内沼の神楽・獅子舞 内沼神社(内沼甲1142)

最終更新日:2019年8月12日

内沼(うちぬま)の神楽と内沼の獅子舞 

内沼の神楽は正式には、内沼拝領地神楽といい、内沼集落の2組(拝領地組)の神楽連中が引き継いでいます。一方、獅子舞は3組(近江屋組)の獅子連中が引き継いでいます。(つづきはマップの下にあります。)

内沼の神楽は正式には、内沼拝領地神楽といい、内沼集落の2組(拝領地組)の神楽連中が引き継いでいます。一方、獅子舞は3組(近江屋組)の獅子連中が引き継いでいます。
 内沼拝領地神楽は、神楽の頭は一説に享保年間(1716~1735)からあったので、その頃から行われていたのではないかと言われています。神楽の頭をはじめ、多くの小道具類や装束が大切に保管されているそうです。神楽連中もしっかりとしており、18歳くらいからメンバーに入り練習を重ねており、練習や祭りを地区の子どもたちも目にして後継者も自然に育っているそうです。
 内沼の獅子舞は、拝領地神楽連中と取り交わした文書に文久元酉年八月とあるので、文久年間(1861~1863)以前より行われていたと推測されます。また、一説には享保(1716~)、寛保(1741~)、宝暦(1751~)年間に始まったとも言われています。大変個性的で福島潟周辺地区では唯一か所の獅子舞で、比較的よく伝承されていると言われています。獅子保存会があり、多くの道具類、装束、頭の保管もしっかり行い、舞や曲舞の数も多く、技術も相当に困難なため、獅子連中一同互いに力強く協力しあって継承に努めているそうです。

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