・議長の会議をやっていますので、ご理解をいただきたいというふうに思います。この協議会として権限を委譲するとかそういうことは一切ございませんので。あくまでも首長、議長さんで粗ごなしをしてこの会に臨もうということでございますので、ご理解をいただきたいというふうに思います。
それから、はい。
橋田憲司委員
新潟の橋田です。小川市長からの提案でございますが、もうすでに市長さんも経験されているんですから、選挙何回もやっているから、十分お分かりになっていると思うんですが、私どもは11月10日に投票日、今、議長席に座っている長谷川市長は、11月の17日までが任期でございます。改選されれば新しい市長になるわけですが、そのあとにどういう手続きが生じてくるか、人事の問題も出てきます。そういったこと十分ご承知で発言なさっているなというふうに私も聞きとれますが、12月のここには下旬だとか何とか何も書いてないわけなので、私は12月の下旬に次が予定されているという話は聞いておりませんが、その辺、だから、12月のはなにやるのか、中旬にやるのか、下旬にやるのかというアローワンスぐらいは、私は事務局にそういう手続きが想定されることから、与えておってもいいんじゃないかなとこう思います。
長谷川会長
ありがとうございました。先ほど、大橋委員さん。
大橋醇吉委員
新潟市議会の大橋です。さっきの3名の方の質問とは全く関係ありませんが、質問させていただきます。
資料4の中の12月にやります行政制度5項目協議(その1)、それから1月にあります、行政制度5項目協議(その2)のことを質問したいんですが、その前に説明者に、提案者にお伺いしたいんですが、これは米印なんていっていますが、21世紀に米印なんてありません、アスタリスクですがね、このアスタリスクのことをこの5項目にいっている意味に理解してよろしいんですか。質問の前にそれだけ教えてください。
長谷川会長
事務局、お願いします。
事務局:若林事務局次長
そうでございます。
大橋醇吉委員
そうしますと、アスタリスクの最初の合併の方式、合併の期日、これは任意協の協議に付す事務局案には、としては、なじまないとおっしゃいました。それはその考え方は正しいんですけれども、ここに挙げた以上ですね、ある一定のガイドライン程度のことくらいは事務局として、合併とは何をやるのか、どういう合併方式をやるのかというのは非常に基本的な問題です。それから合併の期日については、ほかの法令の関係もありますから、ある一定の目処が必要でありましょうが、その程度のことぐらいは、事務局としてここにガイドラインを示しても、協議しようということではないですけれども、ガイドラインを方向付けとして示してもいいと思うんですが、いかがでございますか。
長谷川会長
事務局においてこのところ、どの程度のことを考えているのか、ちょっと説明していただきたいと思います。
事務局:若林事務局次長
今現在、それこそ12市町村で組織しますこの合併事務局で、具体的にどのような資料をお示しするかというところまではいっておりませんですけれども、基本的に合併の方式、あるいは合併の期日、そのほかの部分でございますが、法律的にどのような規定がある、あるいは他都市ではこのようなことをこのような決定がなされた、そういった部分についての資料について用意させていただくということについては、今言えるところでございます。
長谷川会長
はい、どうぞ。
大橋醇吉委員
ちょっと分からないんですけれどね。さっきの論議なども多少関係するんですが、合併の方式というのは一体何なんですか。ここは自治省でもなければ中央省庁でもなくてさ、この集った市町村の合併問題の任意協なんでしょう、言うならば。ならば方向付けとして何のために合併するかというのをはっきりしないと、我々としても数いっぱい出ていますけれども、どういう形になるのか、合併というのはどういう合併なのか、そんな法律にあることでなくて、ここのこの協議会の問題として方向付けをはっきり示してもらわないと、発言するにしても事欠きますが、その辺、事務局長の、事務局の発言、答弁はちょっとおかしいんですけれども、会長の答弁を求めます。
長谷川会長
今、さっきの議題でもご審議いただきましたように、協議項目と協議方法についてたくさんのことについて議論していただかなくてはなりません。その中で、事務局が原案を作ってご協議いただくという部分と、事務局では原案を作ることがふさわしくないという部分がある。このふさわしくない部分については、この任意協議会でどうやって議論をするか、そのことも含めてこの任意協議会の中でいろいろ意見を出していただかなくてはならない問題だというふうに考えているわけでございます。
それに先立ちまして、事務局においては、ではほかの都市の例はどうなっているのか、あるいは法令上の根拠はどうなっているのか、ということについて、次回以降においてデータをお示ししようということを言っているわけでありますから、それに基づいてこの任意協議会でどういう議論をしていくかということもまた、協議の仕方も含めてご議論をいただくということが望ましいのではないかと思っております。
大橋委員。
大橋醇吉委員
単純な5字の文字ですけれども、合併の方式というのは、非常に重要なことだと思うんですよ。私はそれを聞きたいんだ。みんなが集って合併しようやという話だったら、それはいいけれども、今せっぱ詰った状態で、無理でも合併しようと方向付けされる状勢というのはあるわけだからさ。合併の方式というのはちょっと、その定義自体もちょっと難しいけれども、合併の方式なんて単純なんで、新潟市と名乗るのか、あるいは何々町と名乗るのか、そういうのを含めての単純な話だと思うんですが。その合併の方式ぐらいはやっぱり方向付けをしていただけませんか。会長でもいいし、事務局でもいいから、方向付けは必要だと思うんです。
長谷川会長
大橋委員に申し上げますが、まさにその問題を次回にご説明申し上げようというのがこれでございますので、ご理解をいただきたいと思います。
どうぞ。
土屋利信委員
新潟市の土屋ですが、先ほど日程などもちょっと話があったようでありますが、今日は10月の下旬ですから、12月の早い時期に第3回の会合をしていただくということにして、私はこの協議の予定案につきましては賛成であります。以上です。
(異議なし)
長谷川会長
はい、そちら。初めての方。
桜澤義榮委員
白根市の桜澤といいますが、基本的には示された今後の協議予定、これらについては賛同しますが、あまりにも多岐にわたる項目、課題が多い。しかも日程的になかなか12の市町村が一つの場所に集ることも大変難しい、こういうようなことを考えるときに、規約には正確に文言が載っていないわけでありますけれども、事務局がいろんな検討をされたあと、議会の、いわば任意協との中間的な機関とでもいいますか、小委員会のような方式で、1回事務局が検討されたものを市町村がその大綱を受けて、その後どういうふうに具体的に任意協に臨むか、こういうようなことも今後の運営の中に必要なのではないか、こういうように考えますが、規約規則の中に小委員会を設置するということは、決して無いわけでありますけれども、どういう名前で、どういう位置付けをするかは若干の議論があるところでありますけれども、私は課題が多い、項目が多い、しかもそれぞれの市町村においては重要項目である、こういうことを考えたときに、そういう運用を一つ考慮して、中間的な討議の場を設けるというのも、今後の任意協の運営の中に一つ検討されるべき課題ではないか、こんなふうに思って少しお諮りをいただきたいというふうに思います。
長谷川会長
ただいまの問題は、それぞれの市町村の議会の中において、この合併問題協議会での協議事項について、どうオーソライズしていくかというふうにも思いますので、それぞれの市町村の議会の中で一つお決めいただく。この任意合併協議会自体として、小委員会のようなものを設けて、何かそこに権限を委ねて、何か議論をするようなものがあれば、それはまた協議会の場でそれを作って議論をすると。先ほどの5項目のようなものも、何かそういうこともあり得るかとも思いますけれども、それは合併協議会としてやるべきことと、それぞれの市町村の議会の中でどうオーソライズするかということと、少し分けて考えていただいたほうがいいのではないかなというふうに思いますが、いかがでしょうか。どうぞ。
小川竹二委員
第3回目で予定をしております建設計画、これについてはですね、まず方針を与えませんと事務局は作業ができないはずです。また、してはならないはずです。私はやはり建設計画を作る際には、この協議会で十分審議をして、建設計画というのは約10年位だろうと思うんですが、どんな方向性を与えるのか、我々にすれば、政令都市そのものを目指した建設計画になるはずでありますが、そういうものを確認をしないで事務局が出発するわけにはいきません。
それから行政事務の調整のやり方でありますが、これも今まで何となく新潟市に合わせたような形で評価をしておりますが、果たしてそういう形で行政事務の評価が、あるいは調整がいいのかどうか。これは方法論があります。この辺も早く決めなければ、事務局が丸々遊んでしまうんですね。私はそういう意味で非常に急ぎます。ぜひ、まず次の3回目の会議を早くやっていただいて、ここで皆さんから事務局に対して建設計画の方針、これをきちっと、こういう作業をしなさいよと、こういうことをこの協議会から事務局へ命じてほしんですね。
それから行政制度のすり合わせにしましても、調整のやり方があります。これについて、やっぱりこの協議会で、きちんと事務局に方針を示さないと作業はできないはずです。これをですね、12月の末になってからようやくやろうかと、こういうことは私は実際できないとこう思っております。ぜひですね、この日程を早くして、皆さんの中でこの建設計画の方針、それから行政事務事業等の調整の方針をですね、この協議会から事務局にしっかり示してほしいと思うんですね。そういう意味では、これくらいのことは11月中でもできるんではないだろうか。このメンバーが変わるわけではないでしょう。新潟の市長さんが変わるだけであって、議員さんが変わるわけではないわけですから、委員会には何の支障はないはずだと思うんですね。ぜひスピードを上げてやってほしいと、こう思います。
私どもの地域では、やっぱり住民の皆さんは分かりにくいと、説明しないじゃないかと、こう言われています。説明できないんですね。建設計画、それから行政のすり合わせ、これらができなければ具体的なもの何もありません。ぜひこの点をですね、本格的な論議はこれからなわけですから、これを急いでいただかないとですね、我々としてはだめだと思うんですね。ぜひ新潟市さんの努力で、一つ早めていただきたい、こう思います。お願いであります。
長谷川会長
はい、どうぞ。
大橋醇吉委員
恐縮ですけどね、副会長さんというのは会長を補佐するためにあるんでしょう。もう少し、朝飯会でも夕飯会でも昼食会でもやってもいいから、副会長の意思、そちら側のお並びの方々の意思統一を図って、新潟市がどうのこうの、会議の運行がどうのこうのと、その席から出ないように一つ気を付けていただきたいと思います。
長谷川会長
はい、どうぞ。山田さん。
山田洋子委員
新潟市の山田です。私も豊栄市長さんの、やっぱり建設計画に対する方針、それから行政事務事業に対する方針、それはやっぱり非常に大事なことではないかと思います。そういうことがなければ、やっぱり皆さん、おれの所に、おれの所にという話になると思いますが、今、これからは地方分権ということで、自分たちの財源というものが非常に大事な時期になってまいりますので、そういう意味からも経済的な基盤をどうしていくのか、まちづくりをどうするのか、その中には公共交通だとか病院だとかいろんなことが入ってくると思うんですけれども、そういうものに対する、今、現状分析というのが次の時にお示しされると思うんですが、そういうことも含めて、どういう新しくなる大新潟市がどういうまちづくりをしていくのかというような、これは皆さんの合意とそれから具体的な方針というのがとても大切なことになるのではないかと思います。ぜひ次回では、そういうお話をしていただけたらと思っております。
長谷川会長
はい、どうぞ。
清水博恭委員
私は前回も感じたことなんですけれども。
長谷川会長
お名前をどうぞ。
清水博恭委員
すみません。豊栄の清水です。前回の第1回目の会議でも感じたことなんですけれども、大変、新潟市さん側はですね、悠長に構えておられるというふうに感想として持っているわけです。我々はやっぱり真剣なんですよ。住民も合併したらどうなるのかということを非常に不安もありますし、また期待もあるわけです。それだけにまちづくり計画というのは、私は非常に最優先の課題だというふうに思っているわけでありまして、確かに市長選挙もあるかもわかりませんけれども、もっとですね、議論を重ねていく必要が私はあるというふうに思います。そして、その内容を住民に大いに知らせて、それがいいか悪いかというのは、これは住民が判断すると、そういう材料をですね、任意協の役割じゃないかと私は思っているわけですが、その辺、ぜひ考えていただきたいというふうに意見を申し上げておきます。
長谷川会長
はい、ありがとうございました。では大方のご意見、まだございますか。
川島勝委員
新潟市の川島です。今いろいろと日程の持ち方の中で、ご意見が出ているわけでありますけれども、できればそういった早く協議をしたいというのは、この協議会のメンバーの意向なんでしょうけれども、どうしてもやっぱりいろんな考えて、新潟市の市長の市長選挙、そしてその後の議会との関連、その他がずっと組まれておるものだから、皆さんの急ぐ気持ちは分かるんだけれども、やっぱりこの第3回だけは最初当時予定された日程にしていただけないかというのが、私どもやっぱり希望なんですよ。いろんな意見の中で早く早くという、建設計画も早くという意向は分かりますけれど、それだけ次の時には時間をとって精力的にやりたいと思いますけれども、12月の後半で、ぜひご理解をいただきながら、進めていただきたいと。豊栄市長さんはじめ、豊栄市の議員の方々にも私のほうから、私も議会の運営の立場からもそういう日程しか取れないというのを、今、私も手帳を見て感じているわけでありますが、ご理解賜りたいなと思っております。よろしくお願いいたします。
長谷川会長
はい、いろんなご意見が出ました。まちづくりの基本方針、早くこの場で協議をしたいということが背景にあろうかと思いますが、当然事務局においてもそのようなことを考えているわけでありまして、第3回のところをご覧いただきますと、行政制度調整方針事務局案を提示すると、あるいは合併建設計画案作成方法についても審議いただくと、第3回にはそのような議題にもなっておりますので、皆さんからいただいたなるべく早くというお気持ちもくみ取りさせていただきながら、次回の開催以降に進めてまいりたいと思う次第でございます。
また、あくまでも予定でございますので、全体の、ですから項目によっては先にやるものも後にやるものもあるかもしれません。そういったことはそれぞれ皆さんにお知らせしながら、今後の協議を進めていただければと思う次第でございます。
いろいろなご意見いただきましたけれども、これを一応原案として決定していただけますでしょうか。
(異議なし)
(拍手)
長谷川会長
はい、どうもありがとうございました。それでは一応ご異議ないものと認め、今後の協議日程については原案のとおり決定いたしました。どうもありがとうございました。
では、次に議題5の、政令指定都市の実現を目指す決議について、をお諮りいたします。
まず事務局から説明をお願いいたします。
事務局:若林事務局次長
資料5でございますが、第1回の任意協議会で、事務局で案文を練るように指示がありました、政令指定都市の実現を目指す決議の案でございます。各市町村の決議、及び答申等を参考にして案文を練り、作成したものでございます。
政令指定都市の実現を目指す決議(案)でございまして、社会状況の変化等を冒頭うたった後、前文の中ほどでございますが、「こうした中で我々、」以下途中割愛させていただきますが、「こうした中で我々・・・12市町村が目指すべき方向は、政令指定都市の実現を図ることであり、その前提となる広域合併に向けて協議を開始した」とし、さらに続けまして、「政令指定都市新潟の実現を図ることが産業振興による雇用の拡大、人とものの交流による更なる賑わい、安定的・主体的な行政サービスの展開などに通じ、ひいては市民の福祉向上に大きく寄与することを確信する」と結んだところでございます。
「記」以下につきましては、1は広域合併の実現目標でございます。「1.広域合併を成功させ、日本海側初の政令指定都市を早期に実現すること。」
2は住民自治と地域重視の姿勢でございます。「2.住民自治の一層の充実を図り、それぞれの地域で育んできた数々の優れた伝統や個性ある地域文化を尊重するとともに、地域コミュニティをさらに進展させ、地域の多様性を活かし、その魅力を発揮できる都市を目指すこと。」
3はまちづくりの方向でございます。「3.新潟地域が有する優れた都市機能と豊かな自然環境との調和・共存を図り、学術や研究開発の充実、空港・港湾などの都市機能の一層の強化等により、活力にあふれた産業の集積と、国内外との多様な交流を実現し、日本海側の中枢拠点都市、さらに環日本海の国際交流拠点都市としての発展を目指すとともに、全国有数の農業基盤を活かして、先進的な取り組みにより農業の活力ある発展を図り、「田園型政令指定都市」の実現を図ること。」
4は分権社会創出のための努力でございます。「4.不断の行財政改革を行うとともに、税財源の委譲を求めるなど、自主財源の安定的な確保等を図り、真の分権社会の創出に向けて、自主的自立的な都市の実現を目指すこと。」
この4点に整理し、以上、決議する、としたものでございます。説明、以上でございます。
長谷川会長
ありがとうございました。ただいま事務局から説明がございましたが、何かご質問、ご意見ございますでしょうか。どうぞ。
広川忠義委員
豊栄市議会の広川と申します。只今の決議案について賛成の立場で意見を述べさせていただきます。
先ほど前段でも西川町の込山さんからいろいろ話がございました。前回の協議会でも森山西川町議長さんから規約の中に政令都市という文言を入れるべきだと、このような発言がなされておりました。私も考え方としては同じでありますが、目的をやはりはっきりさせてそれはうたうべきと考えますが、これらについては12市町村の首長さん、議長さんの意見交換会でいろいろ議論がありました。その結果、それらの思いは決議の中でうたわせていただきたい、こういうことに落ち着いたようであります。先ほどもそれらの規約の原案が確認されたところであります。全く同感であります。
さて、私ども豊栄市議会は、合併問題に取り組んでからやがて3年目になります。政令指定都市を取り上げましてからも議会での協議会、あるいは今年の2月からの特別委員会等、今日では市民を巻き込んでの議論が行われております。単なる新潟市との合併ではありません。21世紀型の新しい政令指定都市を、そして広域合併なのであります。これらの議論を確かなものにするためにも、それらの作業が非常に大事な部分であると思います。目的、目標をしっかりと確認する作業が大事であります。ただいまの提案されました決議案を見ますと、いろいろ文面で苦労の跡が見られます。まだまだ部分的には言葉の弱い所も見受けられますが、皆さんと一緒になってこの先進むには、この辺がまとめとして妥当だと私どもも考えます。これらのまとめ作業に当られました長谷川新潟市長さんをはじめ、事務方の苦労に敬意を表しまして賛成の意見とさせていただきます。以上です。
(拍手)
長谷川会長
どうも大変ありがとうございました。そのほか何かご発言ございますでしょうか。
はい、どうぞ。
山田修一委員
新潟市の日本共産党議員の山田修一でございます。政令指定都市の実現を目指す決議案について反対をいたします。反対の理由を申し上げます。
最初に申し上げたい点は、本協議会の任務は、規約第2条にも定められておりますように、関係市町村の合併に関する協議であります。協議すべき事項の中には、先ほど来、お話がありましたように、合併の方式をどうするのか、編入合併とするのか、新設合併にするのか。そのいずれかによっては、議員の任期及び定数がどうなるのか、失職となるのか、定数特例を活用するのか、また地方税の取扱いはどうなるのか、さらに合併によって定めなければならない市町村の建設計画がどうなるのか、各市町村の要望が確保できるのか、などなど協議をし、合意をしていかなければならない事項は山積をしているのであります。
協議の結果いかんによっては、合併を取りやめるという自治体も出る可能性も否定できません。現に県内では最初協議に参加しておったが、途中で降りるという自治体もあります。私は、この協議会で合併によるメリット、デメリットを大いに検討、論議することが重要であると考えます。にもかかわらず、決議案は政令都市を実現しなければならない、そのためには、その前提となる合併をしなければならないという論法であります。政令都市の実現イコール市町村合併の成功という出口を決めておいて合併を論ずることは、全くの誤りだと考えます。
第2の理由は、政令指定都市が本当に各市町村の住民にとって決議案が述べているように、住民自治の充実や行政サービス、産業や福祉の向上に結びつくのか。このことが何ら論議、検討されることなく、決議だけが先行されることについては同意できません。
第3に具体的な事項について申し上げます。
その1は区制についてであります。政令都市に指定をされますと区制が引かれることになりますが、普通、政令都市の場合は平均して12万から15万人に一つの区制が設けられています。最近政令都市に指定をされた千葉市では、人口87万人で、区制の数は6つであります。新潟の場合、合併後の人口は約76万9,000人ですから、人口比でみますと、区制の数は5区ないし6区となるでしょう。新津市や豊栄市がそれぞれ一つの区制になる保証はどこにもありませんし、町や村に至っては今までと違って、町や村のどこかの区役所に足を運ばなければならなくなります。住民にとって身近にあった役場や市役所がなくなり、その代わり遠くなって権限はほとんどない区役所に足を運ばなければならないということについて、住民の皆さんが理解をしていただくための時間も必要ではないでしょうか。
その2は、議会が遠くなり、議員ゼロの町村もできかねないということであります。政令市になれば選挙も区ごとに実施をされます。議席は最大で56名ですから、約1万4,000人に1人の割合になります。人口だけからみますと、1人の議員も出せなくなる市町村も生れる可能性があります。これでは決議案がいうそれぞれの地域、旧市町村で育んできた数々の優れた伝統や、個性ある地域文化を尊重した地域コミュニティを進展させることがどうしてできるのでしょうか。このことの検討、論議もなしに、決議ありきに大きな疑問を感じます。
その第3は、政令指定都市になれば、県並みの権限と財源が委譲され、日本海側の中枢拠点都市づくりが大きく前進をすると盛んに強調されている点であります。果たしてそうでありましょうか。新潟市は既に中核市になっているため、新たに委譲される主な権限はわずか11項目です。逆に大型公共事業の多くは独自財源で行わなければならず、さらに合併による新たな建設計画の建設で、膨大で、財源が必要となります。合併した仙台市や大阪市なども、逆に財政負担や借金が増えてしまったといわれています。財政上の問題をもっと詳しく分析をしていくことが必要ではないでしょうか。
その4は、新潟都市圏ビジョンが政令指定都市になった場合、実現すべき方向として描いているのは、高速道路や環状型道路、空港3,000メートルなどの大型公共事業ばかりです。合併で財政力が低下したもとで、このようなゼネコン型公共事業への集中投資を行うことになるなら、財政破綻はますます深刻になり、市民の暮らしや福祉が一層犠牲にされる恐れがあるのではないでしょうか。
そのほか、田園型政令都市とはどんな都市を指しているのか、などなど、明らかにしなければならない点がたくさんあります。少し長くなりましたが、以上を申し上げまして、本決議案については本日決議することについて反対をするものであります。
以上であります。
長谷川会長
ありがとうございました。そのほか、何かご意見ございますでしょうか。はい、どうぞ。
橋田憲司委員
新潟の橋田です。1回目の会議でも申し上げましたが、我が新潟市議会は去る5月24日の臨時議会において、政令都市実現を目指す決議を圧倒的多数で可決しております。したがって、今回の提案されました、「記」以下の4項目、素晴らしい文章だなあと、我々が決議した内容より相当踏み込んでおるし、今ほど山田委員は党としての、5月24日も反対討論、堂々と言っておりまして、今のような発言を新潟の本会議場でもしておられました。だからそういういろんな不安があるわけなんで、ここに書かれていることを時間かけて、そして議論して、住民に示すのが、私は選ばれたこの我々の責務だと思いますし、また、言っている内容、一つ一つ私は反論するつもりはございませんが、時間をかけることによって指摘のご不安の点についてはこれから是正されてくる、と思うんです。したがって、私は今回会長の手でこの決議案を出来得るならば全会一致でもって、そして高い理想としてここにいる皆さん方がこの精神に基づいて、時間かかっても努力するんだということを、今日はぜひ確認していただきたいなとこう思います。
(拍手)
長谷川会長
ありがとうございました。そのほかにご発言、白根市さん、一瞬早かったですか、白根市さんが。
河内新平委員
白根の河内でございます。ただいま、当局がご提案なさっておる決議については、全面的に賛成を申し上げます。そういう立場で若干要望を申し上げたいんでありますが、何かそこにいらっしゃる方々は、1号委員と2号委員のいわゆる当合併協のいわゆる執行といいますか、最高責任の立場でいらっしゃる方々です。とかく事務局案というような形でお逃げになっていらっしゃいますが、いわゆる1号委員、2号委員がそれぞれお集まりになって、十分精査、協議をなさって、そして事務局を交えてのこの原案だと思うわけです。
したがって、それに対して承認できないとか、私は認めないとかというような発言も、確か先ほど1号委員のほうから発言がございましたが、もう少し言葉を選んでいただきたいと私はお願いを申し上げたい。
そして、しかもここにいらっしゃる方々は、それぞれの議会、地域を代表をして合併をやろうじゃないかということで議会で概ねどころか全部だと思うんですが、決議をしてここに出てきておるわけでありますから、その点十分ご理解をいただいて、私ども議員がちょっと首を傾げたりすることのないように、まず前進、その中で政令都市の問題も出てこようかと思いますし、具体的な問題はこれからでございます。
したがって、冒頭ここに出ていらっしゃる合併を推進しようという立場で出ていらっしゃる方から、そのような反対論が出ること自体私もちょっと首を傾げるのでありますが、3号委員等々であれば当然これも止むを得ないと思うんですが、1号委員、2号委員からしかと心を定めて、そして事務局と十分精査をされてお出しになっていらっしゃると思うんでありますから、執行部という立場で私は申し上げたいんでありますが、その点十分私どもが迷うことのないようなご指導とご発言をいただきたい。この決議案については全面的に私は賛成を申し上げます。
長谷川会長
はい、ありがとうございました。どうぞ。
笠原順子委員
新津市の笠原でございます。本日初めてテーブルに着かしていただきまして、1回目の様子は経過報告ということでお聞きしておりまして、先日、この2回目の会議のご案内をいただきました中に、5点目に今討議、議論されております、この政令指定都市を目指す決議(案)というのが盛り込まれておりまして、正直なところ、任意協議会という1回目のお話の時にもこれが口頭で出されたということで、今回活字となって2回目に出ていたわけですけれど、私個人といたしましてというか、共産党の議員なんですけれども、議会の中におきましても、まだそういう点ではここに大方いらっしゃる皆さんとの意見とは若干違う考えを持っておりまして、この場に出席をさせてもらっておりますが、非常に新津市といたしましては、2回目に出て初めて、この会議で議決ということはやはり驚いたわけなんですね。
こういうもの、これから任意協議会の中でさまざまな議論を経た中でこういう形になるかもしれませんが、先ほどいろいろご意見を伺っておりましたら、これから本当に大事なところの中の議論を進めていかなければならない中に、これがいきなり決議されるということは足かせになっていくのじゃないかなという考えもありまして、先ほど新潟市の方の山田委員の方から縷縷ありましたけれど、私もそういう考えの中でこの合併についての考え方、それとまた、新津市の中では議会で調査研究会というのも立ち上げております。
そういう中で先日話し合われた内容につきましても、この5番目の議題というのは、やはり理解がまだできないということで、その報告などもこれから計画されておりますが、これをもっと先にそれを決議があったとしても、今回の決議に対しまして、私個人としてはやはりまだ早いということで、反対の意見を述べさせていただきます。
長谷川会長
はい、どうぞ。
金子由征委員
任意協議会ということでいろいろなご意見が出ておるわけでありますが。
一番小さな村の月潟村長の金子でございます。
大きな合併という目標に向って、任意協でいろいろ議論されることは当然であろうかと思いますが、この大きな目標に向って大新潟市は広い心をもっていただき、そして委員の皆さんも小異を捨てて大道に就くという根本的な気持ちをもって、皆さんで努力をしてまいりたい、そのように考えておるわけでありますので、この決議案についても賛成をいたします。
(拍手)
長谷川会長
はい、ありがとうございました。皆さんからいろいろなご意見の開陳をしていただきました。大変ありがとうございました。前回に引き続いて、この政令都市を目指す決議(案)について、皆さんからご意見をいただき、修正を加えながら協議を運んできたところでございます。今日もいろいろなご意見出てまいりましたけれども、それでは私、このご意見を踏まえながらも、この政令都市の実現を目指す決議ということについて皆さんの賛否を問いたいと思います。原案に決定することにご異議ございませんか。
(異議なし)
(拍手)
長谷川会長
どうもありがとうございました。それでは皆さんのご意見を踏まえながら、この決議を原案のとおり決定することに決定いたしました。大変ありがとうございました。
(拍手)
長谷川会長
では、その他についてでありますが、次回のスケジュールについて事務局からお知らせいたします。
事務局:若林事務局次長
はい、次回、第3回目でございますけれども、12月下旬の開会を予定しておりますが、具体的な日程を、今後議会日程などを勘案しまして、決定し次第お知らせをさせていただきたいと思っております。よろしくお願いいたします。
長谷川会長
それでは長時間にわたりましてご審議をいただきまして、まことにありがとうございました。これをもちまして、本日の日程はすべて終了したところでございます。任意協議会ということもございまして、皆様方、大変ご活発なご意見を交わしていただきながら、いろいろな考え方がある中で、この政令都市を目指していこうという皆さんのご意見が一致できたこと、大変ありがたく思っている次第でございます。
私事でございますが、本協議会の会長といたしましては、本席が私最後の会議となったわけでございます。2回開催いたしました協議会では、皆様方から大変お世話になりました。まことにありがとうございました。
本日の会議で本協議会に正式に新津市さん、小須戸町さんが加わりまして、12市町村の協議という枠が固まったところでございます。本日の政令指定都市の実現を目指す決議も、皆さんの積極的なご議論の中で、12市町村まとまって決議がまとまった、大変私ありがたく思っている次第でございます。政令都市の実現ということになりますと、今日もいろいろのご意見がございましたように、まだいろいろなことが解決していかなければならない課題が多いわけでございますが、この協議会が有意義な成果を生みますように、皆様方から積極的なご発言によりまして、積極的なご貢献によりまして、有意義な成果を生むことを心からご期待を申しまして、皆様方のご健勝、またご発展を祈念申し上げましてご挨拶とさせていただきます。大変ありがとうございました。
(拍手)
司会:長谷川事務局長
長時間にわたり熱心なご議論大変ありがとうございました。これをもちまして閉会とさせていただきます。大変どうもご苦労様でございました。
(拍手)
PDF形式のファイルを開くには、Adobe Acrobat Reader が必要です。
お持ちでない方は、Adobe社から無償でダウンロードできます。
このページの作成担当
〒951-8550 新潟市中央区学校町通1番町602番地1(市役所本館4階)
電話:025-226-2057 FAX:025-224-3850